トイレの壁には、目には見えない色々な汚れが付着しています。トイレの壁掃除をするときは、セスキ炭酸ソーダを使うと綺麗にすることができます。
セスキ炭酸ソーダは洗剤とは違うため、エコで環境や人にも優しいです。小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使うことができるためおすすめですよ。
では、トイレの壁掃除にはどのようにセスキ炭酸ソーダを使用すれば良いのでしょうか。セスキ炭酸ソーダが得意な汚れと掃除の方法を知って、トイレを綺麗な状態に保ちましょう。
ここでは、セスキ炭酸ソーダでトイレの壁を掃除する方法についてご紹介します。
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小さいお子さんがいる家庭ではエコ掃除がとても人気です。
エコ掃除とはどんなこと?簡単にご紹介します
洗剤ではなく体に害の少ないものを活用し洗剤の代わりに使用すること。
人間は快適に暮らしていくためには掃除が必要不可欠です。
頑固な汚れやカビなどを落とすためには、洗剤を使用することで汚れを落としやすくするのです。
しかし洗剤類は元々人間の体にあまり良くない成分が使用されています。
肌が弱い人やアレルギー体質の人が洗剤を使うと、肌が荒れてしまったりするのはまさにこのことです。
肌が強い人でもゴム手袋やマスクなど対策無しで、洗剤を使い続けると影響がでます。
洗剤は様々な種類があり掃除用洗剤、食器用洗剤、洗髪料や洗顔料など用途によって成分が異なります。
特に掃除用洗剤は他の洗剤よりも、成分が強く作られていることが多いです。
そのため少しでも体に優しいエコな掃除として用いられるのがセスキ炭酸ソーダ、重曹、クエン酸です。
トイレの壁の掃除にセスキ炭酸ソーダを用いる効果とは
セスキ炭酸ソーダは水と混ざることでアルカリ性となり、油汚れや皮脂の汚れといった酸性の汚れに効果があります。
なのでトイレの中でも肌に触れる部分に効果的です。
小さい子供がいる家庭では特に、子供がトイレをする時に壁に手をついたりしますよね。
セスキ炭酸ソーダはトイレの壁といっても尿が飛び散る部分ではなく、よく手をつく場所の汚れをああ落としやすくしてくれます。
その他、トイレットペーパーホルダー、ドアノブ、棚、便座や蓋、床といった肌により触れる部分に効果があります。
セスキ炭酸ソーダで作るセスキ水の作り方
セスキ炭酸ソーダを用いて掃除するために、まずセスキ水を作りましょう。
500mlの水にセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯をスプレーボトルに入れて混ぜ合わせます。
セスキ炭酸ソーダは粉末状で200gで売られていますのでとてもコスパが良く主婦の見方です。
基本はこの分量で汚れの状態によってはセスキ炭酸ソーダを少し増やしながら調節していきましょう。
体に害の少ない言われるセスキ炭酸水ですが必ず換気をしながら、そして肌が弱い人はゴム天袋を着用しましょう。
セスキ炭酸ソーダの保存は高温や直射日光を避ける場所で2~3ヶ月保存可能です。
パッケージの蓋が空いた状態での保存は湿気が入り、粉末が固まってしまうことあありますので必ず密閉して保存しましょう。
セスキ炭酸ソーダを使用することでよく落ちる汚れ
- キッチン周りの軽い油汚れ
- 水周りの水垢
- 人の皮脂があたる場所
- 軽い皮脂汚れ
- 酷い油汚れの下処理に
セスキ炭酸ソーダを使っても効果のない汚れ
- 服のシミ
- 子供の習い事のユニフォームや靴下などの酷い泥汚れ
- 口紅やメイク、機械油など
トイレを壁セスキ炭酸ソーダで掃除する方法
セスキ水でトイレの壁を掃除していきましょう。
セスキ炭酸ソーダは手垢やホコリ、便器の黒ずみ、床や壁の汚れ落としに効果があります。
