換気扇の掃除をするための洗剤を買いに行っても、たくさん並んでいてどれを買ってよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
しかし、油汚れの成分がわかればどの洗剤を使うべきなのかがわかります。
今回は換気扇の掃除に使う洗剤の選び方について説明します。汚れには酸性とアルカリ性があるため、油汚れがどちらかなのかわかれば簡単に洗剤を選べるのです。
また、レンジフードなど掃除する場所別の洗剤の選び方や掃除頻度についてもご紹介します。
きれいな換気扇を使って、また料理を始めましょう。
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換気扇の掃除をするための洗剤を買いに行っても、たくさん並んでいてどれを買ってよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
しかし、油汚れの成分がわかればどの洗剤を使うべきなのかがわかります。
今回は換気扇の掃除に使う洗剤の選び方について説明します。汚れには酸性とアルカリ性があるため、油汚れがどちらかなのかわかれば簡単に洗剤を選べるのです。
また、レンジフードなど掃除する場所別の洗剤の選び方や掃除頻度についてもご紹介します。
きれいな換気扇を使って、また料理を始めましょう。
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キッチンの油汚れの気になる部分といえば「換気扇」です。
放って置くと白かった換気扇が黒のような茶色のような・・・という光景をテレビでみたことはありませんか?
最近の換気扇は、昔の羽つきむき出し換気扇タイプではなく、セミオープンキッチンに付随して網がついていてその中にさらにドラム槽があり羽が内部にあるというような手のこんだ作りになっているものをよくみかけます。
そんな、最近の換気扇の汚れを落とす上で適している洗剤とは一体どのようなものなのでしょうか?
最近では、テレビのお掃除番組が増え、ホームセンターやドラッグストアでもたくさんの種類の洗剤を目にします。
油がこびりつきがちな換気扇の汚れ成分は、主に脂肪酸という油成分なため、「酸」に対抗して落とす成分は「アルカリ性」なのです。
とってもきれいに汚れを落とすことができます。
ただ、あまりにも手強い汚れだとなかなか擦っても落とすことが困難なため、雑巾ではなくスポンジを使って擦ってみるなどの方法を取り入れるのも一つかもしれません。
最近では泡タイプのクリーナーも販売してるほどアルカリ性の洗剤の種類も豊富です。
それと同時にオトクな気がする業務用の洗剤もたくさん販売していますよね。
何が違うか、簡単に説明すると「濃さが違う」のです。
ですので、業務用の洗剤を使用する場合はマスクを着用するなど注意しながら使用して下さい。
上記で一色にアルカリ性洗剤とお伝えしましたが、さらに汚れを落とすためには洗剤の使い分けも大切な作業です。
換気扇の種類によっても掃除方法は様々で、一般的な換気扇であれば使い分けは必要ないですが、深型のレンジフードなどはプロペラファン、シロッコファン、などあまり聞いたことのないような名前のファンが内蔵されているので、洗剤を使い分けて掃除をするとよりきれいに落とせるのです。
ここからは、最近増えている深型のレンジフードについて洗剤を紹介したいと思います。
油汚れというよりホコリなどが付着しやすい外側の部分は、中性洗剤でも十分綺麗になります。
換気扇カバーの素材として多く利用されているのが「アルミ」の成分です。
油汚れを落とす上で活躍するのがアルカリ性の洗剤とお伝えしてますが、洗剤の種類によっては換気扇カバーのアルミを溶かしてしまうという性質も持っているのでここで使用するのは重曹にしてください。
(実際わたしの家の換気扇カバーは色が剥がれてボロボロになってしまいました。)
重曹はあらゆる掃除に活躍する主婦の友ですよね。今回の換気扇掃除にも大いに活躍してもらいましょう。
手荒れへの負担も少なく人体にも影響が少ないと言われている重曹ですので、是非使用してみて下さい。
やっと登場しました、アルカリ性洗剤です。
油汚れが付着しやすいシロッコファン部分には最適なアルカリ性洗剤です。
ゴム手袋着用、歯ブラシやバケツ(大きめの器)等を準備して思い切って外してみましょう。
上記でもお伝えしましたが、重曹はエコでコストもかからないのもメリットです。
100円ショップで手軽に手に入るという点もオススメできるポイントなのでは無いでしょうか?
シロッコファンの掃除を先程はアルカリ性の洗剤で紹介しましたが、実は重曹でも漬け置き洗いができるのです。
重曹を使っての掃除方法を詳しく記載していきたいと思います。
(色々な方法がありますが、今回はわたしの掃除方法で紹介します)
とても簡単な作業ですので是非試してみて下さい。
そもそも重曹はなぜ重宝されるのか少し説明しておきますね。
重曹の正式名称は、炭酸水素ナトリウムといいます。
これは100円ショップでも手に入るのでコスト面でもとてもお得と言えますし、やはり人体への影響は少ない点で安全という面が考えられます。
重曹は、テレビでもたくさん取り上げられるほど人気の高い掃除洗剤として有名ですが、メリットばっかりでデメリットは無いのか心配になり少しだけ調べてみました。
基本的には天然素材を使った床や畳やラグなどには使用してはいけないという事が判明しました。
理由としては、素材自体に含まれる成分に化学反応してしまい変色汚れに繋がる恐れがあるようなのです。
では、どのくらいのペースで掃除を行えばよいのでしょうか?
勿論、毎日少しずつでも掃除をすることが1番汚れもたまらずきれいな状態を保つことができます。ただ、毎日そんなに時間をとられていたら他の家事に影響が出てしまいますよね?
そこで、掃除時期の目安を少しだけ参考にして下さい。
ただ、油料理が中心、そんなにキッチンを使わないという極端に頻度が違う場合は分解掃除の期間を延ばしたり短くしたり調整してみて良いと思います。
ただ、換気扇といっても様々な種類があります。
そこで、掃除する上で大切なそれぞれの換気扇の分解方法を少し説明します。
もっともよく見かけます。
色のツマミ部分を持ち上げて手前に引っ張れば簡単に外すことができます。
換気扇下部を板ですべて覆っているタイプの最近の新しい家ではとても多くなってきたレンジフードです。
2つ方法があります。
どちらのタイプなのかはご自宅の換気扇を確認して実践してみて下さい。
上記で色々と掃除方法を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
掃除することは、雑菌や虫を寄せ付けない意味でもとても重要ですが、とても大変な作業ともいえますよね。
そこで、きれいな状態をどうすることで長持ちできるのか?
時間のかかる掃除をどう防ぐことができるのか?
日々の使用方法や少しの気遣いだけで大掃除が簡単なものになるよう考えてみたいと思います。
最近ドラッグストアやホームセンターなどでも見かけますが、キッチンペーパーのような素材で拭き取るだけで汚れがとれるという優秀なシートが販売されています。
日々の汚れの目立つ部分をササッと拭き取っていくだけで、大掃除の手間は軽減されることでしょう。
掃除が終わった後に大切なのが、風をまわすという作業です。
せっかくきれいになったのにすぐに調理を初めてしまうと、拭き取ったはずの水分がまだレンジフード内部に残っていて頑固な汚れの原因にもなります。
掃除後は5分分位空回しをして風を流すことで完全に乾ききった状態へ戻すという作業も忘れないで下さい。
あとは、調理の10分位前から換気扇スイッチをつけ風の流れを作っておくことです。
この風の流れのおかげで汚れが風と共に外へ放出されやすくなることが考えられています。電気代も多少気になるところですが、掃除の手間を考えたら安いものです。なるべく心がけて実践してみて下さい。