畳の掃除方法で気をつけなければいけないのはどんな事なのでしょうか?畳を掃除するときに必要な道具ややり方を紹介します。
普段、何気なくしていることが畳を痛めてしまう原因に!
畳を掃除するときに適している洗剤とは?
また掃除で活躍することの多いあの役立つアイテムは畳掃除にはNG!?
気になる畳の掃除方法についてご紹介します。
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畳の掃除方法で気をつけなければいけないのはどんな事なのでしょうか?畳を掃除するときに必要な道具ややり方を紹介します。
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気になる畳の掃除方法についてご紹介します。
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最近はフローリングの部屋が増えてきましたが、畳には独特の良さがありますよね。
素足で歩いたり寝そべるなら、フローリングよりも断然畳の方が心地よいです。
それに、独特ない草の落ち着く香りも魅力的です。
この心地よい畳を清潔に長く楽しむためには、掃除が大切になります。
しかし、畳は天然素材なのでフローリングよりも掃除に気を使わなくてはいけません。
まずは普段の掃除方法についてご紹介しましょう。
【畳掃除に準備するもの】
【畳掃除の手順】
掃除機や箒は必ず畳の目に沿って行いましょう。
掃除機の機種によっては「畳モード」を備えている場合があります。
この様なモードを使うと、より畳を傷めずに掃除することが出来るのでおすすめです。
普段の畳掃除は先程ご紹介したように、ホコリを取ることをメインに行うと良いでしょう。
定期的に洗剤などを使うことで、畳を清潔に保つことが出来ます。
洗剤は畳専用の洗剤がおすすめです。
汚れを取るだけではなく、除菌効果やダニよけ効果のあるタイプもあります。
使用方法は至って普通で、30cm程度離した場所から畳に洗剤をスプレーして、乾いた雑巾で拭き取ります。
また、専用の洗剤が手元にない場合には、「塩」を使う方法もあります。
塩の粒が汚れを掻き出す役割をしてくれるので、畳にダメージを与えること無く綺麗にしてくれます。
また、畳は直接肌が触れる場所でもありますから、「塩」なら安心できますよね。
畳の掃除の掃除方法をご紹介しましたが、想像よりも簡単ではありませんか?
それほど普段の掃除方法と違う点はありませんよね。
しかし、注意して頂きたいこともあります。
ナチュラルクリーニングの代表格といえば、重曹ですよね。
安心安全で様々な場所の掃除に使えるので、常備している方も多いのではないでしょうか?
しかし、畳掃除には使えません。
畳は、い草を使って作られていますが、アルカリ性の重曹を使うとい草の成分を黄ばませてしまうのです。
また、畳の中に重曹成分が残ってしまうと、黒ずんで落ちなくなってしまいます。
畳の目を無視して掃除機や箒、雑巾をかけると、畳がい草がちぎれたりして畳が痛む原因となります。
また、小さなゴミも畳の隙間に入り込みやすくなってしまうのです。
掃除機をかける時、畳の目にそってかけますが、ヘリまでかけてしまうと掃除機の摩擦でヘリが擦り切れてしまいます。
少し手間になりますが、畳に掃除機をかける時には、1畳ずつ畳の目に沿って行い、ヘリに掃除機がかからないよう注意しながら行うようにしましょう。
畳でもっとも気を使うのは、液体をこぼしてしまった時は無いでしょうか?
小さなお子さんの居るご家庭なら、ジュースなどをこぼしてしまうこともありますよね。
ジュースをこぼしてしまった時には、まずは急いで乾いた布でジュースを吸い取りましょう。
それから、ジュースのシミがなくなるまで水拭きと乾拭きを繰り返します。
普段の掃除よりは根気が必要な作業になるでしょう。
畳は水分に弱いので、最後はしっかりと乾燥させます。
湿気が残るとカビなどの原因にもなりますから、ドライヤーなどを使ってしっかりと乾かすのもおすすめです。
拭き取る時に注意したいのは、水拭きです。
水分を与えることによって、シミが広がってしまうこともあります。
もし、お使いの畳が新しいのであれば、水拭きするのではなく、チョークで擦った方がシミが目立たなくなるかもしれません。
チョークは炭酸カルシウムで出来ていますが、炭酸カルシウムには吸湿性があるのです。
チョークに水分を吸わせた後は掃除機で吸い取ったり、乾拭きなどをして綺麗にしてくださいね。
畳の天敵と言えばカビや害虫です。
畳は天然素材で出来ているので、衛生的にしていないとこれらが発生する可能性があります。
そこで畳を上げて、畳の下も定期的に掃除しましょう。
一人でも行なえますが、可能であれば手伝ってもらう方が良いでしょう。
【畳上げに必要なもの】
【畳の上げ方】
畳を上げるとホコリなどが舞い上がるときがありますから、マスクはつけて作業を行うのがおすすめです。
畳を上げたら、掃除機や雑巾を使って畳を掃除しましょう。
また、畳の下にも掃除機をかけて掃除します。
上げた畳は、よく晴れた日に天日干しすると良いでしょう。
畳の下の面を日光にたくさん当てると、カビなどの除去に繋がります。
畳がよく乾いたらハタキなどを使って、ホコリを叩いて出しましょう。
定期的な畳上げはカビや害虫を予防するためには必要で、衛生的に畳を使うコツと言えるでしょう。
多少重労働ではありますが、難しい作業ではありません。
また、普段の掃除に関しては至って簡単な作業ですから、こまめに掃除して清潔で気持ちの良い畳を維持しましょう。