大掃除のスケジュールは、掃除のことばかり考えていてもダメです。
まずは『モノの整理』そう!『片付け』から始めましょう!
その場合、とにかくゴミの日の前の日に不要なものをまとめておくのです。
そうすると、すぐにゴミを回収してもらえるので、どんどん家の中がスッキリしてきます。
もちろん、一日では終わりません。
10月に入った頃から、週に一度、ゴミ回収の前夜の30分、1時間を日常のゴミとは別の『捨てるもの』をかき集める時間に当てるのです。
そうして、スッキリしてきた11月頃から、『掃除』のスケジュールを組み始めましょう。
掃除をしやすい室内空間にしてから、大掃除を始めましょう!
それでは、大掃除のスケジュールの組み方のコツと、スムーズに掃除を進めるアイディアをご紹介いたします。
関連のおすすめ記事
大掃除のスケジュールを組むなら『ゴミの日』を基準に
毎年、年末が近づいてくると気になってくるのが「家の大掃除」という人は多いのではないでしょうか。
でも、他にも仕事をしていたり、小さな子供がいると、自分が思ったように大掃除のスケジュールが組めないということもありますよね。
家の大掃除、どこから手をつけたら良いのかわからない人のために、大掃除のコツをご紹介します。
「ゴミの日」に合わせて大掃除のスケジュールを
昔とちがい、ゴミは種類ごとに出す曜日が細かく決められているところがほとんどですよね。
可燃ごみやプラスチックゴミ、不燃ゴミなど、何曜日にどのゴミを回収するのかが各自治体で決められています。
そのゴミの回収日に合わせて、前日にゴミをまとめるという作戦をおすすめします。
可燃ごみやプラスチックゴミは、回収頻度が高いことがほとんどなので、回収頻度が低い不燃ごみや資源ごみから始めてみましょう。
大掃除と言ってもまとめて年末にするというルールはありません。
余裕を持って取り組めるように、10月~11月頃から少しずつ家のゴミを減らして、12月には物がスッキリしているのが理想です。
大掃除のスケジュールを組む時には、どこをどのように掃除するのかを考える
大掃除のスケジュールを立てるのが憂鬱な人は
何事も几帳面に取り組める人は、大掃除をする時にもスケジュールを段取りを考えながら立てることができると思いますが、私の場合は行き当たりばったりで集中が続かない性格なので、スケジュールをきちんと立てるというだけで結構なプレッシャーになります。
そんな私と同じような性格の方には、次のような大掃除のスケジュールの立て方がおすすめですよ。
- どこを重点的に掃除したいかを決める
家の中で、「ここだけは!」と汚れが気になっているところはないでしょうか。
キッチン周りや浴室など、年内にキレイにしたいという目標の場所を絞ることで、効率よく大掃除に取り組むことが出来ます。
逆に、掃除しない箇所も作っておくと、掃除するところが減り、気が多少楽になります。
- 家の大掃除は家族も巻き込む!
家は主婦だけの物ではありません。
家族みんなが大切に使うことで、快適な家にすることが出来ます。
1年に1度の家の大掃除には、一緒に生活している家族にも手伝ってもらってみんなで掃除できたら良いですね。
年齢や体力も考慮しながら、場所ごとに分担するのがおすすめです。
大掃除のスケジュール『掃除』と『片付け』を区別して
大掃除の前にする事は片付け
今の部屋の状態を確認してみましょう。
もう使っていない家電や家具、小物があちこちに転がっていませんか?
掃除する前に、不要な物を少しでも減らし、部屋をスッキリした状態にすることが重要です。
部屋の表に出ていない物の中にも捨てられる物があることが多いです。
例えば、クローゼットの中に、もう何年も着ていない洋服やいつか着ようと思って取ってある服が眠っていませんか?
