壁の掃除の手順とおすすめの道具選び。壁紙の掃除の基本

壁の掃除の手順とおすすめの道具選び。壁紙の掃除の基本

お部屋の掃除をしても、壁の掃除というのはあまりしたことがないという方も多いのはないでしょうか。
きれいに見えている壁も、掃除をしてみると思った以上にホコリが付いているということが多いようです。
そこで、壁紙の掃除の仕方や、おすすめの道具、汚れ別の掃除方法などをご紹介します。小さなお子様がいる家庭では、壁の落書きにお困りの方もいるかもしれません。落としたい汚れはなるべく早めに対処するのがおすすめです。

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壁に付く汚れの種類と簡単な掃除方法。軽い汚れの道具はペーパーモップ

壁の汚れの種類

上のほうの壁汚れ

乾いたほこりが壁に絡みついた汚れや、ダイニング近くの上のほうの汚れは料理の時や食卓での鍋、ホットプレートを使ったときに湿気や油分が飛びほこりとが合わさった湿気を帯びたほこりなどがあります。

中間の高さの壁汚れ

体や手が触れて付いた汚れや、物を運んだ時にすれてしまった汚れが多くこすれてしっかりとついてしまった種類の汚れが多いです。特に家の中の角がある場所や、ドアホン、お風呂のコントロールパネル付近の汚れが目につきます。

下の方の壁汚れ

食べ物や飲み物をこぼして跳ね返った汚れやそれにほこりがついてしまい、頑固になってしまった汚れ、生活の動線で吹き溜まってしまったほこりがあります。

湿気や油分を含んでいない場合の汚れは乾いた布や紙タイプの使い捨てモップなどで除去する事が出来ます。

壁の水拭きもしたい時に必要な掃除道具

壁の水拭きに便利なアイテムを紹介します。

  • 柔らかい布
    ぬらして使う時は使い古したフリース素材の布
    空拭きの時はさらしなどが良いでしょう。
  • バケツ
  • 掃除機
  • 布はたき
    乾いたほこりを払うために使います。伸縮性がある物だと高い場所や狭く深い場所の掃除ができるため便利です。
  • 台所用洗剤

掃除をする時は始める前に表面の乾いた汚れを布はたきで落とし、再度壁の汚れを掃除機で吸ってから始めると、拭いた時に壁の素材に絡まってしまわず綺麗にする事が出来ます。

水拭きの時は一定方向拭いたあと、逆の方向から拭くと拭いた時にムラができづらいです。目に付いた汚れた部分だけ拭くのではなく広範囲拭くようにしましょう。

壁紙のつなぎ目の部分に水分が多く付いてしまうとめくれてくることもあるため、水分をしっかり絞って線に沿って軽く叩くように拭きましょう。

手垢やヤニ汚れが目立つ壁の掃除におすすめの道具

手垢で薄く黒くなった汚れやヤニで黄色くこびりついている汚れの掃除にはアルカリ性の洗剤で拭くと綺麗になります。

洗剤の成分や性質の部分を確認してみると家にある物の中に比較的アルカリ性の洗剤があるものです。掃除の洗剤だけではなく、洗濯洗剤や食器洗い洗剤の中にもあるので確認してみましょう。

バケツの中にアルカリ性洗剤とぬるま湯を入れかき混ぜます。その中に布を浸し軽く絞ってから壁を拭きます。最初はあまり強くこすらずに軽く当てて汚れを浮かしましょう。その後しっかり絞ってから拭くと綺麗に拭く事が出来ます。気が付いた箇所だけではなく置いてある物の裏や、ドアを閉めたときの壁も確認して全体同じ方向で拭いてからさらに逆方向から拭きましょう。拭き終ったら換気をして拭いた壁を乾燥させて新鮮な空気をいれ換気しましょう。乾燥している季節でも少しの時間窓を開けて換気する事をおすすめします。

汚れに合わせた壁の掃除方法

壁のカビ汚れの場合は塩素系漂白剤

塩素系漂白剤を使用する前はマスク、ゴム手袋を装着し手から使用すると安心です。また換気をして行いましょう。入れ物に記載されている注意事項をしっかり読みましょう。

●用意する物

  • 使い古した歯ブラシの毛を短くカットしたもの
    (ハサミで簡単にカットできます。)
  • 濡らした布
  • 乾いた布
  • 塩素系漂白剤
  • ペットボトルのキャップ
  1. スプレータイプの塩素系漂白剤はそのまま歯ブラシにかけて使う事が出来ますが、スプレータイプではない場合はペットボトルのキャップに少量の塩素系漂白剤を入れます。
  2. 歯ブラシに塩素系漂白剤を軽くつけます。つけた液が垂れないよう布を持ちながらつけると便利です。
  3. そのまま気になる壁のカビに塗布します。軽くこすったり、押し当てたりしましょう。
  4. その後は濡れや布でしっかりと塩素系漂白剤を拭き取り、乾いた布で仕上げましょう。

油分を含んだインク等の壁汚れ

油分を含んだ汚れの場合は中性洗剤を用意し水を含ませたメラミンスポンジに少量たらします。汚れた部分を叩きながら掃除すると汚れが浮いてきます。汚れが浮いてきたらそのままにせず早めに濡れた布で拭いて、乾いた布で仕上げましょう。

壁紙を掃除する時の注意点

壁の素材によっては同じような拭き掃除の要領では壁を傷めてしまう場合があるため注意が必要です。

水を含んでしまうような、コンクリートや砂壁、漆喰のような壁紙ではない壁の掃除の場合は布で拭いてしまうと布の成分が絡まってしまったり、拭く事によって汚れがしみになってしまったり、素材がはがれてしまったりの心配があるため調べてから掃除を行いましょう。

またよくみる壁紙の際も、無理な掃除をしてしまうとゆがんでしまったり浮いてしまったりするため汚れをしっかり取ろうと思わずに、優しく掃除をすすめましょう。

家の中全体の壁の掃除となると考えただけで気構えてしまう事があります。1日で済ませようと思わずに定期的に掃除をすると気持ちよく過ごすことができるでしょう。

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