キッチン掃除に使う洗剤の種類と効果、そして掃除方法を徹底解説

キッチン掃除に使う洗剤の種類と効果、そして掃除方法を徹底解説

キッチンの掃除を始めようと思っても、どんな洗剤を使えばよりきれいになるのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

キッチンといってもシンクやガスコンロなど場所によって汚れの種類も違うため、使用する洗剤も変えなくてはいけないのです。

今回はキッチン掃除に使用できる洗剤の種類と箇所別の掃除方法について説明します。使用する洗剤とその効果を理解して掃除を始めるようにしましょう。

また、キッチンの掃除は1日では終わりません。効率的なキッチンの掃除方法についてもご紹介します。

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キッチン掃除に使用できる洗剤の種類とその効果について

キッチン掃除に使用できる洗剤の種類はどれくらいあるのでしょうか。
また、それぞれどんな効果があるのでしょうか。

今回は洗剤の種類と効果について説明していきたいと思います。

キッチン掃除に使用できる洗剤には重曹、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸、クレンザー、中性洗剤、漂白剤、消毒用エタノール、除菌スプレーなど8種類ほどあります。

  • 重曹
    弱アルカリ性で油汚れや皮脂汚れといった酸性の汚れを落としやすくする効果があります。
    重曹には研磨作用や消臭効果、吸湿効果があるのでクレンザー代わりに水垢などを落とすことや、冷蔵庫・生ゴミなどの気になる臭いを取ること、さらにシンク下などの湿気取りにも使うことができます。
  • セスキ炭酸ソーダ
    この洗剤も弱アルカリ性で、重曹と比べると水に溶けやすくアルカリも強いです。
    重曹と同様に油汚れや皮脂汚れを落とすことができますが、汚れが酷く蓄積したものを落とすことは難しいです。
  • クエン酸
    クエン酸は名前の通り酸性で、レモンなどの柑橘類や梅干しなどに含まれています。
    シンク周りの水垢やカルキなどのアルカリ性の汚れを落とすことが得意です。
  • クレンザー
    クレンザーには界面活性剤と研磨剤の2つの成分が入っており、フライパンの焦げ付きやシンクの水垢などを落とすことができます。
  • 中性洗剤
    名前の通り中性です。
    キッチンの洗剤で言えば食器用洗剤で、油汚れを浮かせて水で洗い流すことができます。
  • 漂白剤
    アルカリ性でキッチン周りの掃除には塩素系漂白剤が使われます。
    漂白効果や除菌、防臭効果があるので食器やふきんなどを漂白すること、シンクや排水口の汚れや臭いを落とすことが得意です。
    塩素系なので、クエン酸などの酸性の洗剤を絶対に混ぜないでください。
    混ぜてしまうと体に有毒なガスが発生して命の危険に繋がります。
    連続して使用することも避けましょう。
  • 消毒用エタノール
    消毒用エタノールには殺菌効果があり、水回りなどの雑菌が繁殖しやすい場所を掃除するのに効果的です。
    包丁やまな板などの除菌をすることもできます。
    消毒用エタノールは揮発性や引火性が高いので、火を使用している場所の近くでは使用しないでください。
    ゴム製品などに使うと変色する可能性があるので注意しましょう。
  • 除菌スプレー
    キッチンなど、口に触れるものを扱う場所では安全性の高いアルコールのものや食品由来成分が入った除菌スプレーを使用することがおすすめです。
    ゴミ箱やお弁当箱などに吹きかけると雑菌を除去することができます。

キッチンのシンクを掃除するためにおすすめの洗剤とは

キッチンは私達の口に直接触れるものを扱う場所なので、強力な洗剤を使うことに抵抗を感じてしまう方も少なく無いかと思います。
さらに、強力な洗剤は環境への影響も心配です。

シンクの掃除は上記のことに直接繋がることなので、影響の心配が無い洗剤を使いたいですよね。

重曹やクエン酸などは環境への影響にも心配ないエコな洗剤と言われています。
重曹は昔から食品や薬などに使われていたので、体への影響もなく小さな子供がいる方でも安心して使うことができます。

