部屋を綺麗にするメリット。
綺麗な部屋で生活している人の心理状態を考えたことありますか?
逆に、汚いとまでは言わないけれど、片付いていない部屋で生活している人の心理状態ってどのようなものだと思われますか?
単純に『片付いている』ということと『整理整頓がなされている』ということには大きな違いがあります。
不要なものをキチンとしまいこんでいることを『片付け』とはいいません。
部屋を綺麗に保つということは、『今』という時間軸で自分の人生を捉えることができているということです。
部屋を綺麗にするというほんとうの意味を知り、心理的にも物理的にも得られるメリットを考えてみましょう。
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部屋が綺麗だと確かにスッキリはしていそうだけど、実際にどんなメリットがあるのでしょうか。
綺麗な部屋のメリット
部屋が綺麗だとストレスが軽減する
普通に考えてきちんと整理された部屋は気持ちが良いものです。物が散らかった部屋、ゴミだらけの部屋よりもストレスがかからないのは明らかです。
嫌な流れを断ち切る
部屋が汚いと考えもネガティブになりがちです。いざ、何かをしようと思っても部屋にスペースがなかったり、使いたい物が見つからない。
やる気が起こらなくなったり、何につけてもモチベーションがあがりません。
「なんとなくうまくいかない」とぼんやり感じる自分自身の嫌な流れを断ち切るきっかけになります。
お金が貯まる?
使おうと思ったものが見つからず新たに購入することになった。
しまいこんでいた食品や調味料が消費期限切れだった。
そんな経験はありませんか?
小さなことですが、その余分な買い物も積もり積もればそれなりの金額になります。
風水などでもきちんとした部屋の方が金運なども上がるといいますし、得できると思えば部屋を綺麗にしたくなりませんか?
部屋が汚いとどのようなデメリットがあるのか
部屋が汚くて突然の来客で困ったという経験はよくあるのではないでしょうか。
設備の点検や故障で人を入れざるを得なくなったときも、なんとなく気まずいものです。
実際の生活でのそうした弊害がありますが、心理的にも様々なデメリットが生じています。
- 不要なもの、整理されていないものは目に入るだけでストレスになる
部屋が汚いと視界から入る整理されない情報が多く、無意識で「片付けなければ」と思ってしまうなど、ストレスになります。
- 汚い部屋は心も体も疲れてしまう
何かしようとするたびに物を探したり移動したりが必要になります。リラックスして心身をリセットする場所がなく、疲れが溜まることに繋がります。
- やる気が無くなったり後ろ向きな気分に
部屋が汚いというのは、それだけで自分が「失敗している」と感じてしまうものです。人は成功体験をすると前向きになり、次のステップに向かおうというやる気が出ますが、失敗は気持ちを落ち込ませてしまいます。
部屋が綺麗な人は段取りがわかっているということ
部屋を片付けるというのは、不要な物を捨て、もともとあった場所に戻し、ゴミを捨てたり掃除機をかけたり…と段取りを決めていくことです。
こうした思考の働きは部屋の片付けに限ったことではありません。
料理でも洗濯でも、仕事の中でも物事を順序立てて効率よく進めるということは、重要なことであり多くの人は無意識でもある程度のことができています。
部屋を綺麗に保つことができる人は、そうした物事の順序や段取りをきちんと理解しているということ。
また、逆も然りで部屋が片付いていないことが頭の中を混乱させてしまい、集中力や効率を低下させてしまいます。
そうなると悪循環に陥ることも。
一度深呼吸して客観的に散らかった部屋を見つめ直し、冷静に片付けに取りかかってみてはどうでしょう。
部屋を綺麗にすると気持ちにも影響がありますし、メンタル面でのメリットを実感できれば今後片付けようという気持ちも高まるのではないでしょうか。
部屋を綺麗にできない時の心理状態とは
ストレスが溜まっていると部屋が綺麗にできない
部屋が綺麗にできない・いつも散らかっているという女性は、原因がストレスの可能性があります。
女性の多くが思い当たると思いますが、満たされない欲求をショッピングをして何かを手に入れることで満たそうとしてしまうのです。
収納できる量を超えても「欲しいから買う」という気持ちを抑えられずに、部屋が物で溢れかえり片付けられなくなってしまいます。
「もったいない」に縛られていると部屋が汚くなる
日本人の美徳とされてきた「もったいない」という精神が逆に片付けられないというデメリットになってしまっているのです。
もったいないと思うから捨てられず、ただ仕舞い込んだり積み上げたりしておくだけでは、結局それは活用されておらず結果的に「もったいない」状態です。
使ってもらえる人に譲ってはどうでしょうか。
それに、使わない物をおいてあるスペースを占有してしまうことの方が、実は無駄になっているのです。
部屋を綺麗に保てる人から出る幸せオーラ。周りを幸せにするメリットも
部屋を綺麗にしているかどうか、外に出る時に身なりをきちんとしてさえいれば誰にも気づかれない。それは本当でしょうか?
いつも洗濯をあまりしなかったり、きちんと干さずにしわくちゃになっている人が、いくら取り繕ってもどこかでボロが出てしまうもの。
清潔感の有無はなんとなく伝わってしまいます。
部屋がホコリだらけゴミだらけだと空気中の雑菌やカビが肌荒れの原因になることも。汚い部屋は健康や美容にとっても大敵です。
スボラでいつから使っているかわからない使用期限切れのコスメを使っているなんて、もってのほか。部屋をきれいに保つことは見た目の美しさとも無関係ではないのです。
そして部屋が汚いのは「自分」を大切にできていないことだと思ってください。
自分が生活する場所が汚いままでいいなんて、自分を大切にできていない証拠だとは思いませんか?
散らかった部屋は、心の不安定さの現れ。
逆に、汚い部屋が原因で心に良くない影響を与えることもあります。
この悪循環を断ち切るために一念発起して部屋を綺麗にしましょう。
綺麗な部屋を保てるということは自分自身も綺麗にすること。心が満たされればそこから放たれるオーラは自分だけでなく、周囲にも良い影響を与えられるはず。
自分に必要なもの、不要なものをしっかりと見直してスッキリしましょう。