フローリングについた汚れをきれいに落とす掃除方法をご紹介

フローリングについた汚れをきれいに落とす掃除方法をご紹介

フローリングは掃除機だけ使って掃除するという人が多いかもしれませんが、実は掃除機をかけるだけでは残念ながらフローリングはきれいになりません。

より効果的に掃除するためには、掃除機をかける前にホコリなどを取ることが必要になります。

今回は正しいフローリングの掃除方法と使用する洗剤について説明します。フローリングが汚れている場合は、その種類によって使用する洗剤も違います。

正しい掃除方法を理解して、フローリングをきれいな状態で維持できるようにしましょう。

また、汚れを防止するためには、ワックスがけがおすすめです。その方法についてもご紹介します。

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フローリングの掃除方法を見直してみませんか

みなさんはフローリングの掃除はどのように行っていますか?
多くの方は「掃除機をかけたら終わり」という掃除をしていると思いますが、それだけではフローリングを綺麗にすることはできません。

フローリングを確実に綺麗にするためには、掃除機をかける前に「ある程度のゴミを取り除くこと」が重要となります。

そこで、こちらではフローリングを綺麗にするための正しい掃除方法についてご紹介します。

正しい掃除方法

先述したように、フローリングを確実に綺麗にするためには、掃除機前に「ある程度のゴミを取り除くこと」が大切です。
このひと手間があるだけで、掃除機によってゴミが舞い上がってしまうのを防ぐことができ、ゴミを確実に取り除くことができます。

掃除の流れは以下の通りです。

  1. まずは埃や髪の毛等のゴミをフローリングワイパーで取り除きます。
  2. 次に掃除機をかけます。この時、ゆっくり丁寧にかけるように心がけることが大切です。
  3. 掃除機をかけた後は、床に付着している汚れをウェットシート等で水拭きして取り除きます。
  4. 最後に、水分を残さないように雑巾等で乾拭きします。

残った水分は水垢の原因となりますので、必ず乾拭きを行うようにしましょう。

【フローリングの掃除方法】使用する洗剤に注意しよう

フローリングのお掃除、中には床にこびりついてしまい取り難い頑固な汚れもあると思います。
そんな頑固な汚れを落とす際に便利な洗剤ですが、使用する洗剤には注意が必要です。

フローリングに向いていない洗剤

どんなお掃除にも重宝し安全性も高く使いやすい重曹ですが、重曹に含まれるアルカリ性の成分はフローリングにコーティングされているワックスを溶かす恐れがあります。

また、同様にアルカリ性の成分を持つセスキ炭酸ソーダにも同じような効果があるため、フローリングへの使用は避けるようにしましょう。

一方で、重曹同様にナチュラル洗剤の代表である「クエン酸」
そんなクエン酸も、フローリングのお掃除には向いておらずカビの原因となる場合があるため、使用は避けるようにしましょう。

では、どんな洗剤が良いのか?

フローリングにオススメなのは中性洗剤

最も簡単なのは、台所用の中性洗剤を水で薄めて使用する方法がオススメです。

また、リビング専用の洗剤がある場合にはそれを使用して掃除するのが良いでしょう。

フローリングについた汚れの種類によって掃除方法は違います

上記でご紹介したように、フローリングに洗剤を用いる場合には使用する洗剤に注意しなければいけません。

しかし、フローリングには黒ずみ汚れや油汚れなど様々な汚れがあり、それぞれの汚れに合った洗剤と掃除方法を取ることが大切となります。

フローリングの汚れに合った洗剤と掃除方法

皮脂による黒ずみ等の汚れの場合

フローリングに付着した黒ずみ汚れ。
この汚れの主な原因は、人間の皮膚から出る皮脂汚れです。

こんな皮脂汚れには、フローリングにも使える「住居用洗剤」が効果的です。

また、掃除方法は洗剤を吹きかけてタオル等で拭き取るだけです。
水拭きでは落とせない黒ずみ汚れは、住居用洗剤を使ってお掃除してみましょう。

キッチン周りの床の油汚れの場合

リビングとは違いキッチン周りのフローリングには、料理の際に飛び散った油汚れが多くあります。

そんな油汚れには、「食器用洗剤」が効果的です。掃除方法は、雑巾等に洗剤を取り汚れを擦るだけ。
または、食器用洗剤を水で薄めたものを吹きかけて使用するのも良いでしょう。

また食器用洗剤の使用後は、水拭きをする必要があります。
洗剤が残らないようにしっかりと拭き取るようにしましょう。

フローリングの汚れ防止のためにはワックスがけが効果的です

フローリングの掃除後はなるべくキレイな状態を維持したいですよね。

そんな時にオススメなのがワックス。
ワックスには傷や汚れを防ぐ役割があり、長くキレイな状態を維持する上では欠かせないアイテムとなります。

また、ワックスがけを行う際には、事前にフローリングのお掃除を済ませなければいけません。
まずは下準備をしましょう。

ワックスがけ前の下準備と方法

  1. ドライシートでゴミを取り除きます。
  2. 掃除機で残っているゴミを取り除きます。
  3. 水拭きをしフローリングに付着した汚れを取ります。
  4. 水分が残らないようにしっかりと乾拭きをします。
  5. ゴミが落ちていないのを確認し、準備完了です。

準備が整ったらワックスがけに必要なものを用意します。

ワックスがけに必要なもの

  • ワックス
  • ワイパー(ワックスがけに使用)
  • ゴム手袋
  • 靴下

ワックスがけの方法

  1. まずは皮脂が付着しないように、ゴム手袋と靴下を着用します。
  2. ワックスを垂らしワイパーで均一にします。この時、ワックスは部屋の奥から塗るようにしましょう。
  3. ワックスが乾燥したら再度ワックスを塗り直します。2度塗りすることで、より強力なコーティングを作ることができ、汚れの付着や傷防止に繋がります。
  4. 全体的にワックスが乾いたらワックスがけは終了です。

続いて、ワックスがけをする上での注意点についてご紹介します。

フローロングのワックスがけ注意点

時間に注意すること

ワックスがけは時間を要する作業です。
使用するワックスの種類にもよりますが、完全に乾くまでには半日~1日程度の時間が必要となります。

そのため、ワックスがけを行う際には時間を考慮し行うことが大切です。
基本的には朝から行うことをオススメします。

事前にしっかりとゴミを取り除くこと

ゴミが残ったままワックスをかけてしまうと、ゴミが余計に目立ちします。
仕上がりを綺麗なものにするためにも、事前にしっかりとゴミを取り除くことが大切となります。

月に2回フローリングを水拭きするように心がけよう

フローリングは、適度な回数で水拭きを行うことがキレイな状態を維持することに繋がります。

適度な回数の目安としては、1ヶ月に2回程度がオススメです。

キレイを維持するためには毎日の水拭きが効果的なように思えますが、毎日のような過度な水拭きはフローリングを痛めてしまう可能性があります。

そのため、頻度としては1ヶ月に2回程度を目安に行うようにしましょう。

また、フローリングワイパーを使用する場合には、フローリングシートにも一工夫してみてはいかがでしょうか。

フローリングシートには、無香料のものからフラワーやハーブ系の香りがするものまで様々な種類があります。

香りのついたシートを取り入れれば、お掃除後もいい香りが続いて快適空間を作ることができてオススメです。

フローリングは、正しい掃除方法と定期的なワックスがけや水拭きがキレイを保つための鍵となります。

日々のお掃除をもっと効果的に、また快適なお部屋で過ごすためにも今回ご紹介した内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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