掃除をする時の床やフローリングをケアする掃除方法

掃除をする時の床やフローリングをケアする掃除方法

掃除の方法って実は、しっかりと決まっているんですよ。

単純に床に掃除機を掛ければ、部屋がきれいになるというものではありません。

まずは、フローリングに沈んだホコリを、ドライシートで取ってから、掃除機を掛けます。
そうしなければ、掃除機から出る排気でホコリを舞い上げるだけになってしまうからです。

また、床の材質によって、掃除方法や使っても良い洗剤が違いますのでご注意ください。

それでは、フローリングの掃除方法について御覧ください。

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床掃除やフローリングを正しく掃除する手順

フローリングの床は、ゴミやホコリがとても目に付いてしまいます。
カーペットに絡んだ髪の毛など気になりますが、フローリングのゴミは人間の動きで舞い上がってしまうので、定期的に掃除をしないと隅に固まってしまいます。

ゴミが気になる場所ではありますが、カーペットに比べると掃除は簡単です。
手順をきちんと覚えれば、簡単に綺麗に掃除することが出来ます。

フローリングの床を掃除するとき、掃除機で掃除をするという方が多いです。
見た目には掃除機でゴミやホコリを吸引出来て、綺麗になったように見えますね。

しかし、最初に掃除機をかけることで起こる欠点があります。

フローリングの床を掃除するときの正しい掃除方法

  1. ドライシートで静かにホコリを取ります
    最初は掃除機ではなく、ドライシートでゴミやホコリを取り除きます。
    最初に掃除機を使ってしまうと、溜まっているゴミなどが排気によって舞い上がってしまい、結果としてただ空気中にホコリを漂わせてしまうことになります。
    数時間かけて舞い上がったホコリが床に落ちるので、せっかく掃除をしても気がつくとまたホコリがあるという状況になってしまいます。
  2. ゴミや汚れを取ったら、掃除機をかけます
    シートだけでは取り切れないような、目地の隙間のホコリや家具と床の境目などは掃除機が活躍です。
    先の細いヘッドを使うと、より細かい部分のホコリを吸引しやすくなります。
  3. ホコリを取り除いたら、水拭きをします
    ゴミやホコリが残っている状態で水拭きをしても、汚れを広げてしまうだけになります。
    必ず汚れを取り除いてから、水拭きをして下さい。
    雑巾は硬く絞り、最低限の水分で拭くようにします。
    水分が多いと床の傷みの原因になります。
    ウェットシートの使用でも大丈夫です。
  4. 水分を残さないように、乾拭きをして完了
    水分が残っていると、フローリングの腐敗やカビの発生の可能性があるので、最後に乾拭きをして水分を取って下さい。

掃除をしっかり!床(フローリング)をキレイに拭き掃除

床の日々の掃除は、基本的にドライシートと掃除機でホコリを取ることで問題ありません。
水拭きは週に一度くらいの頻度で行うことが望ましく、毎日する必要はありません。

というのも、毎日のように水拭きをすると、床を保護しているワックスが剥がれやすくなり、反対に床を傷ませてしまったり変形させることになります。

そして拭き掃除をするときは、水での拭き掃除で十分です。
水拭きだけでも汚れやホコリは、とても綺麗にスッキリ掃除することが出来ます。

洗剤を使ったしっかり掃除は、本当に時々で十分です。

拭き掃除をするときには、硬く水分を絞り、短時間でササッと行うようにします。
先ほども説明したように、水分が多いと床の腐敗にもつながります。

長時間の拭き掃除も、床に水分を吸収させてしまうことになるので、傷みや腐敗になります。

窓を開けて、換気をしながら乾燥しやすい状況での拭き掃除がいいですね。

床がザラザラしやすい夏。フローリングの拭き掃除は必須

夏になると、フローリングの床がザラザラする感覚が気になりませんか。
暑い時期は素足で過ごすことも多いので、余計に気が付きやすいと思います。

このザラザラする原因は、土砂であることがほとんどです。

夏は窓を開ける頻度も多いので、風に乗って細かい砂が窓から家の中に入り込んでしまいます。
子供がいる家庭だと、外遊びをしたときに付着している砂が家の中で落ちてしまうこともあります。

