換気扇掃除に効果的な洗剤とつけおき洗いのコツについて解説

換気扇掃除に効果的な洗剤とつけおき洗いのコツについて解説

換気扇掃除を面倒だと感じる主婦の人も多いでしょう。さらに油汚れがひどいと、なおさらそう思ってしまうのではないでしょうか。

しかし、洗剤を使ってつけおき洗いすることによって、換気扇の汚れを簡単に落とすことができます。また、つけおき洗いしているうちに他の家事をこなすことができるので、おすすめな方法なのです。

今回は換気扇のつけおき洗いに効果的な洗剤やつけおき洗いの方法について説明します。油汚れが気になるファンやフィルターをピカピカにしましょう。

また、換気扇の掃除は「夏」がおすすめです。汚れをより簡単に落としたい人は夏に換気扇を掃除するようにしましょう。

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換気扇をつけおき洗いする場合に使用する洗剤について

なかなか手をつけ始めるには時間がかかる掃除の場所としてよくあげられるのが「換気扇」の部分です。
「明日にしよう」「また、明日にしよう」と、どうしても決心しないとなかなか作業を始める気にもならないですよね。
そんな換気扇の掃除は、思い切ってつけ置き洗いで終わらせてしまいましょう。
つけ置き洗いをオススメするのは作業の効率化を図るためです。
かかりっきりでゴシゴシ洗う方法の場合、時間がかかってしまい日常の家事が詰まってしまいますよね?
その一方でつけ置き洗いは、つけておくだけの作業中他の家事を行なうことができますし、専用の洗剤に長時間つけておくことでより洗浄効果がうまれるというわけなのです。
まして、長期に渡りこびりついている頑固な汚れほど擦った程度ではなかなかおちません。じっくり時間をかけることで汚れを浮かせ取りやすくなるというところもオススメなポイントとして言えるでしょう。
ここからは、そんな換気扇のつけ置き洗いについて詳しく紹介していきたいと思います。

つけ置きに必要な洗剤の種類

換気扇の場所によっても必要な洗剤の種類が変わってしまいますが、キッチン以外の換気扇は油汚れなどが無いため基本的には中性洗剤などで簡単に擦り落とすことができます。厄介なのは、キッチンの換気扇です。
この場合は、油汚れとなる酸性の成分を中和してくれるアルカリ性の洗剤を使いましょう。
いくら強力だからといって、油汚れに酸性の洗剤を使っても効果はなかなか期待できません。一般的に成分の方式としては、酸性の物はアルカリ性を、アルカリ性には酸性の物を使用するということが互いに中和する関係を生み出してくれるというわけなんです。

換気扇を洗剤でつけおき洗いする場合は「ごみ袋」を使いましょう

では、どのようにつけ置き洗いをすればより効率の良い作業が出来るのでしょうか?

換気扇掃除には手袋が必需品

必ずゴム手袋を掃いて下さい。
油汚れは頑固な汚れです。つけ置き洗いをするからとはいえ、直接擦る場面も多少は出てくるでしょう。そんな時、素手で作業をすると強力な洗剤の成分に負けてアカギレや手荒れを起こしてしまうからです。

ゴミ袋を活用して

油汚れは、シンクや洗面所に付着してしまうとなかなかとれない場合があります。
したがって、最初から予防する意味も含めて大きめのゴミ袋の中で作業することをオススメします。
せっかく換気扇をつけ置きしたのに、シンクに頑固な汚れが付着し余計な手間がかかってしまいます。
事前準備は怠らないよう、十分対策を考えてから実行して下さいね。

  1. 45l以上の大型のゴミ袋を年のため2枚か3枚かさねてシンクの中に広げておきます。
  2. 換気扇のつけ置き部品をゴミ袋に入れます。
  3. やや熱めの40~50度位のお湯を入れアルカリ洗剤を入れたらそのまま1時間位つけ置きしておく。(シンクの中でなくても大きめのバケツやタライでもオッケーです)
  4. 1時間後、使用済み歯ブラシなどで付着している油成分を擦り落として下さい。

