書類が上手に整理できなくて、うんざりしていませんか?
紙って増えますよね?
チラシやDMなど、重要度の低いものから、保険証書や年金、家や土地の権利書など、普段見ることはないけれど重要度が高いものまで、ペーパーレス時代になったとはいえ、完全に紙を排除するとはできません。
『書類』を生活に照らし合わせて大まかにグループ分けしましょう。
家庭によって、ライフスタイルや家族構成が違います。
ですから、ライフスタイルによって分類を決め、整理していくようにするとよいでしょう。
私は迷ったらとにかく捨てます。
すぐに、可燃ごみとして処理するのではなく、処分しようと思ってから1週間か2週間程度仮置きしておければ、ある程度スムーズに捨てることができますよ。
それでは、家庭の書類関係をストレスなく整理していく方法をご紹介いたします。
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書類の整理方法は、各家庭の生活スタイルに合わせて
家庭の書類を整理するなら、はじめは「ざっくり」分ける
捨てるべきか迷い、結局溜め込んでいつの間にか増えてしまった書類は、一から整理するのが見るからに大変そうで、整理するのが億劫になりますよね。
特に、子どもがいる家庭では、幼稚園や学校から持ち帰ってくる書類が頻繁にありますし、家にくる請求書も処分しないと増え続けてしまいます。
今まで書類を分類せずに適当に置いていたのを整理しようと思った時、最初から細かく分類してしまうと、途中で嫌になってしまうこともあります。
おすすめの書類の整理方法は、まずは「ざっくり」分類することです。
例えば、子どもがいる家庭では子どもが持ち帰ってくる書類や、子どもに関する書類は、「子ども(名前)」のタイトルを付けたファイルにすべて入れるようにしましょう。
あとは、各家庭のスタイルによっても変わってきますが、「請求書」「取扱説明書」「住宅関連」などよく使う物でタイトルを付けて、書類を分類します。
こうしておくと、「あの書類、どこにしまったかな?」と探すことも少なくなるでしょう。
タイトルを付けることで、自分だけではなく家族全員が情報を共有出来るということもポイントです。
ざっくりと書類の分類が出来たら、時間がある時に、より細かく分けると使いやすくなります。
例えば、「請求書」の中身を「電気」「ガス」「水道」「電話」などに分けると、月ごとの料金の推移も見やすくなります。
書類の整理についてまずは家庭・日常に関係するものから
溜まりやすいレシートの整理方法
学校の予定表や重要な契約書などは、簡単に捨てることは出来ませんが、書類の中には、見たらすぐに捨てられる物がたくさんあります。
例えば、「レシート」は、日々のお金の支出を管理するのに必要な物ですが、家計簿に記入すれば普通の家庭であれば、役目はほぼなくなりますよね。
最近では、紙の家計簿ではなく、スマホで家計簿を管理する人も増えています。
レシートがたくさんあるということは、それだけの買い物をしているということです。
家計簿を付けることで、自分のお金の使い方がデータとして確認出来るので、買い物の仕方を見直すきっかけにもなりますよ。
また、銀行からの引き落とし金額と照らし合わせるために、レシートを保管している人もいるかもしれませんが、その場合も、レシートを保管する期限を決め、期限がきたらレシートは破棄するようにするのがおすすめです。
保管が必要なレシート
ただし、レシートの中には、一定の期間保管しておかなくてはいけない物も存在します。
それは、家電製品などを買った時にもらう領収書です。
多くのお店では、レシートと一緒に商品の保証書が付いていたり、レシートが保証書代わりになっているケースもあります。
保証書は、記入されている期限までしっかり保管しておくのがベストです。
また、病院にかかった時にもらう病院からの領収書も、確定申告の際に必要になる場合がありますので、まとめて保管しておいた方が良いでしょう。
どんどん増える学校関係の書類の整理方法
ハンギングホルダーは家庭の書類を見やすく整理できる
ファイルボックスに書類を入れても、結局書類の量が多いと、目的の書類を探すのに手間取ってしまいます。
使う頻度が高い書類は、必要な時にすぐに取り出せ、元の場所に戻しやすいということが大切です。
