エアコンを久しぶりに使ってみたら、カビ臭いニオイに驚いてしまう人も多いといいます。
そこで必要になるのがエアコンの掃除ですが、自分ですることはできるのか、それとも業者に依頼した方が良いのか気になるところでしょう。
今回は自分でできるエアコンの掃除方法と業者に依頼した場合の代金の相場について説明します。
自分でできる掃除方法を理解して、さっそく始めてみましょう。
ただし、自分で掃除する場合は注意しなければいけないことがたくさんあります。その注意点についても詳しく説明しますので、確認してから掃除するようにしましょう。
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エアコンは自分で簡単に掃除することができます
結論から言いますとエアコン掃除は自分でも出来ます。しかし簡単かと言われるとそうではありません。
なぜならエアコン内を見てみるとわかると思いますが、いくつか取り外し可能な部分があります。
その部分は取り外して自分でも簡単に洗うことができますが、エアコン掃除はそれだけではありません。
エアコン内の奥は暗くて見えにくいと思いますので懐中電灯などでエアコン内の奥や細部まで観察してみてください。
カビの臭いが発生しているということはかなりのカビやホコリ、汚れがついているのではないでしょうか。
隅々まで綺麗にやるとなるとよっぽどの根気が必要です。
素人の主婦でもできないことはないですがとても大変な作業ですので、もしご自身でやる場合は覚悟して掃除にとりかかってくださいね。
エアコン掃除を自分でやる場合の注意点を以下で紹介します。
エアコン掃除を自分で行う場合の注意点とは
エアコンを自分で掃除する時の注意点
掃除を始める時にはコンセントをはずし、説明書を確認
家電製品の掃除を行うこ時は必ずコンセントを外してからはじめましょう。
コンセントの劣化や故障の原因につながらないよう、エアコンのスイッチを切ってからコンセントを抜きます。
どの家電製品を掃除する時はこれが基本となります。
そしてコンセントをはずす目的はコンセント部分に水滴がつくと感電や火花が散ったりする恐れがありますので注意してください。
エアコンはどの部分が取り外し可能か、水洗い可能か、洗剤の使用が可能か、そして取り外し方を分かっておらず無理に引いたり押したりすると破損してしまいます。
必ず説明書を読み、作業している間わからないことがあったらすぐに見れるように近くに置いておきましょう。
掃除中の注意点
電装部に水を直接かけない
電装部は水や洗剤の使用は避けてくださいね。故障の原因になります。
また本体部分に水を安易にかけてしまうと乾燥しきれずカビの発生源を自ら作ってしまうことになりかねませんので注意してください。
床や壁に気をつける
本体は部屋の上部に設置されたままなので水を思い切りかけることはしないと思いますが、頑固な汚れだとついつい少量の水でもかけてしまいたくなります。
壁や床を汚し二次災害につながらないよう注意しなければなりません。
壁や床に汚れや水、洗剤などがつかないように対策が必要です。
エアコンの補償
エアコンを自分で掃除する場合に分解作業が必要ですが、その際の破損や故障は補償ありません。
自己責任になりますので覚えておいてくださいね。
カビ菌と洗剤の強い成分を体内に取り込めない対策
マスク、ゴーグル、ゴム手、部屋の換気をして掃除お行いましょう。
エアコン掃除を自分でする場合と業者に依頼した場合の違いについて
エアコンの自分での掃除はとても大変そう、業者に依頼しても料金が発生するしいくらになるのだろう、エアコン掃除をするにあたって自分でやる場合と業者に依頼して悩むところはここですよね。これは多くの主婦が納得するのではないでしょうか。
エアコン掃除を自分でやる場合と業者に依頼する場合を比較してみましょう。
自分で掃除する場合
エアコン掃除はフィルターなどいくつか取り外し可能な部分がありますが、それらの取り外し設置、掃除はとても簡単にできます。
しかしエアコン内の奥や隅々掃除できてもなかなか綺麗にすることはできません。
せっかく掃除したならカビの菌を完全に除去しなければなりませんが、行き届かない部分が多くカビの菌を残してしまうと掃除した意味がありません。
カビはそこからどんどん繁殖し掃除した部分でさえもすぐにカビ菌で覆われてしまうのです。
またエアコン周りの壁や床は対策を取らないと掃除中に更に汚してしまいかねません。
そして何よりもエアコンの位置の上部ということもありかなり大変で根気がいる作業になります。
全て綺麗に執り行うことができれば業者に依頼する必要はありません料金も発生することもないし、かなりの達成感があるでしょう。
掃除を業者に依頼する場合
業者はエアコン掃除のプロでもあります。業者に依頼して驚くことはまず手際、対策の良さです。
エアコン周囲の壁や床に汚れが飛び散らないようにビニールシートを貼り作業にとりかかります。
専用の棒などアイエムを使い工程通りかなりスムーズに作業を終わらせてくれますし、使う洗剤の威力も市販で買うものと大きく差があります。
自分で掃除をして完璧に出来なく終わらせるのであれば、最初から料金がかかっても完璧にカビ菌を除去し素早く綺麗にしてくれる業者に依頼する価値は断然あります。
そしてエアコンを壊される心配はまずないでしょう。
エアコン掃除をプロに依頼した場合の代金の相場とは
エアコン掃除を業作に依頼することは簡単ですがネックなのは料金ですよね。
カビや汚れが詰まったエアコンを業者に依頼するだけの価値はありますが、業者に依頼する場合のエアコン掃除の料金は基本的に安くはありません。
エアコン機能によっても異なりますが料金は1万円から多く見ても2万円まではいかないでしょうか。
エアコンはお掃除付き機能タイプとシンプル機能タイプの2つに分れますがお掃除機能付きタイプの方がエアコン内の構造が複雑になっているため料金が少々高くなるのです
エアコン2台になると複数割り引きがあるところもあるのでお得ですよ。
業者が最も余裕がある4~5月にお得なキャンペーンをやっていることが多いですのでなるべくお得な時期にしたいですね。
また繁忙期になると希望の予約日に予約がとれないことがほとんどですので、エアコンの臭いが気になったらなるべく早く予約を入れることをオススメします。
エアコン掃除を自分で行う場合の頻度について
エアコンの臭いが気になったらまずエアコン内部を徹底的に掃除をしカビ菌を完全に除去する必要があります。
月に一度は掃除する
綺麗になったエアコンを基準に1ヶ月に1回は取り外し可能な部分、手が届く部分を掃除し、エアコンの細かな内部は1年に1回の掃除をオススメします。
そうでなければ綺麗な状態でエアコンを使用することはできません。夏や冬は1ヶ月毎日エアコンを使用しますよね。
エアコンを1日中毎日つけていれば内部のフィルターには1ヶ月もすればホコリやゴミが溜まります。
それを放置してしまうとホコリやカビ菌を吸う働きをする部分が上手く機能できなくエアコンの空気と一緒に部屋中に撒き散らすはめになります。
フィルターにゴミが詰まることでエアコンの稼働力が落ちる
フィルター掃除を小まめにするだめでも電気の節約になりますよ。
また、夏はエアコンから冷房を出しますが冷房はエアコン内に結露が出やすくなりますのでエアコンの送風機能でこまめにエアコン内部を乾燥させるとカビ対策の予防になります。
カビの臭いが気になると1度業者に依頼し徹底的に綺麗にしてもらう価値はあります。
そして同じようなことを繰り返さないよう、月に1度に自分で掃除をし、年に1度また内部まで掃除をする、このサイクルを保って行けば臭いの発生やカビの大量発生ということはないでしょう。