フローリングのトイレの床をどのように掃除したら良いか、頭を悩ませている人もいますよね。
フローリングは尿の飛び散りや水分で傷んでしまうこともあるため、掃除をする方法をしっかりと確認しておく必要があります。
トイレの床がフローリングの場合、どんな洗剤でどのように掃除をすれば良いのでしょうか。正しい方法を確認して、いつまでも綺麗なフローリングの床を保ちましょう。
トイレの床には、実はたくさんの汚れが付着しています。この汚れが臭いの原因にもなりますので、毎日の掃除で汚れと臭いを発生させないようにしてくださいね。
ここでは、フローリングのトイレの床の掃除方法と注意点についてお伝えします。
関連のおすすめ記事
フローリングのトイレの床に使える掃除用洗剤と掃除方法
トイレの床もフローリングだというお宅にお住まいの方は、この床のお掃除ならではの悩みを抱えていることも多いかと思います。
床は意外と見落としがちな汚れやすい場所です。
トイレなら特にその汚れは見落としやすいので、ニオイの原因になってしまったりということがよく起きてしまいます。
正しい掃除を行わなければ、せっかくのお掃除が裏目に出てしまったりということもあります。
まずはフローリングの床お掃除に使える洗剤などから見ていきましょう。
フローリングに使える洗剤
- クエン酸
水垢や尿石などに力を発揮するクエン酸はフローリングにも優しい天然由来のお掃除グッズです。
クエン酸を水に溶かしてクエン酸水溶液をお掃除に使えば、色々な汚れを落とすことが出来ます。
- トイレ用中性洗剤
トイレ用の中性洗剤はフローリングにも使える洗剤です。
裏に書いてある注意事項を一応読んでおく必要はあると思いますが、大抵の場合フローリングの変質を起こさせたりということは中性洗剤では起きません。
- 掃除シート
100円ショップなどでも購入できる掃除シートは強すぎる洗剤などを使われていることが少ないため、フローリングにも使えます。
フローリングの溝までお掃除が出来るのでおすすめです。
- お酢
抗菌作用を持つお酢はお子さんのいる家庭でも安心して使えますし、消臭効果も持っているのでニオイが気になる場所へのお掃除には向いています。
- 重曹
あまりにも頑固なフローリングの汚れには重曹を使って落としてみましょう。とても頑固な汚れでも繰り返し重曹を使って攻撃すればしっかり綺麗にできます。
フローリングをお掃除する上で使える洗剤や便利なお掃除グッズをご紹介しました。
ではこれらはどのように使えば効果的に使えるのか、ということでそれらもご説明していきます。
トイレのフローリング床は毎日掃除して汚れの蓄積を防ぐ
トイレのフローリング床は毎日のお手入れで汚れを蓄積させないようにするのがベターです。
ですが仕事で忙しい上に家事や育児に追われているとそういった時間を作ることはなかなか難しいです。
そこで毎日のお手入れの前にしっかり汚れを落とす方法をお教えします。
登場した洗剤たちを使ってどんなお掃除をすれば、トイレをピカピカに出来るのか、そして持続させる方法です。
重曹やクエン酸を水に溶かしてお掃除
重曹やクエン酸を使用してお掃除をする際は、水に溶かす分量を間違えないようにしましょう。たくさん入れれば効果的、と思うかもしれませんが適量があります。
- クエン酸…水200mlに対して小さじ1
- 重曹…水100mlに対して小さじ1
この分量で水溶液を作り霧吹きなどで気になるところに吹きかけます。どちらも吹き付けて拭き取ると汚れが落ちてくれます。
※クエン酸は酸性です。塩素系洗剤と混ぜないようご注意ください。
トイレ用中性洗剤と掃除シート
汚れはもちろん落とせますし消臭効果のあるものもあります。
床拭きに向いているシートは厚みのあるものを選び、ゴム手袋と併用すると手が汚れる心配なく掃除を済ませられるので日頃のフローリングお手入れにも掃除シートを使うと効率的です。
お酢を使った掃除方法
お酢は雑巾などに含ませて固く絞って床拭きをするとニオイを取る効果などを発揮してくれます。
さらに便器の設置してある付近などの頑固な汚れには重曹をふりかけた後にお酢をかけてみてください。
化学反応で二酸化炭素が発生し泡がたつはずです。
その泡は汚れを浮かせてくれる効果もあるので掃除がさらに楽になります。
トイレ掃除は上から順に行っていき、最後に床まできれいにしたらピカピカです。洗剤たちも駆使してピカピカにしたら日頃のお手入れに入りましょう。
