カビ掃除のポイントは2つ。
・見えているカビを除去する
・見えていない菌を防ぐ
ということです。
結露の季節になってくると、もれなく窓枠のパッキンやその周辺に発生する『カビ』
厄介なカビ掃除も、手順やカビの性質を知れば、簡単に掃除することができます。
それでは、窓枠のカビ掃除についての手順や注意事項をしっかり読んで、窓枠のカビ掃除をしてくださいね。
窓枠にカビが発生しているということは、カーテンにもカビが発生してしまっていることがあります!
カーテンの裏もめくって、カビが発生していないかを合わせてチェックしてみてください。
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窓枠のカビ掃除をする前に注意すること
窓枠のカビが…。
今すぐに掃除に取りかかりたいでしょうが、その前に窓枠のカビを掃除するにあたっての注意事項を先に把握しておくことをオススメします。
窓枠につくカビはとても危険です。
カビの胞子は強い勢力を持ち人の健康状態に影響を及ぼしてしまいます。
アレルギーの原因や気管支や皮膚などにも影響があり症状は様々です。
そんなカビの胞子は飛びやすく、また空気中での浮遊時間も長いことが特徴的です。
そのため少しでも人体に影響を及ぼさないよう、以下のことに注意してください。
- カビの掃除は窓を開けて十分に換気ができる天気が良い日中のうちにしましょう。
- カビに使う洗剤はとても強力ですので、手荒れ防止や直接カビが皮膚につかないようゴム手袋を着用しましょう。
- カビの胞子や洗剤が飛び散って目に入らないよう、ネガネをして目を守りまりましょう。
- カビの胞子や洗剤の臭いを直接吸い込まないようマスクをしましょう。
このように少しでも体内に取り込めないよう、そして嫌なカビ掃除をスムーズに行うためにもあらかじめしっかり対策をして掃除にとりかかりましゅう。
窓枠のカビ掃除。ナチュラル洗剤で掃除する方法
窓枠のカビの掃除ですが、マンション住まいですとなかなか水でじゃぶじゃぶ洗うこともできないでしょうし、窓枠をいちいち外してお風呂場で掃除するのも一苦労です。
だからといって強い洗剤も環境や健康を考えたら使用したくないし、バケツに水を入れて何度も利用するのも抵抗がある。
カビの嫌な掃除だから、この掃除の手間を少しでも楽にしたい人や、なるべく強い成分が含まれる洗剤を使用したくない方にオススメの掃除方法を紹介します。
使用する洗剤はエコでナチュラルな洗剤で、主婦たちの間で話題の重曹とクエン酸です。
これらの洗剤は人体に影響が少ない成分で作られており、「人体に影響が少ない=環境にもやさしい」といいうことですすぎの回数も少なく済みます。
市販のカビ専用の強力洗剤のような強烈な臭いもしないのに、同じような効果がありますので、小さいお子さんがいる家庭には特にオススメします。
- 重曹
重曹大さじ2、水大さじ1で重曹のペーストを作る。
- クエン酸
- クエン酸小さじ1、水200mlをスプレーボトルに入れ混ぜ合わせる。
- これらをあらかじめ準備し、カビ部分に重曹のペーストを塗り込みます。
- その上からクエン酸水をスプレーでかけ上からラップで蓋をします。
- 10分程度、カビの状況によっては長めに時間を置き、使い捨てできるタオルで拭き取ります。
重曹のペースト状だけでもカビは除去できますが、クエン酸水を加えることでより綺麗に仕上げることができます。
時間は多少かかりますが水洗いや窓枠を外す手間なく窓枠掃除を終えることができますので試してみてくださいね。
カビの掃除の最終手段。塩素系漂白剤で窓枠を掃除する方法
前述ではエコなナチュラル洗剤での掃除方法を紹介しましたが、それでも落ちきれない強力なカビもあります。
そんな時の最終手段として、市販の塩素系漂白剤を使用をすることをオススメします。
- キッチンペーパーを濡らし堅く絞り窓枠のカビ部分に貼ります。
- そこにスプレータイプの塩素系漂白剤のかけ、20分程度時間を置きます。
- 堅く絞った雑巾で拭き取ります。
完全に潜在を落とすために何回かの拭き取りが必要です。
- 仕上げは必ず乾燥させる。
水分が残った状態にしておくとカビの原因です。
必ず水分を拭き取り乾燥させることはどの部分の掃除にも大切なことですので、覚えておいてくださいね。
あまり市販の強力洗剤を使用したくない方でも、最終兵器として使用することをオススメします。
強力という名の通りやはり効き目は抜群です。
塩素系洗剤の表示に大きく「混ぜるな、危険」と書いてありますが、他の洗剤と混ぜ合わせて使用することは避けてください。
有害な物質を発生させてしまう恐れがあるからです。
ナチュラル洗剤でも落ちない頑固なカビ汚れは諦めて1度強力洗剤で掃除をし、これを機に窓枠のカビに気をつけ定期的にナチュラル洗剤で掃除しておくとここまでのカビ汚れにはならないでしょう。
カビ掃除をしたあと、窓枠にアルコールスプレーでカビ予防を
いずれかの方法でカビを綺麗に掃除したら、乾燥後にある対策をすることでカビ予防になります。
それはアルコールを吹きかけることです。
アルコールは消毒作用がありますので、カビの心配を減らすことができます。
アルコールスプレーの購入も良いですが、エタノールを1つ常備しておくとコスパも良くたくさんアルコールを作ることができます。
エタノールでアルコールを作る場合は水とエタノールを4:6の割合にします。
アルコールは水分が残っている部分には力を発揮できません。
必ず掃除後に乾燥させてからアルコールを吹きかけ、拭き取り更に乾燥させてくださいね。
アルコールは予防になりますが、だからといって必ずあカビが生えないわけでばありません。
菌の根が深くに入ってしまっていればカビはどんどん生えてきてしまいますので、どんな策でもカビを繰り返してしまう場合はリフォーム業者に相談して窓枠を取り替えるなどの対応が必要そうですね。
また窓枠が木製やニスが塗ってある場合は傷つけてしまう恐れがあるので、注意してアルコールを使用してください。
窓枠にカビが発生を見つけたら、カーテンもチェックして
窓枠にカビが発生してしまったら…。
窓枠だけの心配ばかりはしていられません。
カビが生えてしまった窓枠のカーテンをめくってみてください。
もしかしたらカーテンにも、汚れがついてしまっている場合があります。
カーテンは大きく洗濯機に入れても、汚れがとりきれないことが多いです。
酸素系漂白剤を使用しすると良いですよ。
カーテンの洗濯の仕方
- カーテンは綺麗に畳んで洗濯ネットへ
- 塩素系漂白剤を入れ30℃の以下のお湯、生地に優しモードで洗濯機を回す
- 生地が傷まないよう脱水は短めで止める
- カビ部分が落ちていなかったら洗濯を繰り返す
- 脱水後、そのままカーテンレールにつるし乾燥させる
カーテンを洗濯する時は天気の良い日中のうちにすると乾燥が早いのでオススメですよ。
窓枠のカビは頑固で強力のものですと塩素系の漂白剤を使用しなければいけないですし、カーテンにまで被害を及ぼしてしまいますので、できれば同じようなことは繰り返したくないですよね。
カビ予防をしっかりとり、定期的に窓の様子を見て掃除していきましょう。
梅雨の時季や冬場の外と家の中の気温差が激しい時は窓に結露がでやすく、カビも繁殖しやすくなりますので特に注意しましょう。