このように、知らず知らずに夏は土砂が家に入ってきてしまうのです。

そのまま放置しておくと歩いたときの摩擦で床に細かな傷を付けてしまったり、だんだん取れにくい頑固な汚れとして蓄積されてしまいます。

なので、出来るだけ早い段階で掃除することがいいでしょう。

表面の汚れをドライシートで落とした後、水で拭き掃除を行います。
これだけでも、かなりスッキリします。

それでも汚れが気になる場合は、中性洗剤で掃除をしましょう。
最後に洗剤を拭き取るように水拭きをして、乾拭きすることも忘れないで下さい。

フローリングの汚れの種類

そもそもフローリングの汚れの種類は一つではありません。

主な汚れの種類には

  • 足裏から付着する皮脂汚れ
  • 髪の毛
  • 衣類の繊維などの糸くず
  • 砂ボコリ
  • ダニの糞や死骸
  • 食べかす
  • カビの菌
    が挙げられます。

このように様々な汚れが蓄積されて、床のベタベタやザラザラとした感触を引き起こしてしまいます。

皮脂汚れや食べかすは、ダニにとって最適な餌になります。
汚れがそのままだとダニの繁殖を助長してしまい、衛生的に本当に良くありません。

健康状態にも被害を引き起こすこともあります。

カビ菌もそのままの状態にしておくと、繁殖して床を黒く変色させてしまいます。

一度床にカビが生えてしまうと、その後の拭き掃除では除去することが出来ません。
完全に取り除くには、床を張り替えなければならないほど、大掛かりなことにもなりかねないので、汚れが重症化しないように定期的な掃除が重要です。

フローリングの材質によって、掃除方法が異なります

フローリングの床は、一見どれもほとんど違いがないように見えます。
色味や模様の違いくらい?と思う方も少なくないでしょう。

しかし、フローリングと一言で言っても、その種類は数百にもなります。
それぞれの特徴があり、適した掃除方法も違います。

適した掃除方法を把握して、いつまでも綺麗な住まいを保ちましょう。

複合フローリング

住宅に使用されている床で最も多いのが、この複合フローリングです。

いろいろな木材を張り合わせて作られたフローリングで、衝撃や摩擦には比較的強い特徴を持っています。

掃除も簡単に出来るので、中性洗剤の使用も全く問題ありません。
一番多く普及されていることもあり、扱いは楽なフローリングと言えます。

衝撃には強い方ですが、一度傷が付いてしまうと修復することが出来ないので、大きな傷のように気になる場合は、張り替えるという方法になってしまいます。

無垢材のフローリング

無垢材のフローリングは、木材そのものに出来るだけ手を加えないようにされているものです。
塗装は施されているものが多いですが、他のフローリングと比べると自然の風合いが強く感じられます。

保育園や幼稚園、お寺に使われることが多く、価格も高めになります。

足を付けたときに柔らかく、負担も少なく快適に過ごすことが出来ます。

しかし、その分掃除は少し手間を感じるかもしれません。
汚れが染みやすく、水にも弱いです。

なので、水拭きは適していません。

耐水性を向上するには、ウレタン塗装を施した無垢材がいいでしょう。

シートフローリング

新しいタイプのフローリングで、性質は複合フローリングと同じです。

違いというと、表面に木目のシートが貼られているので、表面そのものは木ではありません。
好きな木目や色に簡単に変えることが出来るお手頃感があり、表面がシートなので汚れや傷に強い特徴を持っています。

掃除方法に制限はないので、非常に扱いやすい床です。

ただシート自体は薄いので、鋭利な傷が付いた場合はそこからシートが剥がれてしまうということがあります。
家具の移動のときに剥がれることもあるので、傷の種類によっては注意が必要です。

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