布団のダニ対策の方法として一番簡単にできることはスプレーを使用することでしょう。
しかし、その効果はどうなのか、本当に全てのダニを駆除できるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、布団のダニ対策のためにスプレーを使用した場合の効果とダニが発生しない布団にするための秘訣について説明します。
残念ながら、布団にスプレーを使用するだけでは完璧なダニ対策とは言えません。正しい方法を理解して実践するようにしましょう。
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布団のダニ対策の方法として一番簡単にできることはスプレーを使用することでしょう。
しかし、その効果はどうなのか、本当に全てのダニを駆除できるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、布団のダニ対策のためにスプレーを使用した場合の効果とダニが発生しない布団にするための秘訣について説明します。
残念ながら、布団にスプレーを使用するだけでは完璧なダニ対策とは言えません。正しい方法を理解して実践するようにしましょう。
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ダニ対策のスプレーには、「ダニよけ」のものと「ダニ殺虫用」のものがあります。
「ダニよけ」タイプのものは、ダニが寄り付かないようにする効果はあるようですが、布団にすでにダニが繁殖している場合には死滅させることは難しく、効果は望めません。
「ダニ殺虫用」のものについては、注意書きも多く、使用する際にはしっかりと注意書きに目を通す必要があることと、化学成分が含まれているため、体への害が心配です。
どちらのスプレーを使用した場合にも、布団の中のダニを死滅させることは難しいと思われることと、仮にダニを退治できたとしても、布団の中に残ったダニの死骸やフンなどがアレルギー反応を引き起こすこともあるので、別の対策もしていかなければいけません。
スプレーだけでは効果が望めないことについてはすでに説明しましたが、それでもスプレーを使ってダニの対策をしたいという場合には、使用上の注意点がいくつかあるようなので、注意して扱うことをオススメします。
この注意点を見る限りでは、小さいお子さんがいる家庭やペットを飼われている家庭での使用は難しそうですね。
布団に潜んでいるダニには、生きているものと死骸やフンとなって布団内に残っているものがあり、それぞれ対策が違います。
徹底的なダニ退治を行うためには、スプレーだけではこんなんだということは何度もお伝えしてきましたので、ここでは、布団のダニ退治の効果的な方法を説明していきます。
まず最初のステップが「熱でダニを死滅させる」ことです。これにはコインランドリーを使用する方法と、自宅で布団乾燥機を使用する方法の2つがあります。
コインランドリーは乾燥機の温度が50度以上になっているので、60分程度の乾燥で布団の内部までしっかり熱が入ります。
コインランドリーを使用する時には、敷布団だけではなく、掛け布団や枕も一緒に乾燥機にかけて下さい。
ダニ対策に使用する布団乾燥機は、「均等に熱が加わるもの」「布団の大きさにあったもの」を選んで使用して下さい。
メーカーによって使用時間が異なるので、お使いの布団乾燥機に表示されている時間で必ず行うようにしてください。
次のステップは「掃除機でダニの死骸とフンを吸い取る」ことです。
布団は敷布団の場合も掛け布団の場合も、両面に掃除機を当てることが大切です。
これで布団のダニ退治は完了です。
ダニは高温多湿な場所を好むので布団の中は恰好の住処になります。
週に1度はこの方法でダニ対策をすることで、ダニを寄せ付けないようにしましょう。
布団の中のダニ退治の方法は先程お伝えしましたが、日頃からダニを寄せ付けない、繁殖しづらい布団にしていくことも大切です。
布団カバーや枕カバー等のこまめな洗濯ももちろん大切です。
特に枕カバーは皮膚が多く触れる場所になっているので、できれば毎日洗濯するか、難しければタオルを掛け、そのタオルを交換するようにしましょう。
このような事も合わせて行っていくことで初めて、完璧なダニ対策をしていることになります。なかなか日々の対策は忙しくて大変、という方も習慣になってしまえば時間がかからない作業なので、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。
日々の掃除がむずかしいという方でも簡単に取り組みやすいのが、タオルを使用した方法です。
ダニは人間の皮膚から剥がれ落ちた角質などを餌に繁殖するので、肌に触れる場所にバスタオルをかけ、それを2日に1回程度交換して洗濯するようにします。
特に肌が触れやすい枕や布団の上部等にタオルをしようすると良いでしょう。
また、高温多湿の場所を好むダニですが、湿度が55%以下になると生きることができないと言われています。朝起きたらすぐに寝室の窓を開けて換気をし、敷布団と掛け布団を分けて置くことで布団に溜まった湿気を取り除きましょう。
お使いの布団の素材はどのようなものでしょうか?
綿のものや化学繊維のものは湿気がこもりやすい素材と言われている一方で、羽毛や羊毛の布団は放湿性に優れ、ダニがつきにくいと言われています。
日々の掃除が億劫な方は、使っている布団を一度見直してみることをオススメします。