しかし、ステンレスのシンクについてしまった頑固なサビは重曹やクエン酸などのエコ洗剤では落とすことができないのでクリーム状のクレンザーを使用して掃除しましょう。

キッチンのガスコンロや換気扇掃除に使う洗剤について

キッチンのガスコンロには油ハネや食べ物のカスなどがこびりつきやすい場所ですよね。
汚れを放置してしまうと頑固な油汚れになって、取りにくくなってしまいます。

コンロ周りに付いている油汚れは酸性のものなので、アルカリ性の重曹スプレーで掃除すると落としやすくなります。
落ちにくい頑固な汚れには、コンロ全体に重曹スプレーをかけて2時間ほど放置してからこすり洗いすると落ちやすくなります。

五徳は焦げがこびりつきやすく軽く掃除してもなかなか落ちないので、ヘラなどで焦げを落としてから油汚れを落とす強力な洗剤を吹きかけて落としていくと良いです。

グリルの掃除は食器用洗剤で落とせますが、落ちない場合は油汚れを落とす強力な洗剤を使って掃除すると落ちやすいです。

レンジフードにも結構油が付きやすいです。
こちらも油汚れなので、重曹スプレーを吹きかけたあとに拭き掃除をすると落ちます。
汚れが酷い場合は重曹スプレーを吹きかけた後にキッチンペーパーを貼り付けて10分程放置してから拭くとキレイになりますよ!

キッチン掃除に役に立つスポンジ以外のおすすめアイテム

キッチン掃除に役立つおすすめのアイテムをご紹介します

スポンジでごしごしとこすり洗いをしてもなかなか落ちにくい汚れがありますよね。
そんな時、もう使わない古くなった歯ブラシがあると掃除が便利になります。
細かい場所の汚れを落とすのにとても役立つアイテムなので、使い古した歯ブラシは捨てずに取っておくと良いですね。

レンジフードの油汚れやシンクにこびり付いた水垢汚れなども、拭き掃除やスポンジでこするだけでは完全に取りきれません。
そんな時にキッチンペーパーとラップをパックのように密閉して、掃除することで落ちにくくなってしまった頑固な汚れも落ちやすくしてくれるので、便利なアイテムです。

ゴム手袋の上に軍手をはめると、雑巾を使わずにそのまま拭き掃除することができます。
手を汚さずに汚れが取れていくのを実感しながら掃除することができるので気持ち良く掃除をすることができます。

スポンジ以外に上記のようなアイテムを用意しておくと掃除が楽になるので、ぜひゲットしましょう!

効率的なキッチンの掃除手順とは

キッチンの掃除は1日で済まそうと思っても、時間がかかるのでなかなか終わりません。

キッチンを効率的に掃除する手順を考えていきましょう

  1. まずは3日程の掃除の計画をたてます。
    ガスレンジ周りの油汚れは頑固にこびり付いていることがほとんどなので、掃除は1日かかります。
    汚れがひどいガスレンジ周りから掃除をしていくと後が楽ですね。
  2. キッチン周りの床や冷蔵庫も意外と汚れているので掃除を忘れないようにしましょう。
    ガスレンジ周りの掃除は1番時間がかかります。
  3. 換気扇も油汚れがひどいので忘れずに掃除します。
    換気扇の入る容器を用意して、ぬるめのお湯と重曹と食器用洗剤を溶かします。
    そこに換気扇を浸けておき、汚れが柔らかくなってきたと感じたら歯ブラシでこすって落としたら完了です。
  4. 続いてシンク周りですが、排水口の中は見たくない程汚れているかもしれません。
    ゴム手袋をつけて歯ブラシで掃除すると簡単に掃除できますよ!
  5. そして忘れてはいけないのが床や冷蔵庫の掃除です。
    毎日触っている冷蔵庫は意外と汚れています。
    冷蔵庫の手垢汚れには重曹スプレーを吹きかけてキッチンペーパーや布で拭き取ればキレイになります。

掃除は汚れがひどい所から計画的に行っていいきましょう。
汚れがひどい部分から掃除をしていくとモチベーションも下がらずに済みますよ!

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