服には流行りがあるので、ずいぶん前に着ていた服は思い切って処分するのがおすすめです。
ただゴミに出すのは気がひけるなら、リサイクルに出したり、フリマで売るという方法もあります。
冷蔵庫の中も、不要な物の宝庫になっている可能性があります。
使いかけの調味料や賞味期限切れの食材など、この機会にまとめて処分しましょう。
処分する際は、面倒でも、ゴミの種別ごとに分類してから捨てるようにします。
私は、以前うっかり調味料が入ったままからしチューブをゴミに出したところ、中身が入っているということで回収されずに返却された経験があります…。
各自治体によってルールは違うと思いますが、ゴミを処分する時にはきちんとルールを守って捨てると後で面倒なことにならずに済みます。
必要な物だけになってから掃除をすることによって、部屋が見違えるほどスッキリしますよ。
大掃除のスケジュールをリストアップしてスケジューリングする
仕事では、日にちや時間ごとにスケジュールを組んで取り組むことが暗黙の了解ですが、家の大掃除でも、スケジュールを組むことは大切なことです。
大掃除する場所を紙に書き出す
ポイントは、自分ができる範囲で無理なくできるスケジュールを組むことです。
頭で考えて掃除をしても、忘れてしまったり、わからなくなることもあると思いますので、まずは、家の掃除する場所を紙にザッと書き出してみましょう。
家の掃除する場所は考えていたよりも、書き出すと意外とあるということがわかります。例えば、キッチンを掃除するにしても、シンク周りの掃除や換気扇の掃除、食器棚の掃除、キッチン床の掃除など、細かく分類するとたくさんあります。
場所によっては、掃除に時間がかかるところもありますので、余裕を持って数日に分けたり、1日にまとめるなど、自分が出来そうなスケジュールを組むことがおすすめです。
大掃除のスケジュールは部屋のカレンダーに
自分のスケジュール帳に予定を書き込むのでも良いですが、家族が見るカレンダーに書き込んでおくと、家族でスケジュールを共有することが出来ますので、便利です。
いつでも目に入るので、「トイレの掃除はいつやるんだったかな」とわからなくなっても、すぐに確認することが出来ます。
スケジュールを組むことは、「予定」なので、当日になって用事が入ったり、体調が悪くなって出来ないということも出てくるかもしれません。
そんな時のために、予備の日を設けておくと、年末が近づいて慌てるということも少なくなります。
大掃除をスムーズに進めるためのコツは事前に道具を揃えること
大掃除する場所に合った掃除道具を準備する
効率よく掃除を行うためには、場所に応じた「掃除道具」を準備しておくことはとても大切です。
いざ、掃除しようと思っても洗剤やブラシがないと、買いに行ったり、代用品を探す手間が増えますので、大掃除のスケジュールが決まったら、掃除場所ごとに、必要な掃除道具が揃っているのかをいま一度確認してみましょう。
どの場所でも活躍するのが古い布です。
これは拭き掃除によく使いますので、古くなった服を捨てる時はウエス用に切って取っておくと、捨てる前に利用できるので一石二鳥ですね。
場所ごとに、おすすめの掃除道具をご紹介します。
- キッチン周り
キッチン周りは、おもに油汚れが多いので、油汚れに効果的な台所用洗剤や、クレンザー、重曹などの洗剤の他、スポンジや細かい部分を掃除できる歯ブラシや割り箸があると良いでしょう。
- 浴室
浴室は、おもに水垢汚れや黒カビ汚れがほとんどです。
水垢や皮脂汚れには、クエン酸や重曹がおすすめです。
カビには市販のカビ取り剤を使いましょう。
水滴を残さないように、水切りワイパーやモップ、排水口や床の継ぎ目を掃除するのに歯ブラシなどがあると便利です。
- トイレ
トイレは毎日使うので汚れが溜まりやすいところです。
普段から掃除していても、大掃除はより丁寧に行い、ピカピカのトイレで新年を迎えたいですね。
便器についた尿石などの汚れには、クエン酸水やトイレ用の洗剤を使い、ブラシでフチの裏まで磨きましょう。
トイレの床も、尿の飛びはねなどで汚れていますので、トイレ用のお掃除シートがあると拭きやすく、捨てやすいので便利です。