仕事しながら子育てしていると、キッチンの掃除にも時間をかけることができないですよね。そして気がつくとガスコンロや換気扇の汚れに驚いてしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな時は業者に依頼するという方法もありますが、料金がどのくらいかかるのか気になる人も多いでしょう。
今回はキッチン掃除を業者に依頼する場合の料金相場と注意点、さらに掃除してくれる範囲や業者の選び方についても説明します。これで業者選びで迷ってしまうことはないでしょう。
キッチン掃除の業者選びで失敗しないためのお手伝いをします。
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キッチン掃除を業者に依頼する場合の料金相場と掃除範囲について
家の中でもキッチンは、毎日よく使う場所でもあり、使用する物も調理道具から小物までたくさんあるので、掃除するのが大変な場所でもあります。
キッチンの汚れもシンクの水垢汚れから、コンロ周りの油汚れや焦げ付きまで様々な種類の汚れがあるので、ただ拭いただけでピカピカにするのは難しいですよね。
特に仕事を持っていると、料理をする時間を取るだけで精一杯で、キッチンの掃除まで手が行き届かないという女性も多いのではないでしょうか。
そんな要望に合わせて、掃除業者のプランには、家の部分的な掃除プランが多くの業者で設定されていますので、キッチンの掃除だけを掃除業者に依頼するという人も増えています。
キッチンの掃除を業者に依頼する場合の掃除範囲
業者によっても、掃除をする範囲というのは違いますが、一般的には、キッチン掃除には、「シンク周り」と「コンロ周り」の2箇所の掃除が含まれています。
業者によっては、この2箇所の他にキッチン周りの床や食器棚の表面までの掃除が含まれているところもあります。
掃除が大変な「換気扇」は、専用のクリーナーを使い、部品を取り外して洗浄する作業になりますので、別料金として設定しているところがほとんどです。
ただし、キッチン周りの掃除に換気扇をプラスすることで、セット割料金になり、安くなるところもあります。
キッチン掃除の気になる料金は?
掃除業者にキッチン掃除を依頼した場合、料金の相場は1万5千円~1万8千円です。
掃除にかかる時間は約2~3時間なので、時間をかけてキッチン周りをキレイにしてくれます。
特に焦げ付きや油汚れをキレイに落とすのには時間がかかるため、家の掃除プランの中でもキッチン周りの掃除は他と比べて割高に設定されています。
キッチンの中でも掃除が大変な換気扇の掃除を業者に依頼する場合の料金相場とは
キッチンの掃除を業者に依頼する時に、「換気扇」の掃除はほとんどの業者で別扱いになっています。
換気扇掃除を業者に依頼するメリット
換気扇の掃除を自分でやったことがある人はその大変さを知っているかと思いますが、換気扇の蓋を外し、中のフィルターを洗ってまた戻すという手間がかかりますので、女性1人で行うのは他の掃除よりも苦労する点が多い場所です。
しかも、換気扇には調理する時の油ハネなどで油汚れがつくため、ギトギトした汚れを落とすのもひと苦労です。
掃除業者に換気扇掃除をお願いすると、フィルターの掃除はもちろん外せる部品はすべて取り外して洗浄してくれますので、自分では洗えない部分まで掃除してもらえるという点では魅力的です。
換気扇掃除の料金相場は?
ほとんどの業者が、換気扇掃除は部品を取り外して洗浄する本格的なクリーニングをしてくれます。
平均的な料金相場は1万円~1万2千円です。
所要時間は2時間前後が多く、汚れが多い・少ないで料金は変わることはほとんどありませんが、まれにプロペラタイプのファンや、業務用レンジフードなど換気扇の形によって対応不可な場合もありますので、見積もりの際には、使っている換気扇が対応可能かを判断するため、業者から確認されることがあります。
追加オプションとして、艶出しやフッ素加工などのコーティングなどしてくれるところもありますので、用途に応じて選ぶのも良いですね。
失敗しないキッチン掃除業者の選び方とは
掃除業者を決める時に見極めたいポイントについてお話します。
掃除を行う作業員は信頼できる人間?