トイレの日頃のお手入れ掃除
さきほど紹介した掃除シートでのお手入れの後に乾拭きをするというお手入れです。
簡単にできますので一日の最後などにお子さんに手伝ってもらってもいいかもしれません。
トイレのフローリング床にカビが生えてしまった時の掃除方法
トイレのフローリングにはカビが生えてしまうこともあります。
水を扱う場所ですし、放置しがちになってしまい、厄介な黒カビや黒ずみが発生するのです。
エタノールを使った床のカビを落とす方法
カビ取り用の洗剤を使ってしまうと、強力すぎてフローリングを傷めてしったり、脱色してしまいカビの部分だけ白く変色してしまう事態が起きてしまいます。
そのためフローリングのカビには、殺菌作用もあり脱色しにくいエタノールを使いましょう。
エタノールでのお掃除を行う場合に必要なものは以下のとおりです。
- 無水アルコール、または消毒用エタノール
- 雑巾
- ゴム手袋
- マスク
- つまようじ
- キッチンペーパー
お掃除をするときはトイレの換気を行い、マスクやゴム手袋での保護を行ってから作業に取り掛かりましょう。
念のためにゴーグルを付けて掃除を始めるとより安全ですね。
床のカビを落とすためにはエタノールを希釈する必要がある
エタノール:水で『8:1』のものを準備しましょう。
床の目立たないところで変色などが起きないかということを試してからはじめてください。
霧吹きなどで作業しやすくするのもおすすめです。準備ができたら早速掃除を始めていきましょう。
- カビの生えている箇所にエタノール水溶液をかけていきます。目地の箇所などにもしっかりとふりかけます。
- カビている箇所にキッチンペーパーを当てて爪楊枝でキッチンペーパーの上からこすっていきます。カビの状態が軽度であれば落とせていると思います!
カビがしっかりと根づいてしまっていると、フローリングの奥の方まで侵食されている場合もあります。
ワックスの下まで侵食されていたり、床板までカビの被害を受けていたらそれは家庭でできるお掃除の範疇を越えてきているため、お掃除のプロに頼んで一度しっかりピカピカにして貰う必要があります。
なるべくフローリングをカビさせないようにお手入れを欠かさないようにしましょう。
トイレの床掃除は重曹を使うと簡単!消臭効果も
トイレの床掃除には重曹を使うと便利です。
さらに酢も一緒に使い化学反応でお掃除を進めていくと、きれいにお掃除が出来ます。
床掃除をするときは
一度床のゴミを取り払ってから、重曹を撒きます。
撒いた重曹を拭き取るようにフローリング床を、床板の溝に沿って拭いていくと表面を重奏の研磨効果が働いてきれいにしていきます。
溝に入った重曹はそのまま酢をかけて化学反応を起こさせましょう。
奥まで入り込んでしまった汚れを泡が出してくれるので、泡が落ち着いてきたらそれを拭き取っていき、最後に水拭き、さらに乾拭きをしてカビを防止します。
掃除に重曹とお酢を使うととても効率よくお掃除が出来ます。
※お酢を使う際はしっかりと換気をして行ってください。
化学反応を利用してたくさんこすらなくてもいいお掃除が出来るので、楽にきれいにできておすすめです。
トイレの床がフローリングの場合は掃除に注意が必要
トイレの床がフローリングのお住まいはこの頃見かけるようになりましたが、そもそもフローリングはトイレの床材には向いていません。
トイレの床として使われることを想定して作られていないため、水に弱い面を持っていたり、湿気があるとカビやすかったりという特徴を持っています。
ですがフローリングのトイレに憧れていたり、建ててしまった家がそういった作りである、住んでいるお宅がフローリングだった場合は仕方ありません。
フローリングには使ってはいけない洗剤や掃除グッズ
床の表面を傷つけてしまうようなものは雑菌の繁殖を促すようなものなので向いていませんし、床が変色や変質を起こしてしまうと見た目も悪いうえ、お家の劣化にも繋がります。
そうした事態を避けるためには日頃、使う度にお手入れを欠かさないようにすることと、『自分で汚したところは自分で始末をする』というくせを家族全員で心がけてつけていくことが必要になると思います。
床がフローリングであるだけで汚れには弱いトイレになります。
毎日のお手入れを怠ってしまうとカビだらけのトイレになってしまいますので、なるべく日頃のお手入れをしてトイレをきれいに使っていきましょう。