しかし頑固な黄ばみ汚れにはあまり向いていないため、尿が多くついてしまう部分はクエン酸を用いましょう。
まずトイレ全体を見て便器などに頑固汚れがないか確かめます。
もし頑固な汚れを発見したら、あらかじめクエン酸水を吹きかけて置きます。
そして上から順に効率よくトイレ掃除を行っていきます。
ホコリ汚れを得意とするセスキ水で電球や壁、棚のホコリを落とし綺麗に拭いていきます。
そして次は便器です。
便器は大きくはありませんが、部分的掃除する場所が多いです。
- ウォシュレットのノズル
- 便器の蓋や便座の裏表、縁、便器内、便器の外側
- 便器と床の境目
- タンク
- 小窓
セスキ水でトイレの壁を掃除する手順方法
小まめな部分まで綺麗に拭いていきます。
目に見えない尿しぶきは、どこに飛んでいるかわかりません。
隅々まで綺麗に掃除することで、トイレ特有の臭いがすることもありませんので念入りに掃除していきます。
そして床です。
便器の後ろの奥や隅々まで、そして必ずスリッパの後ろも拭き取りましょう。
床を最後に掃除すると効率が良いでしょう。
また壁の尿しぶきがよく飛び散る部分がありますね。
そこはクエン酸水を用いて再度綺麗に吹き上げると、とても効果がありますよ。
トイレの黄ばみはアルカリ性の汚れになりますので、酸性のクエン酸がとても効きます。
トイレ掃除の壁や人の手の触れる場所などには、セスキ炭酸ソーダは汚れを落とすのが効果的
セスキ炭酸ソーダを用いてトイレを掃除することですが、トイレ全般に効果があるというよりは皮脂汚れを得意としますので肌の触れる部分に限ってはとても効果があります。
また、普段掃除を定期的に行っていて軽い掃除にセスキ水を使うことには適していますが、長い期間掃除を怠ってしまっていたという頑固な汚れはあまり得意としません。
トイレの尿の黄ばみや壁に飛び散らしはアルカリ性になりますが、セスキ炭酸ソーダも水と混ぜ合わさることでアルカリ性になりますので効果はないのです。
なのでトイレ掃除をする時はエスキ水と、酸性であるクエン酸を使い分けて使用するととても効果があります。
トイレで人の肌に触れる部分と言えば、トイレの蓋や便座、トイレットペーパーのホルダー、ドアノブ、棚、床、そして壁の手をつく範囲にとても効果があります。
しかし壁の下部分の見えない尿のしぶきには効果があまりありませんのでクエン酸水を用いましょう。
掃除をする時にセスキ炭酸ソーダと一緒に使いたいのが重曹・クエン酸
エコな掃除の仲間でもある重曹とクエン酸、そしてセスキ炭酸ソーダ。
掃除用洗剤でもフローリング用、油汚れ用、水垢用、カビ用など用途に分けて売られますよね。
油汚れ用の洗剤を水垢用に使用してもあまり効果がなかったりします。
これはエコな掃除達に用いられる重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダも同じです。
どれか1つで掃除しようとしてもなかなか落ちないことがありますよね。
掃除には使い分けが必要なのです。
セスキ炭酸ソーダで補いきれない部分を重曹やクエン酸で補いつつ掃除を進めていくとより綺麗な仕上がりになります。
酸性の汚れはアルカリ性の物で中和され、アルカリ性の物は酸性で中和される。
- クエン酸…酸性
- セスキ炭酸ソーダ…アルカリ性
- 重曹…弱アルカリ性
- アルカリ性の汚れ…尿の黄ばみや汚れ、石鹸の残りカス、水垢
- 酸性の汚れ…キッチン周りや食べかすの油汚れ、手垢、皮脂、お湯の垢、生ゴミの臭い、腐った臭い
これらを覚えておくと上手く使い分けができます。
掃除用の洗剤は以外にも値段が張ります。
用途別に買っていては栓洗面でも負担になりますので、小さいお子さんがいても安心できるエコな掃除、そしてコスパも良い掃除を見方につけ家を綺麗に保っていきましょう。