電子レンジの掃除はクエン酸だけではなく重曹も使いましょう

電子レンジの掃除はクエン酸だけではなく重曹も使いましょう

毎日使う電子レンジ。気がつくとかなり汚れてしまっているのではないでしょうか。

そうなると掃除も面倒になってしまいますが、クエン酸を使うことで簡単に電子レンジを掃除することができます。

今回はクエン酸を使った電子レンジの掃除方法について説明します。温めて拭くだけなのでとても簡単です。

しかし、クエン酸は酸性なので、油汚れや焦げなど酸性の汚れに対しては重曹の方が効果があります。クエン酸と重曹、両方使って電子レンジをピカピカにしましょう。

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クエン酸を温めるだけで簡単に電子レンジの掃除ができます

電子レンジは毎日のように使う、という家庭も多いと思います。
シンクやガスコンロも同じくらい使用しているのに、掃除の頻度は電子レンジの方が少なくなりがちではありませんか。

電子レンジは使用頻度が高い

使用する頻度が多いということは、それだけ汚れもつきやすい状態です。使用するうちに、電子レンジ内ににおいや汚れが充満していることだってあります。

電子レンジの掃除を効率的に行うために、まず汚れの性質について知っておきましょう。

電子レンジの汚れはアルカリ性の汚れ

酸性であるクエン酸が効果を引き出してくれる強い味方です。

アルカリ性の汚れに対して、いくらアルカリ性の洗剤で掃除をしても意味がありません。対照的な成分で中和することで、効果的な掃除を実現することが出来ます。

クエン酸を使った掃除法

  1. クエン酸粉末小さじ2:水100ccを耐熱容器に入れます。
  2. 混ぜ合わせたクエン酸水を、電子レンジで3分ほど加熱します。
  3. 加熱後1時間ほどはクエン酸の成分を行き渡らせるために、扉を開けずに放置です。
  4. 時間が経ったら扉を開けて、電子レンジ内の汚れを拭き取っていきます。水滴が付着しているので、一緒に拭き取るように行います。
  5. 掃除後は、扉を開けたままにして電子レンジ内を完全に乾燥させます。(水分が残っていると、電化製品である電子レンジは故障してしまうことがあります)

電子レンジ内がピカピカになると、なんだか気分が良くなります。
さらにクエン酸には消臭効果も期待出来るので、掃除を終えた後は綺麗になると同時ににおいも消えているはずです。

電子レンジの油汚れには「クエン酸」ではなく「重曹」を使って掃除しましょう

クエン酸を使って、電子レンジ内のアルカリ性の汚れを落とすことが出来ました。

掃除をした後も汚れが残っているなら、その汚れは酸性かもしれません。

電子レンジ内に飛んでいる油汚れは酸性なので、クエン酸の酸性成分では綺麗に掃除が出来ません。

重曹のアルカリ性成分で掃除してみる

  1. 手順はクエン酸を使った掃除とほとんど同じなので、とっても簡単に出来ますよ。
  2. 重曹粉末大さじ4と水1カップを耐熱容器に入れます。
  3. 混ぜ合わせた重曹水を、電子レンジで3分加熱します。
  4. 30分くらいは扉を開けずにそのままにして下さい。クエン酸と同じように成分を行き渡らせて、効果的に掃除をするためです。
  5. 電子レンジを開けたら、水滴も一緒に綺麗に拭き取って下さい。重曹の場合、白く跡が残りやすいのでより丁寧に拭き取ります。
  6. 乾燥させるために扉を開けたままにしておきます。

曹水だけでは落ちない頑固な汚れには、より濃度の濃い重曹ペーストを使用します。

重曹2:水1で混ぜることが基本的な重曹ペーストの作り方

必要な量のペーストを用意して下さい。ペーストを汚れの上に直接塗るようにして密着させます。

ラップをかけて時間をおきます。(ラップを使用すると、成分の蒸発を防ぎ効果を高めてくれます)汚れが浮いてきたら、重曹ペーストを外して固く絞った布巾で水拭きして下さい。

