エアコンの掃除は業者に任せた方が良いとはいえ、どの会社に依頼したらいいのかわからない人の方が多いのではないでしょうか。
また、料金を少しでも安く済ませたいと考える人もいるでしょうが、本当に問題ないのか心配になりますよね。
今回はエアコン掃除を依頼する場合の業者の選び方について説明します。選ぶ基準がわかれば、安心して依頼することができるでしょう。
さらにエアコン掃除を業者に依頼する頻度や普段のお手入れ方法についてもご紹介します。長持ちさせるためには自分で掃除することも必要だということを覚えておきましょう。
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エアコン掃除を依頼する業者を選ぶ基準と注意点について
エアコンは、一度取り付けると、引越しなどのよほどのことがない限り、取り外すことがありません。
そのため、エアコンの掃除をするにしても、台に登るなど、他の掃除場所より手間がかかる場所でもあります。
エアコンの中には、エアコン自体が掃除してくれる「お掃除機能」が付いた物もありますが、これはフィルターに付いたゴミやホコリをブラシでかき出してキレイにしてくれるというもので、エアコンの内部までは掃除してくれません。
掃除機能が付いているエアコンだからとずっと放置してしまうと、エアコンを開けたらホコリがびっしり詰まっているということもあります。
エアコンにホコリが溜まってしまうと、内部にカビが発生したり、エアコンの作業効率が悪くなるなどの影響が出てしまいますので、エアコンの掃除は定期的に行い、キレイな状態を保つことが大切です。
とはいえ、自分で清掃出来ることにも限度がありますよね。
エアコンのフィルターを掃除機で吸い取ることまでは出来ても、中を分解して洗浄するような本格的な清掃は慣れていないと難しい作業です。
そこで、エアコンの掃除は、プロの掃除業者に任せるという人も増えているようです。
多くの掃除業者は、掃除の料金設定が細かく設定しているところが多く、エアコンだけなど、部分的な掃除だけ依頼することも出来るところがほとんどです。
一般的に、エアコンの清掃は、1台あたりで掃除料金が設定されています。
エアコンにお掃除機能がない場合、平均1万円~1万2千円ほどで、お掃除機能付きの場合は、やや上がり1万5千円~2万円が相場です。
エアコン1台だけの掃除を頼むよりも、複数台まとめて依頼すると割り引いてくれたり、土日よりも平日の方が作業料金が安く設定されている業者もあります。
エアコンのメーカーによって料金が変動する業者もありますので、作業を依頼する前に確認や見積もりをお願いして検討しましょう。
業者に依頼した場合のエアコン掃除の料金相場とは
エアコンの中でも、掃除機能があるかないかで料金設定が違うということに疑問を感じる人もいるかもしれません。
これは、エアコン内部の構造に関係しています。
掃除機能が付いたエアコンは、「自動お掃除」や「自動洗浄」、「お掃除ロボット」などの名前が付いたエアコンがたくさんありますが、その名の通り、フィルターに付いたほこりをエアコンが自動的にブラシで取って、キレイにしてくれる機能のことです。
掃除機能が付いていないエアコンと比べると、内部構造が複雑で、部品も多いため、それらを取り外して分解・洗浄するとなると、その分どうしても手間がかかってしまうのです。
エアコンのメーカーによっても、中の構造は変わりますので、見積もりしてもらったら以前使っていたエアコンよりも料金が高かったということもあります。
業者によっても、価格は変わりますが、掃除機能ありのエアコンは、掃除機能なしのエアコンより1万円ほど割高になることが多いようです。
掃除業者もたくさんあるので、どこに頼んだら良いのか迷うこともありますよね。
大手から個人でやっている業者まで幅広くありますが、自分がどこに重点をおくかということは業者を決める上で大切なことです。
大手の業者の場合、対応や作業内容まですべて決まっているので、安心感がありますが、依頼が集中するとなかなか返信がこないということもあり得ます。
