エアコンの掃除は自分でできると聞いたものの、ファンの掃除はどうやってするのかわからない人も多いのではないでしょうか。
今回は自分でエアコンのファンを掃除する方法を教えます。正しい手順で掃除するようにしましょう。
ただし、自分でエアコンを掃除すると数時間かかります。また、故障の原因となってしまうこともあります。
掃除に自信がない場合はプロの業者にエアコンクリーニングを依頼するようにしましょう。その費用の相場についても説明します。参考にして下さい。
掃除のコツ先生 掃除のコツを覚えてキレイな生活
エアコンの掃除は自分でできると聞いたものの、ファンの掃除はどうやってするのかわからない人も多いのではないでしょうか。
今回は自分でエアコンのファンを掃除する方法を教えます。正しい手順で掃除するようにしましょう。
ただし、自分でエアコンを掃除すると数時間かかります。また、故障の原因となってしまうこともあります。
掃除に自信がない場合はプロの業者にエアコンクリーニングを依頼するようにしましょう。その費用の相場についても説明します。参考にして下さい。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
【壁紙の掃除のコツ】セスキ炭酸ソーダは手垢やヤニに効果的です
キッチンの掃除などに使用できるセスキ炭酸ソーダ。実はいろいろな汚れがついている壁紙の掃除にも使えます...
神棚の掃除を女性はしてはならないと聞くけどどうなのでしょうか
神棚の掃除を女性がすることを『タブー』として扱われますよね。 私も『神様は女性だからヤキモチを...
お正月の掃除が風水でNGな理由と正しいお正月の過ごし方を解説
「お正月は掃除しない方がよい。」と風水で言われていることは聞いたことはあっても、その理由までは知らな...
タイルの掃除には重曹で汚れを落とす!玄関の掃除は重曹で簡単に
玄関は掃除をしていても、タイルが黒ずんで汚れが取れないとお悩みの方も多いと思います。掃き掃除をしても...
部屋の大掃除で運気アップ!場所別・運気を上げる掃除のポイント
運気を上げたいという人は、部屋の大掃除をして運気をアップさせてみましょう。風水を意識しながら部屋の掃...
壁についたヤニが原因の黄ばみの落とし方と使用する洗剤について
壁についたヤニが原因の黄ばみ。そのままにしておくと、きれいに落とせなくなってしまうと言われています。...
スポンサーリンク
エアコンのファンを自分で掃除する際に必要な物はこちらです。
作業をする前に、エアコンのコンセントを抜いておきましょう。床には新聞紙などを敷き、掃除の邪魔になるので吹出口のルーバーも外しておきます(取扱説明書参照)。
市販のエアコンファン洗浄剤には養生シート付きのものが販売されていますので、そちらを使われたほうがよりラクに作業が出来ますが、自分でゴミ袋を切ってカバーすることも出来ます。ビニール袋の一番長い辺をハサミで切って広げ、カットした部分を手前にして、三角の部分を下にして壁側からエアコンの側面を包むようにしてテープで固定します。この三角の部分に排水が溜まるのですが、重みでゴミ袋が外れてしまうのを避けるために、しっかりとテープで固定するか、三角の先端を切り取って排水を下に流してやる必要があります。この場合は、まっすぐ下に排水が流れるように、切り取った部分からビニール紐を下まで垂らし、バケツで排水を受け止めます。
まずは、乾いている状態でブラシと掃除機を使って、ある程度の汚れを落としておきます。ファン全体に洗剤をスプレーしたら、ブラシで端からこすっていきます。全体的に汚れを落としたら、スプレーノズルを付けたペットボトルに水を入れ、電子部品に直接水がかからないように注意しながらすすいでいきます。
ファンがきれいになったらゴミ袋を外し、水が滴らなくなる程度まで乾いたら、電源を入れてしばらく送風運転をして完全に乾かします。最初の数分は吹出口にタオルなどをあてておくと良いでしょう。