電子レンジのイヤな臭いは「レモン」が効果的です

なんと電子レンジのにおいを掃除するときは、レモンが効果的です。
食べ物として認識していたレモンが、掃除に使用出来るとは驚きです。

レモンで掃除

  1. 耐熱容器に半分にカットしたレモンが浸るくらいの水(1カップ程度)を入れます。
  2. 水の中にレモンの果汁を絞り入れます。
  3. 果汁を絞ったレモンも水の中に一緒に入れます。
  4. レモン水を電子レンジで5分ほど加熱します。
  5. 加熱後10分~20分ほど扉を開けずに時間をおきます。
  6. 電子レンジを開けて、水滴を拭き取ると同時に汚れも一緒に拭き取れるので、まんべんなく庫内を拭いて下さい。
  7. 落ちていない気になる汚れがある場合は、レモン水を布巾に浸して拭いたり、レモンの皮で汚れをこすってみて下さい。
  8. 最後は乾燥するまで扉を開けておきます。

レモンに含まれているリモネンという成分が効果を発揮してくれて、このように電子レンジが綺麗になるというからくりです。
レモン以外の柑橘類でも効果が期待出来るので、お気に入りを探してみて下さい。

クエン酸などを使った電子レンジの理想の掃除頻度について

今まで気になっていた電子レンジの汚れやにおいが、クエン酸や重曹、レモンで綺麗になるということがわかりましたね。

せっかく掃除したからには、いつまでもこの綺麗な状態をキープしたいですね。
電子レンジを使うたびに掃除が出来れば、当然いつまでも綺麗な状態をキープ出来るとは思いますが、毎日何度も使用する電子レンジをその都度掃除するのは大変過ぎます。

継続する自信はありません。かと言ってまた汚れが気になるまで放置しておくのは、頑固な汚れが再び襲来してしまうので危険です。

一週間に一度、定期的に電子レンジを掃除

汚れが付いたとしても簡単に落とすことの出来る汚れに留めることが出来ます。

今まで数ヶ月や一年にしか電子レンジの掃除をしていなかったなら、掃除の頻度が大きく増えて負担に感じるかもしれません。
しかし、実は掃除は定期的に行った方が、一回一回の掃除の手間や労力は格段に少なく済みます。

簡単な掃除を一週間に一度するだけで、電子レンジが清潔な状態で使えるならその方がいいですね。

どうしても一週間に一度の頻度では掃除が難しいという場合は、一ヶ月に一度の頻度で洗剤を使用して掃除をして下さい。

電子レンジの掃除のコツは「こすらない」「汚さない」

電子レンジの汚れが頑固であればあるほど、力を込めたゴシゴシ洗いになりがちです。確かにゴシゴシこすり洗いをすると、汚れが剥がれ落ちて綺麗に掃除が出来ているように見えます。

電子レンジのゴシゴシ掃除、はおすすめ出来ない逆効果の掃除方法

ゴシゴシ掃除は電子レンジを傷付けることはもちろん、電化製品なので故障の原因にもなりかねません。
擦った傷に汚れがさらに入り込んでしまうこともあるので、こうなるとさらに掃除の大変な頑固汚れへと変身してしまいます。

力を入れて掃除をしても、綺麗に出来ないどころか故障までさせてしまうとはいいとこなしですね。

先ほど説明してきたように、電子レンジを掃除するときには、汚れを浮かせてから拭き取る掃除をしましょう。

日頃から汚さないように意識して使うということも大切

  • 吹きこぼれて汚れてしまった場合は、その場で綺麗に拭き取る
  • 食品や油を飛び散らせたり充満させないために、ラップで覆ってから加熱する

などの当たり前のことを、毎回欠かさずに守ることが電子レンジを汚さないための秘訣でもあるのです。

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