また、個人の業者の場合は、営業から実際の作業まで、個人でこなしているため、人によっては不安になることもあるかもしれませんが、1対1なので、親切で丁寧な対応をしてもらえることもあります。
掃除業者に依頼をする時には、見積もりに来てもらってから内容を決めるというケースが多いので、平日は働いていて時間を取るのが難しい人には、土日も対応してくれる業者を検討してみるのもおすすめです。
業者が行うエアコンの掃除内容と流れについて
エアコンが活躍する季節に差し掛かるころ、エアコンの掃除を業者に依頼するという人も多いようです。
特に梅雨のジメジメした湿気はうっとうしいもの。
快適に、梅雨の季節を乗り切りたいと考える人が多いということでしょう。
業者にエアコンのクリーニングを依頼した場合、まず使用しているエアコンのメーカーや型番などを確認されます。
おおまかな見積もりを提示され、オプション(抗菌コートなど)の有無を決めて、作業日を調整していくというのが大きな流れです。
掃除業者にとって、需要者が増える6~8月、そして年末付近は繁忙期です。
この付近で予約すると、すでに予約で埋まっていて作業は1ヶ月後~、金額も通常より割高になるということもありますので、出来るだけ繁忙期は避けて余裕を持って予約することがおすすめです。
エアコンの清掃は、取り付けてあるその場で行います。
エアコン付近の壁などが汚れないように、養生してから作業に入ることが一般的ですが、作業しやすいようにエアコン周りは物をよけて作業スペースを空けておくと良いでしょう。
エアコンの掃除は、高圧洗浄機などの専用機材を使い、洗剤を付けて、内部の部品を分解・洗浄するという内容です。
専門知識や技術がないと出来ない掃除なので、エアコンの掃除だけは業者に依頼するという人も少なくありません。
最後に、エアコンを元の状態に戻し、一緒に動作確認をして作業が完了となります。
エアコン掃除を業者に依頼する頻度と時期について
掃除業界に限らず、引越しや年賀状印刷などでも1年の中で忙しい時期は業種によって違いはあるものの、存在します。
エアコンクリーニングの繁忙期はいつ?その時期は夏と冬
逆に比較的すいている時期にエアコンクリーニングを依頼すれば、たくさんのメリットがあります。
エアコンクリーニングは、依頼する人が少ない3~5月、そして9月~11月が予約が取りやすい時期と言われています。
このような閑散期に掃除を依頼すると、「初めての依頼で○円引き」や、「○日までの依頼で○円引き」など、業者によっては大幅な割引などを行っていることがあります。
エアコンクリーニングは、よく使うリビングルームなどのエアコンなどは年に1回行うことが理想的です。
月に1~2回は、自分で出来るフィルター掃除を行うなどエアコンの定期的なメンテナンスを行うことが、エアコンの効率を保ち続けることに繋がります。
せっかく買ったエアコンは大切にお手入れして、長く使いたいものですね。
毎月自分で簡単に掃除するだけでエアコンは長持ちします
「掃除機能付き」という言葉を、「掃除をしなくて良い」という間違った解釈をして掃除をしないという人も少なくないようです。
エアコンに付いている掃除機能とは、あくまでもフィルターの表面に付いたほこりを取るという機能です。
通常、エアコンの蓋を開けると、フィルターが付いていますが、このフィルターで部屋の空気をろ過しているため、ホコリが付きやすいのです。
フィルターのお手入れは、掃除機能を使ったり、付いていない場合は掃除機でフィルターの表面を吸い取るということを週に1回行うのがおすすめです。
汚れがたくさんついたフィルターは、風が通りにくいため、エアコンの効率を悪くします。
その結果、電気代が余計にかかったり、内部にまで汚れが溜まってしまいます。
内部までの念入りな掃除は業者に任せるのがおすすめですが、毎日出来るお手入れをすることで、エアコンの寿命を長くすることが出来ます。
前回いつ掃除したかな?など、ついつい忘れがちになってしまうエアコンの掃除は、カレンダーなどに記入したりしてこの日にやる!と決めて行うと忘れずに出来ますよ。