エアコンのファンを自分で掃除するには、1台あたりだいたい1時間半~2時間ほどはかかります。慣れてくればもっと短い時間で終わらせることが出来るかもしれませんが、お掃除後に乾かす時間も考慮すると、その間は当然エアコンは使えませんので、真夏になってからだと汗だくでこの作業を行うのはかなりしんどいのが想像出来ると思います。
出来るだけ本格的にエアコンを使うシーズン前にお掃除しておくのが理想ですが、たいていは使っている途中でニオイが気になりだすものなので、そうも言ってはいられませんよね。夏場に行う際には、まだ気温が上がりきらない早朝の時間帯に行うか、気温や湿度が低めな曇りの日を選びましょう。
エアコンのファンにはカビが生えやすいため、汚れたまま使用してると、カビを空気中にに撒き散らしているのと同じことになりかねません。先ほどのお掃除方法では取り切れなかったカビ汚れに対しては、エアコン本体を分解して掃除するという方法もあります。
エアコン本体からファンを取り外して丸洗いすることで、ファンについたカビ汚れを徹底的に取り除くことが出来ます。
各部品をドライバーを使って外していくわけですが、初めての場合はお掃除後に取り付ける際に順番を誤る可能性が高いので、部品を取り外すごとに写真をとりつつ作業を行うと良いでしょう。
この方法は、エアコンの配線を外したり、順番にそれぞれのパーツを取り外したりする作業が必要となります。正しく装着しないと不具合の原因にもなりますので、あまり自信のない方は最初にご紹介した掃除方法か、プロにおまかせすることをオススメします。
エアコンのファンを自分でお掃除するには、どうしても準備や手間がかかります。ニオイを気にしながら掃除を先延ばしにしていては、やがてカビなどによる健康被害を引き起こす原因にもなりますので、思い切ってエアコン掃除をプロに依頼するのもひとつの手でしょう。
エアコンのお掃除を業者に依頼する場合、費用は1万円から2万円程度となります。ここでひとつ注意したい点としては、その金額で果たしてどこまでキレイにしてもらえるのかということです。
金額を比較的安く設定している業者の中には、掃除がしやすいフィンの掃除はしても、肝心なファンのお掃除は別料金となる場合もあるため、業者に依頼する段階でそのあたりをきちんと確認しておく必要があります。
また、多くのご家庭でエアコンを使う夏場にかけては、エアコンの掃除依頼が殺到するため、連絡してもすぐには来てもらえない可能性が高くなります。しばらくエアコンの掃除をしていない、もしくは購入してから一度も掃除せずに使い続けている場合は、本格的に使うシーズン前に、早めに業者に依頼することをオススメします。
汚れたままのエアコンを使い続けていると、健康被害の心配はもちろんのこと、エアコン自体の運転効率が低下してしまうため、電気代が高くなってしまう可能性もあります。さらにはエアコンの故障にも繋がり、早いサイクルで買い替えが必要になることも。
このように長い目で見れば、エアコンのお掃除を業者に定期的に依頼したほうが、結果的には節約につながるケースもあるということを覚えておいて損はないと思います。
エアコンの掃除を業者に依頼する頻度としては、最低1年に1回、夏前か夏が終わったあとに行うのがベストです。夏場に冷房を使うことで、エアコン内部にカビが発生しやすくなるので、本格的に冷房を使う前に汚れを取り除いて運転効率を良くするか、使う頻度が下がってから夏場についたカビを取り除くのが理想です。
もちろん、定期的にプロにお願いするだけでなく、出来る部分は自分でこまめに掃除することもお忘れなく。フィルター部分だけなら簡単に取り外すことが出来るので、2週間に1回をめどに洗ってキレイにすると良いでしょう。
また、最近増えているお掃除機能付きのエアコンですが、実際にお掃除を省くことが出来るのは、このフィルター部分だけのようです。自動的にお掃除してくれているからと安心してはいけないのですね。
時にはプロにお願いしながら、快適な環境を維持したいものですね。