掃除機をかけているのにカーペットのゴミが取れないと、イライラの原因にもなってしまいますよね。
古い掃除機を使っていると吸引力が原因かと思ってしまいますが、実は掃除機のかけ方が間違っているかもしれません。
今回は正しい掃除機のかけ方と掃除機をかけても取れないゴミの取り方について説明します。これでカーペットに絡まったゴミもホコリも取れるでしょう。
また、カーペットをきれいに使うための掃除頻度についても説明します。
きれいなカーペットで快適に生活できるようにしましょう。
掃除のコツ先生 掃除のコツを覚えてキレイな生活
掃除機をかけているのにカーペットのゴミが取れないと、イライラの原因にもなってしまいますよね。
古い掃除機を使っていると吸引力が原因かと思ってしまいますが、実は掃除機のかけ方が間違っているかもしれません。
今回は正しい掃除機のかけ方と掃除機をかけても取れないゴミの取り方について説明します。これでカーペットに絡まったゴミもホコリも取れるでしょう。
また、カーペットをきれいに使うための掃除頻度についても説明します。
きれいなカーペットで快適に生活できるようにしましょう。
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家の掃除をする時に、よく使う道具は「掃除機」という人は多いのではないでしょうか。掃除機は、家中のゴミを一気に吸い取ってくれるので、便利な掃除道具ですよね。
でも、掃除機をかけた後、カーペットをよく見ると、取れていないゴミに気付くこともありませんか。
そんな時、「うちの掃除機、もう買い替えの時期なのかな?」とか、「吸引力が足りないから?」と考える人もいますが、実は、カーペットのゴミが取り切れない理由は別のところにあるケースがほとんどなのです。
掃除機をかける時、ヘッドの動きが早すぎたり、床に押し付けていることが原因かもしれません。
掃除機をかける時に、やりがちな例としてゴミを早く取りたいからと力強く掃除機を床に押し当てるようにしてかける人が多いようです。
本来、掃除機は姿勢を良くして力を抜いた状態で、軽く持って前後に動かすのが正しい使い方です。
この正しい掃除機のかけ方をすることによって、本来その掃除機が持っている吸引力を充分に発揮することができるのです。
掃除機を力強くかけても、カーペットの繊維を痛めるだけで、ゴミをたくさん吸い込むことはできません。
掃除機のかけ方は、前後1往復を5~6秒かけて吸い取るくらいが理想です。
また、同じ方向ばかり掃除機をかけるのではなく、十文字のように縦横様々な方向にかけるように意識すると、ゴミが効率よく取れます。
カーペットは、繊維1本1本が組み合わさっているため、ゴミが繊維の奥に入り込んでしまうと、掃除機ではなかなか取りにくくなってしまいます。
掃除機をかける時には、カーペットの毛の向きも考慮する必要があります。
毛が一定方向に寝ているカーペットには、逆方向から掃除機をかけることによって、毛を逆立たせ、ゴミやホコリを浮かせることができるからです。
掃除機では、取り切れないゴミは、粘着式クリーナーで取れることがあります。
ハンドタイプと柄が伸びるタイプなど、色々なタイプがありますので、用途によって使い分けましょう。
カーペットの表面にある細かなホコリやゴミが粘着シートにくっつくので、掃除機で取れなかったゴミも粘着式クリーナーなら取れることもあります。
ただ、粘着式クリーナーは、頻繁に使うとカーペットの繊維も一緒に抜いてしまったり、繊維を傷付けてしまうということがあります。
また、カーペットの表面のゴミは取れても何度もコロコロしているうちにゴミが繊維の奥まで入ってしまうこともあるので、カーペットを長持ちさせるためには不向きです。
カーペットを掃除機で一生懸命キレイにしても、カーペットの全部のゴミが取れてスッキリ!と感じる人は少ないかもしれません。
掃除機をかけ終わったカーペットには、繊維の中から出てきたと思われる小さなゴミが浮き出ていていることもあります。
カーペットは繊維で編み込まれているため、繊維の奥に入ったゴミまでは掃除機で吸い取ることは難しいからです。
なんとか繊維の中のゴミまで取りたいと、掃除機を力強く動かしても反って繊維を傷めてしまうことにもなりかねません。
カーペットの繊維を痛めず、掃除機で取り切れなかったゴミを効率よく取るためには、「ゴム手袋」がおすすめです。
ゴム手袋を手にはめて、カーペットのゴミを集まるように動かすだけで、ゴミがゴム手袋にくっついて面白いように取れますよ。
なぜ、ゴム手袋でカーペットのゴミが取れるのかお分かりですか?
ゴム手袋でカーペットをこすった時に出る静電気がゴミを吸い寄せるのです。
この方法も、あまり力を入れてやりすぎると、繊維を痛めてしまいますので、あくまでも軽く、力を抜いて行うようにすると良いですよ。
私は、サイクロン式の掃除機を使っているので、掃除機を使い終わるたびに掃除機で吸い取ったゴミを捨てるのですが、見た目はそれほど汚れていないように見えても、びっくりする量のゴミが取れていることに、使用当初は驚いていました。
中でも、自分の髪の毛がゴミにたくさん含まれていてショックを受けました。
髪の毛や、ペットの抜け毛はとても細いため、あまり目立ちませんが、意外とカーペットの繊維の間などに入り込んでいる物です。
これら効率よく取るために「エチケットブラシ」はとても便利なアイテムです。
エチケットブラシは、出かける前に服についたゴミを取るのに使う人が多いと思いますが、これをカーペットのゴミ取り、特に毛などの細かなゴミを取り除くのに活躍します。
カーペットクリーナーとして使えるエチケットブラシなども売られていますので、カーペットの掃除用に専用のエチケットブラシを常備しておくこともおすすめです。
カーペットは、家族が毎日使う場所ということもあり、皮脂汚れや食べかすなどで汚れが溜まりやすいところですよね。
カーペットの汚れを放置してしまうと、溜まったゴミからダニが発生してしまうこともあるので、定期的な掃除を行い、カーペットをキレイに保つことは快適に暮らすためには大切なことです。
カーペットは、掃除機を毎日丁寧にかけることが理想です。
ゴミを溜めてから掃除機をかけるより、日々こまめにゴミを取り除く方がカーペットの寿命を長くし、清潔な空間にするということにつながります。
カーペットに掃除機をかける時は、全体に掃除機が行き届くように時間をかけて丁寧にすることがポイントです。
カーペットには、目につくゴミの他、人の手足から出る皮脂などで汚れがついています。
そのため、カーペット全体の拭き掃除も、月1回ほどを目安に併せて行うと良いでしょう。
お湯で濡らし固く絞った雑巾で全体を拭き、乾かします。汚れが落ちない場合は、中性洗剤を加えて拭きます。
掃除機をかける場合と同様、拭き掃除の時も一定方向から行うばかりではなく、逆方向からも行うことが全体をキレイにするポイントです。