特に子どもが学校や幼稚園からもらってくる書類は、多岐に渡り、提出期限がある物もあるため、見落としがないか確認するのが大変というくらいありますよね。
子どもが何人もいる場合は、その量も倍以上になるので、書類の整理に頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。
どの書類が入っているのかがひと目で分かるように、分類するために「ハンギングホルダー」を活用しましょう。
ハンギングホルダーとは、ファイルボックスを始め、引き出しやフレームに引っ掛けて使用することができる物です。
書類の整理には、ファイルボックスの中にハンギングホルダーを使い、書類を分類して使いましょう。
子どもが何人もいる場合は、シールなどで色分けして使うと分かりやすいですね。
ハンギングホルダーは、書類の整理の他、ストック量の多くなりがちなゴミ袋の整理などにも活躍します。
ハンギングホルダーの他にも、クリアファイルに入れてラベルを付けるのも見やすい整理方法として人気があります。
重要書類の整理方法【家庭編】
取扱説明書はいざとなったらダウンロード
最近の家電製品は、昔と比べると取扱説明書が薄くなったり、省かれている物もありますよね。
私は、これまでに携帯電話を10台以上変えていますが、最初は分厚い説明書が付いていたのが、時代と共に薄くなり、最新のスマホにいたっては使い方はメーカーのホームページを見るというまさにペーパーレスの時代を実感しました。
商品を買ったら、使い方が分からなくなったり、壊れた時のために取扱説明書はとりあえず取って置くという人が多いと思いますが、商品を使っているうちに使い方も分かり、あとは壊れたりしない限り、取扱説明書は見る機会が少なくなるのが普通ですよね。
それだったら、思い切って取扱説明書は処分するのもひとつの方法です。
もし、メーカーに問い合わせたり、使い方を調べたくなったら、ホームページを見ればほとんどの商品は使い方が載っているからです。
取っておいている書類は、本当に必要な物?
家や土地の権利証や、保険の書類など、原本のまま取っておかなくてはいけない書類もたくさんあります。
我が家の場合、家関係の書類はハウスメーカーからもらった立派な書類ケースに入れて大切に保管していましたが、中身は、書類ケースの10分の1程度。
そこで、書類ケースは思い切って捨て、必要な書類だけを厳選して、ファイルケースに保管し直してスッキリ整理できました。
書類を必要な物と不要な物に仕分けてみると、もう期限が過ぎている物や、すでにない家電の書類などがたくさん出てきたので、処分すると、ファイルボックス1つ分が空きました。
定期的にファイルボックスの中を見直すことで、「今」はもう必要のない書類が出てくるかもしれません。
書類の整理。『取っておく』『捨てる』で迷った時には
不要な物を捨て良い運気を手に入れる
風水学では、不要な物が家にあると、運気が淀み悪い運気で満たされるため、良い運気が入ってこれないと言われています。
部屋の片付けで、よく「自分の気持ちがワクワクするか」で物を捨てるかを決めると良いということが言われていますが、それもこの風水学の考えと共通していますよね。
壊れている物や、何年も使っていない物、使い込んでクタクタになった物などは、思い切って処分しましょう。
ただ、思い出の詰まった物などは捨てるかどうしようか迷うこともありますよね。
私の場合、学生時代に友達とやり取りしていた手紙が大量にあったのですが、見るたびに思い出にひたり、懐かしい気分になるという理由で、10数年も捨てられずにいました。
でも、ある時、思い出は物に残して置かなくても、心には残っているということに気づき、断捨離をしていた時に思い切って処分しました。
その後に残ったのは、捨てたことによる後悔ではなく、スッキリした気持ちです。
どうしても捨てたくない物は、無理に捨てなくても良いと思います。
数年後に自分の気持ちと向き合い、素直に物と決別出来る時が来るのを待ちましょう。
迷ったら「捨てる」が正解
そして、物を前に捨てるかどうかを迷うということは、「使っても良いけど、使わなくても困らない」ということがほとんどです。
自分が気に入っていたり、使う物だったら、迷うことはないからです。
迷う物は、思い切って捨てましょう。
必要な時がきたら買うと割り切ることで、不要な物を処分しやすくなります。