掃除や片付けにやる気は不要。判断基準を明確に捨てる経験を積む

掃除や片付けにやる気は不要。判断基準を明確に捨てる経験を積む

掃除や片付けにやる気は不要です。

掃除や片付けにやる気は必要ありません。

必要なのは、モノに対する判断基準と、捨てる経験値を上げることです。

片付けたいのに、片付けられない人は『モノを捨てる』ことに対する判断基準がなく、捨てる経験が少ないのです。

ですから、モノに対する判断基準を明確にし、自分の人生に必要のないものを捨てる経験をどんどん積んでいきましょう。

また、掃除がキライで片付けが苦手だと思っている人は、深層心理に『片付けたり掃除をしたりすることに、これといって意味がない』と言う思いがあります。

そう、掃除や片付けに意味を見いだせない人は、掃除や片付けを無駄なこと感じています。
でも、散らかっている汚部屋の住人でいるのは、恥ずかしいしだらしない人だと思われたくないという気持ちもありますから、ジレンマが生じてしまいます。

今回は、掃除や片付けにはどのような意味があるのか。
そして、掃除や片付けとは一体何なのかという本質をしっかりと考えてみましょう。

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掃除や片付けにやる気はいらない。小さな経験を積むだけ

掃除や片付けがなかなかできない、やる気がでない。片付かない部屋を毎日眺めながらそう嘆いている人は多いでしょう。

でも実は、掃除や片付けに必要なのは「やる気」ではなく「経験値」であるということも考えられます。

つまり、部屋の中に散らばっているものが「必要か不要か」という判断をする経験が不足しているということです。

  • 買った時に高かったら捨てない
  • 使っていないけど、いつか使うかもしれないから捨てない

多くの場合、この2つがものを捨てられない足かせになっているでしょう。

買った時にいくら高かったとしても、それは過去のことで今現在それだけの価値があるものではありません。

「いつか使うかも」と思ったとして、では一番最近のことで、いつ使ったか思い出せますか?

使いそうに思えても、何ヶ月も何年も使っていないもので溢れていませんか?

そうした「買ったときの価値」や「いつか…」という考えに縛られず「使うのか、使わないのか」というシンプルな判断をしてみて下さい。

その判断をする経験をつみ、思考を訓練することで「やる気」とは関係なく片付けが進むようになります。

掃除や片付けのやる気はあるけど、行動が伴わない場合は

掃除や片付けをしなければいけないとは思っているものの、なかなか手がつけられない。進まない。

心のどこかで「今掃除しなくても大丈夫だし」と思っているのではないでしょうか。

どうしても片付ける必要があるという状況になって、片付けを始めたら思ったより早くきれいになった。そんな経験は過去にありませんか?

来客がある。室内の設備点検などで業者を入れなくてはいけない。そんな状況になったらある程度ササッと片付けができるという人もいます。

いよいよ掃除しなければ、と清掃業者に入ってもらったところ、業者が驚くほど一緒になって本人も片付けていたというケースもあることから「人目」や「キッカケ」で掃除が進むことがあります。

掃除や片付けが「できない」というより「スイッチが入らない」という感じではないでしょうか。

片付けようと思うものの、どうにも頭の中で考えがまとまらず行動に移れない。そんな場合は、まず行動してみましょう。

明らかに不要なものを見つけて、捨てるところから始めてみて下さい。これがスイッチになり、片付け・掃除の次のステップに行動を移せるはずです。

掃除の片付けに対してやる気を出す前に

掃除・片付けに対してやる気が出ない。もしやあなたは完璧主義ではありませんか?

完璧主義がゆえ、掃除の手順を緻密に考えたり、後回しでいい細かい部分に気を取られて全体を片付けられないというジレンマに陥るのです。

「やる気が出ない」と言う前に、まずその完璧主義を一旦忘れて下さい。

まずはスケジュールを立てて…という計画性も捨てましょう。

部屋を片付ける必要はあっても完璧なモデルルームをイメージしてはいけません。最低限、清潔で使いやすく過ごしやすいレベルでいいのです。

明らかに不要なもの、汚れたもの、壊れたものは即ゴミ袋へ。ちょっと迷うけど、思いきれるものも捨てる。

悩んで決められないものは保留するものだけをまとめてもOK。
毎日使う、良く使うものは引き出しや棚の定位置へ戻します。特に散らかりがちな服は、汚れていれば洗濯、そうでなければクローゼット。

完璧ではなく、おおまかで十分です。考えるより一歩目のアクションを起こしましょう。

掃除や片付けのやる気が出ない時には、バッグの中身をひっくり返してみよう

バッグというのは1つの例ですが、とにかく「部屋」という大きな空間の片付けに手が付かないようなら、その範囲をもっと狭めて片付けのハードルを下げてみましょう。

カバンの中の、更に財布の中にはレシートや期限切れのクーポン券などが詰まっていませんか?まず、財布を整理してみましょう。

カード入れは、ポーチなどカバン1つであれば整理するのも抵抗はありませんよね。

同じように1つの引き出し、クローゼットの中と区切られた空間ごとに片付けることをしてみましょう。

たとえバッグの中のような小さい場所でも、きちんとできると達成感が生まれます。「片付けることは気持ちがいいこと」という経験を積み重ねれば、部屋を片付けたり掃除することへのキッカケになります。

掃除や片付けに対するやる気を行動に移すまで

掃除、片付けをやる気になったぞ!と思った次の瞬間、じゃあ何からやればいいだろうと考えて思考が止まる。そんな繰り返しで散らかった部屋と自分に自己嫌悪してはいけません。

「片付け」という漠然とした言葉で考えるから、具体的に何をするればいいのかわからなくなってしまうのではありませんか?

ここはひとつ、メモ用紙をペンを持って一つ一つの行動を書き出してみましょう。

  • 洗い物は洗濯機に入れる
  • ハンガー掛けする服は、掛けてクローゼットにしまう
  • 畳む服を畳んでしまう
  • 本を本棚に戻す
  • ゴミ袋を用意する

ざっくりと「掃除する」「片付ける」というと、どこから手を付けるかイメージしづらくなってしまいますが、行動を書き出すとそれぞれはとてもシンプルに見えてくるはずです。

きちんと片付いた家に行った時、過ごしやすいと感じたことがあるはずです。

やる気が出ないと自分に言い訳し続けず、行動を起こして自分の部屋を綺麗に片付ければ、その過ごしやすさはいとも簡単に手に入るものです。

まずは考える前に行動を。
完璧を求めずできるところから。

スッキリした環境は、衛生的にもメンタル的にもメリットがあります。

気負いすぎず、考えすぎず、一つ一つを片付けていきましょう。

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