換気扇のファンは重曹でつけおきしてきれいにしよう

上記でアルカリ性の洗剤をオススメしましたが、他にも重宝できる洗剤があります。

換気扇汚れは「重曹」で落とす

重曹とは、重炭酸ナトリウムともいい掃除洗剤としてはとっても幅広く活用されているナトリウムの炭酸水素塩のことを言います。
掃除は元として、調理のときにも使用されるほど人間の体への影響は少ないと言われています。
例えば、ベーキングパウダーなどの成分にも使用されているのです。
体内への影響も勿論ですが、付着してしまった場合の影響としてもほとんど確認されていないほどエコな洗剤とも言われています。
入手方法も簡単で100円ショップでも販売されています。
ということは、体内にも皮膚にも影響は無く、手に入れやすくコスト面が安いという全てにおいてパーフェクトな洗剤というわけなのです。

では、重曹を使用しての漬け置き洗いの方法を簡単に紹介したいと思います。

  1. ファンを取り出す。(ファンを固定しているネジなどしっかり外して下さいね。
  2. 重曹の粉末をふりかけ、1時間程放置する。水溶液ではなく、粉を直接ふりかけるところもポイントです。
  3. 使用済み歯ブラシなどで擦る。ある程度の汚れを擦り落とします。
  4. つけ置きする。水の中にファン全体が入るまでヒタヒタに水を入れ、さらに重奏1カップ程度混ぜたら、さらに1時間位置きます。
  5. 最後に歯ブラシで細かい汚れを擦り落としたら完了。

時間は通常のつけ置き洗いより少しかかってしまいますが、何と言ってもエコなところがオススメできますので、どのくらいの洗浄効果があるのか一度試してみて下さい。

換気扇のフィルターも洗剤でつけおき洗いしましょう

上記では主にファンの部分をメインに紹介してきましたが、次に紹介するのはフィルター部分です。

つけおき洗いの事前準備

いざ、フィルターを外す時にキッチンがしつこい油汚れの混ざったホコリなどで汚れてしまうことがあります。油が混ざっているのでなかなかよくとれないのが厄介なところです。
作業をするときはキッチン部分には物を置かない、新聞紙などを引いて余分な汚れを予防しておくという対策も必要になってきます。
あとは、使用する予定の洗剤を出しておく事。掃除用具も出しておいて下さい。
フィルターを外して手が汚れてから引き出しを開けて道具を取り出すというのは汚れが他にも移動してしまう傾向があるからです。他には、換気扇全体を外す時に出る部品の保管容器を出しておく。これは、意外と忘れがちな作業ですが、コップなどを準備して外したネジを入れておくだけで取付作業をスムーズに行なうことができます。

きれいにするため掃除、万全な準備を整える

フィルターをつけ置き洗いする方法は、ファンとさほど変わりません。
使用する水は、油汚れによく反応してくれるお湯を使用するということだけ気をつけることで汚れの落ち具合も全く違いますので、その点は注意して下さいね。

換気扇の掃除をするなら「夏」がおすすめです

換気扇を掃除するような大掃除といったら、年末にというイメージがありますすが、実は換気扇の掃除は「夏」に掃除することが適していると言えるのです。
では、なぜ季節が関係するのか検証してみたいと思います。

気温によって換気扇汚れの洗浄効果がでる

例えば30度の環境と5度の環境で換気扇を掃除したとします。
そうすると、30度の環境で掃除した方がより汚れが落ちたと言われているのです。(勿論諸説あるため、参考程度に観覧して下さい)。
そうです!まさかの気温の変化によって洗浄効果が変わってしまうのです。

確かに極端な気温差ですので、実際はこんなに暑くても作業はしたくないし、こんなに寒くても作業ははかどりませんよね?
なぜこんな結果をお伝えしたかと言いますとただ、「目安」を理解していただきたかったのです。
漬け置きでもお湯で対策することも含め、キッチンの換気扇汚れは温かい環境であればあるほど落としやすい汚れに変化するということなのです。

なかなかはかどらない換気扇の掃除ですが、一度きれいにすることで、心もきれいな気持ちに変化します。
まして、主婦が1日でいる時間が一番長い場所として言われているキッチンです。
よりよい環境で日々過ごして下さいね。

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