神棚の掃除を女性はしてはならないと聞くけどどうなのでしょうか

神棚の掃除を女性はしてはならないと聞くけどどうなのでしょうか

神棚の掃除を女性がすることを『タブー』として扱われますよね。

私も『神様は女性だからヤキモチを妬くので神棚や御札に触ってはならない』と聞いて育ちました。

なので、神棚の掃除を夫にしてもらっていましたが、すぐしてもらえずになかなか掃除が進まなくてイライラしていました。

よくよく考えると『女性』だという理由で神様がヤキモチを妬くのなら初詣やお祓いなども受けられないはず。
そこで、調べてみました『女性が神物に触ると神様がお怒りになられるのか』ということを。

調べれば調べるほど『神道にタブーはない』ということがわかってきました。

そうですよね。
神様は広い心の持ち主。
掃除をしてキレイにしたいのに、女性だからダメだなんて意地悪を言う訳はありません。

ですが、神様を触ることですから、誠意を持ってお掃除しなければなりません。

神様に対して失礼のないよう神棚を掃除する方法について、ご紹介いたします。
気をつけるべきことは、性別ではなく『清いカラダとココロで清掃する』ということです。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

大晦日までに大掃除を終わらせるように!の意味について

日本では年末に大掃除をするという人がほとんどですが、実は大晦日までに大掃除を終わらせるようにすると言...

外壁掃除は業者に依頼する方が安心!業者に依頼する際のポイント

外壁掃除は自分でも行うことができますが、汚れが強く広範囲であれば、業者に依頼することをおすすめします...

大掃除の窓拭きは裏技を使って簡単に終わらせるようにしましょう

年に一度の大掃除。その時に窓拭きをするという人も多いのではないでしょうか。 しかし、窓拭きはな...

PCを処分するためにかかる費用とメリット・デメリットについて

古いpcを処分する方法はいくつかあるため、どの方法が一番よいのか迷う人も多いのではないでしょうか。 ...

壁についたヤニが原因の黄ばみの落とし方と使用する洗剤について

壁についたヤニが原因の黄ばみ。そのままにしておくと、きれいに落とせなくなってしまうと言われています。...

引っ越し掃除のコツはキッチンやお風呂・トイレを中心に行うこと

夫の転勤などで引っ越しが決まると、何から始めればいいのか、どこから掃除していいのかわからなくなってし...

引越しに出たゴミが当日までに間に合わない場合の対処法

予定を立てて引越しの準備をしていても、引越し当日までにゴミ処分が間に合わないということもあるでしょう...

ドアの掃除。玄関は家の顔。キレイに掃除する方法と手順について

ドアの掃除されていますか? 玄関のドア。 一日に何度、開閉しますか? 玄関ドアの外側は...

神棚の掃除とお札の取替について。方法・注意点・守るべきこと

神棚の掃除と、お札の取り替え方について。 神棚やお札など、神道についてのしきたりは諸説あります...

大掃除は窓や網戸から始めるとやる気スイッチがONします

大掃除をしよう! 気持ちはあるけど、重い腰が上がらない。 そんな時には窓ガラスや網戸の掃除をして...

神棚の年末掃除はいつ?掃除を避けたほうが良い日と掃除方法

年末というと大掃除!そんな方も多いのではないでしょうか。神棚も年末には掃除をしますよね。そこで気にな...

カビの掃除をハウスクリーニング業者に依頼してみた

カビとの戦い。 お風呂場、窓サッシ、玄関、トイレ、部屋の隅、キッチン、エアコンなどなど…。 ...

タンスの掃除。衣類が喜ぶ木製タンスの使い方とお掃除方法

タンスを掃除する方法をご説明いたします。 木製のタンスは、呼吸をします。 ですから、衣類を守...

お正月の掃除が風水でNGな理由と正しいお正月の過ごし方を解説

「お正月は掃除しない方がよい。」と風水で言われていることは聞いたことはあっても、その理由までは知らな...

換気扇掃除に効果的な洗剤とつけおき洗いのコツについて解説

換気扇掃除を面倒だと感じる主婦の人も多いでしょう。さらに油汚れがひどいと、なおさらそう思ってしまうの...

スポンサーリンク

神棚の掃除を女性がしてはならないと言われているけど、本当のところは

神道では血が穢(けがれ)とされる

自宅に、神棚を祀っている人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

神棚は、神道(しんとう)の神様をお祀りするための物です。

自宅の神棚には、その土地に根付く神様を祀るという意味の他、家内安全や繁栄を願うという意味があります。

自宅に神棚があるということは、家の中に小さな神社があるということ。

神様がいつ来られても良いように、神棚は定期的な掃除やお供えを欠かさないことが大切です。

神棚の神様は、日本古来からある神道から来ているため、女性が神棚に触れることがタブーであるということを伝え聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

神棚の掃除、女性が行うのはタブーなの?

