トイレの手洗いで手を洗う時に気になるのが、手を洗った時の水はねです。
水はねがトイレの壁についたまま放置された状態なのは壁紙が心配になりますね。
そこでトイレの水はねに出来る対策を紹介します。
まずは水がはねる部分にタイルシートを貼る方法です。
タイルシートは好きな大きさにカットして、気になるところに貼ることが出来るので便利なアイテムです。
また水がはねることの原因に水流が関係している場合もあります。
出る水の勢いを調整することが出来ますので、やり方を紹介します。
水はねや汚れが気になる場合は手洗い場を使わない方法もあります。
掃除が楽なタンクレスのトイレの場合には、手洗い場を別で付けるという案もありましたので参考にしてみてください。
関連のおすすめ記事
トイレの手洗いの水はねが気になる場合はタイルシートを貼る方法
トイレの手洗い場には防水機能を備えたタイルシートで明るくイメチェン
自宅のトイレに手洗い場を設置しているご家庭は多いのではないでしょうか。
トイレで用を足した後に、そのままトイレ内で手が洗えると便利ですよね。
しかし、トイレの手洗い場はスペースの関係上、洗面所のように広く取られていないことがほとんどです。
「手を洗う」という目的で設置されているため、極力省スペースで付けられているところが多いのではないでしょうか。
このようなタイプの場合、手洗い時の水の飛び跳ねが悩みの種ということもあります。
手を洗った時、水が飛んで正面の壁にかかってしまうことは多いでしょう。
一般的な壁紙は、素材が”紙”なので、水には強くありません。そのため、手洗い時の水跳ねを放置してしまうと、水が浸透した壁紙がふやけたり、破けてしまうということもあります。
この問題を回避するために、おすすめは”タイルシート”を手洗い場の壁紙に取り付ける方法です。
壁紙シートには様々な種類の物があり、既存の壁紙の上から防水などの用途で取り付けられる物も多くあります。
中でも、タイルシートは水回りのトイレには相性が良い壁紙シートです。
裏側に両面シールが取り付いているので、取り付け位置を決めて貼るだけという簡単な作業でリメイクが出来ます。
模様がタイル状なので、好きなところでカットして使うことも出来ますし、防水の機能もあってトイレのイメージも変えられるタイルシートは、トイレの手洗い場には特におすすめです。
トイレの手洗いの水圧が強いと水はねの原因に
トイレの止水栓を調整して水圧を弱める
そもそも手洗い場のスペースが狭いため、手を洗う時に水跳ねしてしまうということは多いと思いますが、その他にも水跳ねの原因となるのは、手洗い場の水の勢いです。
水圧が強すぎて、勢いよく水が出てしまうと、いくら気を付けていても水が周囲に飛び散ってしまうということがあります。
トイレの手洗いの水圧が強めに感じる場合は、止水栓をチェックしてみましょう。
トイレの止水栓は、トイレの中に必ず付いているものです。
トイレが故障を起こした時などに水の元栓を止めてしまうと、家全体の水が止まってしまう不便さがある一方で、トイレの止水栓を止めることによって水をトイレ部分に限定して緊急的に止めて修理をしやすくする役割があります。
また、トイレの水量を調整するという役割もあるので、トイレの手洗い場の水量も止水栓で調整することが可能です。
止水栓は、マイナスドライバーを使って調整出来ます。水の勢いが強すぎるということは止水栓が開きすぎていると考えられます。マイナスドライバーを時計回りの方向に回して、適度な水圧に調整してみましょう。
トイレの手洗いで起こる水はねなどの問題
トイレタンクに付いている手洗いでの悩みを解決するためには
トイレのタンクの蓋部分に手を洗うための水栓が付いていて、そこで手洗いをしているという家も多いでしょう。
ただこの場合、タンク蓋の面積内で手を洗わなくてはいけないため、急いでいる時などは手洗い時に水が飛び散ってしまうこともあります。
また、タンク付近に手を拭くためのタオルを常備しておく必要もあり、こまめに洗濯して清潔に保たなくてはいけません。
そのため、トイレのタンクの周りでは常に水滴が飛び散り、そこから雑菌が繁殖してカビのすみかになってしまうこともあります。
トイレの掃除の中でも、タンクの蓋の掃除は面倒な部分でもあります。
タンクの水洗い場があるということで、このような悩みが多いという方には、タンクを蓋付きに変更するという方法もあります。
トイレ自体を丸ごと新品に変えるのは、お金もかかりますが、蓋を変えて手洗いの水が出ないように改良してもらう作業はそれほど費用もかからずに済みます。
蓋付きのタンクにすることで、タンク上を収納棚にするなど空いたスペースを有効に使うことも出来ます。
手洗い場がトイレの近くにある間取りで、トイレのタンクでの手洗いに悩んでいる人にとっては検討してみても良い事例ではないでしょうか。
タンクレスのトイレの場合は手洗いは別に作る方法
独立した手洗い場をトイレに作るメリットとは
タンクレストイレは、従来であれば便器の後ろに付いているタンクがないシンプルな形のトイレで、水道から直結していてそこから水を流す仕組みです。
タンクがない分、トイレのスペースをその分広々と使うことが出来るメリットもありますが、一方でタンクで手洗いすることが出来ないため、トイレ近くに洗面所がない場合は新たに手洗い場をトイレに設けることを検討する人もいるでしょう。
トイレをスッキリ見せることが出来るタンクレストイレの場合、壁に面したところにカウンターを作り、収納棚と組み合わせて手洗い場を作ったり、トイレスペースに余裕があれば独立したスリムな手洗い場所をトイレ内に設置するという方法もあります。
独立した手洗いを作るということは、洗面台や蛇口まで自分好みの物にするということも出来るということ。
アンティークな雰囲気の蛇口や、陶器の洗面台など、組み合わせによってはどんなイメージのトイレにすることも可能です。
オシャレで使いやすい手洗い場を作ることで、より快適なトイレ空間にしましょう。
トイレの手洗いは綺麗に。掃除のやり方を紹介
トイレタンク内の水垢汚れには酸性洗剤を使う
トイレのタンクに付いている手洗いは、用が済んだらすぐに洗えるという便利な面もある一方、タンクに溜まった水垢の掃除が面倒という人も多いのではないでしょうか。
トイレという密室の空間では、空気中の埃がタンクに溜まりやすく、手洗い時の水がタンクに水垢となって付き、落としにくい汚れになります。
水垢汚れは水道水に含まれるカルキ成分が蒸発して固まった物です。
そのため、ただスポンジでこすっただけではなかなか取れません。
水垢汚れを綺麗に落とすためには、水垢汚れのアルカリ性に対し、反対の酸性洗剤を使うことが効果的です。
クエン酸洗剤やトイレ用の酸性洗剤を水垢汚れにスポンジで付け、時間をかけてふやかしてからこすると簡単に落ちます。頑固な水垢汚れは1回の掃除では落ちないこともありますので、何回も掃除を繰り返すことで、少しずつ落としていくのがおすすめです。