キッチン掃除を掃除業者に依頼すると、掃除してくれる作業員が家に来てくれます。
業者によって、1人の作業員で来るところもあれば、2名以上の複数で来るところもあります。
その中でも、注目したいポイントは、その作業員が専門的知識を持っていて、信頼できるその会社の人間かということです。
掃除業者の中には、掃除の経験や知識がないアルバイトの人材もいる場合があります。
複数人数の中にアルバイトの人がいるのは問題ありませんが、特に掃除の知識がないアルバイト1人で掃除に来られても不安ですよね。
どのような人が掃除に来てくれるのか、事前に確認しておくと良いでしょう。
業者の料金設定は適正か
また、「適正な価格」であるかということも、見極めたいポイントです。
よく「コミコミで○万円均一!」などのフレーズがありますが、よくよく聞くと含まれていないものもあったりしますよね。
ホームページなどに記載されていた料金が安くて見積もりを取ったのに、実際に見積もりを出してもらったら色々追加料金が加算されていて高くなっていたというケースもあります。
自分が希望している掃除内容や料金に近い業者を選び、見積もりを依頼しましょう。
換気扇の掃除を業者に頼んでみました
キッチンの中で、目立つシンクやコンロは自分で掃除して汚れを取ることが出来ても、換気扇の掃除は難しいと感じる人は多いのでは?
私もそうですが、換気扇が汚れていることを分かっていながら、掃除するのが面倒でつい後回しにしてしまいます。
でも、特に年末が近づいてくると、家の大掃除に取りかからなきゃと気持ちが焦り出しますよね。
換気扇は、普段汚れを吸着するフィルターを使っているのですが、1ヶ月くらいですぐ汚れがいっぱいになってしまいます。
フィルターは出来るだけ掃除をしなくて良いように付けていますが、フィルターを付けていても、金属のフィルター部分は結構汚れているのに驚きます。
そこで、思い切って年末前に掃除業者に換気扇の掃除を依頼することにしました。
掃除業者の換気扇掃除の流れ
- 部品の洗浄
まずはじめに、換気扇の部品の中で取り出せる物をすべて取り出して、それぞれを業務用の専用洗剤でキレイに洗浄します。
取り外せない部品は、その場で洗浄し拭き上げてキレイにしていきます。
- 本体部分の掃除
部品を漬け置きしている時間を使い、効率よく本体の掃除を行います。
換気扇の周囲を専用洗剤で洗浄、拭き上げてピカピカにします。
- 一番の難関「フード」部分の掃除
フードは換気扇のファンが入っている部分で、ここに汚れが溜まりやすく、特に揚げ物など油を使う料理を頻繁に行う家庭では汚れが付きやすい場所です。
- 現状復帰と動作確認
洗浄してキレイになった部品を元の場所に戻し、きちんと換気扇が動作するかを住人立会いのもと、確認して作業終了
このような流れで、所要時間は約2時間でした。
以前より、換気扇の音がしなくて見た目も明らかにキレイになったので、頼んで満足です。
キッチン掃除を業者に依頼する時に確認すること
まずは業者に見積もりを出してもらう
掃除業者と言ってもたくさんありますから、自分に合う業者を見つけるためにある程度の下調べはしておく必要があります。
値段も内容も考えず、適当に決めてしまうと、後から後悔してしまうことになりますよ。
自分がどの場所をどのくらいの金額で掃除してもらいたいのかをまとめ、見合う業者を見つけましょう。
掃除を依頼する時、どの業者も見積もりは無料でしてくれます。
業者の中には一部の悪徳な業者も残念ながら存在しますので、後から見積もりと違う金額を支払うなどのことがないよう、必ず全部でいくらかかるのかという「総額料金」を明確にしてもらいましょう。
時期によっても掃除料金が変わる
多くの人が年末になると掃除をして新年を迎える準備をしますが、それに合わせて、掃除を依頼する人も急増します。
また、夏に活躍するエアコンも、夏前にクリーニングしたい人で依頼が殺到しますので、年末と6~7月あたりは掃除業界としては忙しさのピーク時期に当たります。
この時期は、依頼しても数週間先まで予約が埋まっていたり、料金も通常より高めに設定されていることもありますので、料金を抑えて掃除の依頼をしたい人は、これらの時期は避けることをおすすめします。