私の実家にも神棚がありますが、物心ついた時から父や祖父などの男性が神棚の掃除をしているところを目にしていたため、はっきり女性がタブーとは聞いていないものの、自然と神棚は男性が触れる物なんだと思っていました。

でも、女性が神棚に触るのはタブーというのは、実際のところ、本当なのか、そしてその話はどこから来ているものなのかということに興味が湧いてきたので、調べてみることにしました。

 

神道とは、日本では江戸時代から伝わる宗教です。

日本最古の神様で、日本という国を作ったともされる天照大神(あまてらすおおみかみ)は女性の神様です。

その他にも日本各地にいる神様は、女性も多いため、神棚に女性が触るのは女人禁制などの特殊な神様を祀っているのでなければ、特に問題はないと言えます。

ただし、神道の考えでは、血は穢(けがれ)であるとされています。

そのため、男女関係なく出血した状態で神棚を触るということは、神様に対して失礼であるということになるのです。

特に、女性は生理などで出血の機会が男性より多いため、神棚のお世話をする時には、体調なども意識する必要があるということが言えます。

神棚の掃除を始める前に

手を洗うことで身を清める

神道の神様は、神社に祀られている神様と同じです。

そのため、自宅の神棚を掃除する時には、神社に参拝する時のような最低限のマナーを守り、気持ちよく掃除したいものですね。

神社にお参りにいく前には、必ず手や口を清めます。

この手洗いにも大切な意味があります。

水には、穢を払い、身を清めると言われています。

神様をお参りする前には、身をきれいに清めることが作法です。

自宅の神棚を触る時にも同じです。

手はキレイに洗ってから神棚に触るようにしましょう。

最初と最後に挨拶を!

神棚は、家を守ってくれる神様が寛いでいる場所です。

そう考えると、神棚の掃除は、適当には出来ませんね。

掃除をする前は、「これからお掃除させていただきます」と声がけしてから掃除に入ると良いでしょう。

終わった後も、挨拶を忘れずにしましょう。

神棚の掃除をするには清い身分で行う。女性が神棚を掃除する時に身につけるべきものとは

神棚の掃除には、「穢(けがれ)」は禁物

とにかく、家の繁栄を守ってくれる神様に失礼のないように、身を清め、穢(けがれ)がない状態で掃除することが重要です。

手を洗うことで身を清め、服が汚れている場合にはきれいな服に着替えてから掃除に入ると良いでしょう。

神道の神様が血を穢(けがれ)とするのは、決して女性を差別している訳ではありません。

昔は、今のように医療も発達していなかったため、今よりも、血や病気が「死」のイメージに近かったことが原因と考えられています。

巫女さんとして神社で働く人の中には、生理が始めると、仕事を中断して帰ることが当然だったという時代もあったそうです。

現代では、医療も発展していますから、それほど血に対して意識をすることはないのかもしれませんが、心配な方は生理中の時には、身を清めるための塩を身に着けたり、鏡を身につけることで、清めになるという考えもあります。

神棚の掃除をする時に気をつけるべきことは男性・女性ではなく心構え

神棚をキレイに掃除することで、家を見守ってくれる神様も喜んで、運気アップになるとも言われます。

確かに、ホコリっぽい家にいるより、キレイに片付いている家の方が居心地が良いですよね。

神棚は単に掃除をするではなく、掃除をさせていただくくらいの気持ちで

神棚の掃除は、他の場所とは違い神聖なところなので、適当には掃除しづらいですよね。
神棚は、御神体が降りてくる場所なので、大切なことは”新しい”布巾やブラシなどを使って掃除することです。

神棚全体が神様のいる場所と考え、古い雑巾で掃除するのは禁物です。

神棚を掃除するということは、自分の身も浄化することになります。

そのため、やる気がない暗い気持ちで神棚の掃除を始めてしまうと、その暗いエネルギーが神棚に伝わってしまいます。

掃除をする前に手を洗う時も、神社で手を洗う時のように、身を清めるつもりで、邪気を払うようにしっかり洗って掃除に備えましょう。

神棚を掃除する時、絶対にしてはならないこと

神棚の掃除に水拭きは禁物

神棚の棚は、杉やヒノキなどの白木で出来ています。

木は、水を吸い込むとカビが発生したり、湿気により歪みが出来てしまうこともあります。

そのため、神棚を掃除する時には、水拭きは禁物です。

棚の上のホコリは、「はたき」などで落としてから、新しい布巾で乾拭きしましょう。

床の上に置かない

神棚の物を一旦避けて掃除しようと、床に置いてしまうと、神様を人間よりも下に置いてしまうという大変失礼なことになってしまうので、床の上に直接物を置くのは避けましょう。
どうしても物を避けて置きたい場合には、机の上などに置いたり、キレイな白い布の上に置くと良いですよ。

大掃除のコツカテゴリの最新記事