掃除をしてホコリ取りをしても、いつの間にかまたホコリが溜まっていることもありますよね。小さなお子さんがいるご家庭では、床や家具に溜まったホコリが気になることでしょう。子供や家族の健康のためにも、家の中のホコリはすっきり綺麗にしたいものです。
ホコリの掃除をする時は、正しい手順があることをご存知でしょうか。正しい手順で掃除をすれば、ホコリを綺麗に掃除することができますよ。
ホコリの溜まった部屋は、見た目も健康にも良くありません。掃除の方法を確認してホコリ取りをし、いつも綺麗な家を保てるようにしましょう。
ホコリが溜まりにくい部屋にする方法も併せてご紹介しますので、快適な生活のためにも是非参考にしてみてくださいね。
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ホコリはなぜ出てくるの?ホコリ取り掃除は大切
まず、最初の疑問として「ホコリはなぜ出てくるのでしょうか?」その原因の大部分は、布団やクッションなどの布製品からでる細かい糸くずです。
他にも外から入る砂ぼこりや、本や新聞など紙の細かなくずも家の中にたまるホコリの原因になります。
ホコリはたまったものを放って置くと、見た目に汚くなるだけではなく、ダニやカビの住処にもなってしまいますので、出来るだけ取り去るようにしましょう。
そういった意味でもホコリ取り掃除は大切なのです。
ホコリを取る時に活躍する道具としては、こういったものがあります。
- はたき
- ハンディモップ
- フローリングワイパー
- 乾拭き用雑巾
- 水拭き用雑巾
- 掃除機
はたきや雑巾などは、機能的な商品もたくさん売られていますが、使い古した服やストッキングなどでも代用することが出来ますので、ご自身にあったものを選びましょう。
ホコリ取りの掃除をする時にベストなタイミング
掃除をする時は、掃除をする人にとって都合の良い時間に行いますよね。
もちろんそれでも良いですが、実はホコリ取りの掃除をする時にベストなタイミングがあるのです。
それは、「朝一番か外出から帰ってきた後」です。
ホコリは人が部屋の中をウロウロ歩き回ると、舞い上がってしまいます。
ホコリが舞い上がっている時に掃除をしても、掃除が終わった数時間後、床に再びうっすらホコリが積もっているなんてことも起きてしまいます。
ですので、ホコリが落ちきっている朝一番か、外へ出かけて帰ってきたタイミングに掃除を行うと、効率よくホコリを取ることが出来ます。
また、掃除をする時に窓を開けてから掃除をする人もいますが、実はこれもタイミングとしては微妙です。
というのも、掃除をする前に窓を開けてしまうと、まだ掃除をしていない箇所のホコリが舞い上がってしまいます。
しかし、一方ではホコリアレルギーの人は窓を締め切った状態で掃除をするのは苦しいという意見もあります。
ですので、自分の体調や環境に合わせたやり方にしましょう。
ホコリ取りの掃除方法
ホコリ取りの掃除方法についてもご紹介します。
ホコリを取るなら掃除機が大活躍しますが、本当に綺麗に掃除をしたいのであれば、一番最初に使うのは実はまだ早いのです。
掃除機は強力な吸引力でホコリを吸い取ってくれますが、後ろにある排気する箇所から勢いよく風が起きますので、余計にホコリを立ててしまうこともあります。
ですので、一番良い順番としては、はたきやハンディモップで上のもののホコリを落とし、次にフローリングワイパーで落ちたホコリと床のホコリを取ります。
そして掃除機でフローリングワイパーで取り切れなかったホコリや、カーペットなどのホコリを取ります。
最後の仕上げに雑巾で水拭きまで行えば、家のホコリ取りは完璧と言えるでしょう。
水拭きまではなかなか難しいかも知れませんが、大掃除の時は思い切ってやってみてください。
ちなみに、床の材質によっては、水拭きに向いていない素材もありますので、確認してから拭くようにしましょう。
ホコリ取り掃除は換気をすることが大切
ホコリ取り掃除をする時は、モップや掃除機で掃除するだけではなく、換気をすることが大切です。
というのも、どんなに掃除を頑張っても、100%ホコリを取ることはほぼ不可能と言って良いでしょう。
ですので、窓を開けて残りの数%を吹き飛ばしてもらいましょう。
また、水拭きもした場合は、床などに水分が残っていますので、換気をして、余計な湿気を出さないためにも、換気が必要です。
特に畳やカーペットなどの湿気が溜まりやすいものが家にある場合は、空気の入れ替えをしておかないと、そこからカビが発生してしまう場合もありますので、定期的に家の中に風を入れてあげるようにしましょう。
「掃除の時に窓はいつ開けるか」という疑問がありますが、掃除の前に開けても、後に開けてもそれぞれに利点もあれば欠点もあります。
どちらの意見にも筋が通っていますので、掃除に慣れていない人は困ってしまいますよね。
しかし、どちらにも共通しているのは、「窓は開けた方が良い」という事です。
家の中は定期的に換気するようにしましょう。
ホコリを溜めないように生活をすれば掃除が楽に
家の掃除はホコリが溜まってからやっていませんか?
ホコリを溜めないように生活をすれば掃除が楽になりますよ。
その方法としては、こんな事をおすすめします。
掃除道具をすぐ出せる場所に置く
掃除がおっくうになる理由のひとつに「掃除機などを出すのが面倒」といったものがあります。
そうならないようにするためには、掃除道具をすぐに出せるようにする工夫が必要です。
とはいえ、掃除機やモップを出しっぱなしにしていると、ちょっとみっともないと思う人もいるでしょう。
そういった時は、家具の陰に置くようにしたり、置いていてもオシャレに見える掃除道具を選ぶようにしましょう。
柔軟剤を使ってホコリがつかないようにすると掃除が楽になる
家具などにホコリが付くのを防ぐのに、なんと柔軟剤が役に立つのです。
その理由は、仕上げ柔軟剤に含まれる静電気を防止する成分です。
その成分を家具などに塗りつけて置くと、静電気を発生させずホコリもつかないと言うわけです。
仕上げ柔軟剤5mlに対し、水道水を200ml混ぜればOKです。
それを雑巾などに含ませて使っても良いですし、スプレーボトルに入れて、家具などに吹きかけてから拭き取るようにして使っても良いです。
また、柔軟剤はシートタイプのものもありますので、そちらを拭き掃除兼静電気発生防止に使ってみてはいかがでしょうか。
ただし、柔軟剤は床に使うと、含まれている成分により、床が滑ってしまう恐れがあります。
ですので、柔軟剤は床拭きに使うのを避けたり、充分に薄められたものを使うようにしましょう。