実家がゴミ屋敷。
この現実って、長い年月をかけて積み重ねてきたものなのでもう、どうすることもできないんですよね。
横目に見ながら自分の人生を歩んできたけど、様々な理由で、この大量のゴミを片付けてリフォームしなければならない現実に直面してしまったのですね。
親が存命なら、こちらがゴミと感じるものでも棄てたり処分できないのが現実。
そんな時、親とどのように話し合うべきなのか。
親の気持とは?どうしてここまで来てしまったのだろうか?
親がとっておきたいと主張しても、殆どの物を棄てないとリフォームはできません。
まずは、1箇所から始める方法や、一気にやっつけてしまう方法など、その家庭の事情にもよると思います。
でも、本気で向き合わないとゴミ屋敷をリフォームすることはできません。
この、途方も無いほどのゴミたちを片付ける方法、まとめました。
参考になれば、幸いです。
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実家がゴミ屋敷!リフォームする前に片付けるゴミはどうするの?
ゴミの処分について
ゴミ屋敷をリフォームするのはとても大変な作業です。
ゴミ屋敷をリフォームする前にまず考えたいこと。それがゴミの処分です。
自分で廃棄物センターに持っていくことができればそれで問題ないですが、それが出来ないようであれば専門業者に依頼するしかありません。
廃棄物センターの営業時間の確認、専門業者に依頼する場合は予約も必要になります。
ゴミ回収のめどが付いたら、次はできるだけお手伝いしてくれる人を集めます。
ゴミ屋敷の住人だけでどうにかできるものではありません。
掃除ができないからゴミ屋敷になってしまうわけですから、第三者の協力も必要なのです。それだけゴミ屋敷を元通りにリフォームするということは大変なことなのです。
ゴミを片付ける時に必要な掃除道具
ゴミ袋はもちろん、雑巾やほうきなど、掃除するために必要な道具を揃える必要があります。長年放置してきたゴミ屋敷なので、どんなゴミや虫が潜んでいるかわかりません。マスクや軍手もあるといいでしょう。
ガラスなどが割れて怪我をしてしまう可能性もあるので、長靴を履くのもおすすめです。
ゴミ屋敷を片付ける際は、本当に必要なものだけを残すよう心掛けましょう。
捨てる勇気も必要だということです。
でなければまたゴミ屋敷に戻ってしまいます。
実家がゴミ屋敷。ゴミを片付けてリフォームしたい!ゴミを片付ける前に準備することとは
ゴミ屋敷は短期間でなるものではない
長年放置した結果ゴミ屋敷となるため、長期間放置されたゴミやホコリ、虫やダニなども発生し大変不衛生な環境となっています。
そのため、それに対応できるよう予め片付けに必要なグッズを用意しておくことが大切です。
一般的な掃除グッツはもちろん必要ですが、意外と必要なのが、自治体のゴミ分類表です。
ゴミの分離は各自治体によって違いますので、片付けの際に役立ちます。
各自治体のホームページからプリントアウトもできるので、ぜひ用意しておきましょう。ゴミを収集する際に困るのが、不用品の仕分けです。
大量の不用品を仕分けする際、ゴミ分類表を手元に置いておくだけで作業もはかどります。
ゴミ屋敷を片付ける場合は危険も伴います。
自分の身を守るためにも、マスクや軍手、場合によってはメガネをかけるのもおすすめです。
実家がゴミ屋敷化。お金と時間をかけずに片付けてリフォームする心構えとは
巷には、様々な収納術や片付け術が溢れています。
それをそのままゴミ屋敷化した実家に当てはめて実践すると必ず失敗します。
それは、片付けのゴールが違うからです。
自分の家を片付けるゴールはおそらくモデルルームのようなおしゃれな家です。
一方の実家はどうでしょう。
綺麗にすることはもちろんですが、それよりも大切なのは、安心・安全に暮らせる家にすることです。
片付けるのは親の家でありあなたの家ではないということをまず理解しておきましょう。勝手に物を捨てるのは言語道断ですし、親の意見も聞かずに勝手に物を動かしてはいけないということです。
実家の片付けにイライラしてしまう人も多いでしょう。
片付けで親と衝突し、喧嘩が増えることもあります。
時間やお金もかけることなく、親と喧嘩もせずに片付けがスムーズに進むにはどうすればいいのか。
一つ提案があるとすれば、実家の片付けを「仕事」と思えばどうでしょうか。
仕事は理不尽なことも多いものです。
理不尽な要求にも応えることがありますし、不本意な意見にだって同意をしなくてはいけない場面もあります。
片付けをビジネスに当てはめることで、最短でかつ迅速に効率的に作業が行えるのです。視点をちょっと変えてみませんか?
実家がゴミ屋敷になる原因って?親の世代はやっぱり『もったいない』が一番の原因?
親世代は物を大事にして日々生活をおくってきたため、物を粗末にすることに対して抵抗を感じるといいます。
紙袋はもちろん、いつ使うかわからない包装紙や何年も着ていない服など、あらゆるものを保管している方がほとんどです。
もったいないから取っておこう、いつか使うかもしれないから取っておこうと物を溜め込んでしまうのです。
まだ使える、そのうち使うかもしれない…これではゴミ屋敷にもなるはずです。
また、経済的に苦労した人も物を捨てられません。
わざわざゴミ回収場まで出向き、捨ててある物を拾う人もいます。
持って帰っても結局使わずゴミになるのにです。
片付けが苦手で、無頓着な性格の人もゴミ屋敷になる傾向があります。
部屋が汚れていても気にならず、ゴミを出しそびれても次出せばいいやと放置するのです。
そして、片付けの習慣がない場合もゴミ屋敷になりやすく、それらの人は子供の頃から片付けに対して親から注意を受けなかったケースが多くみられます。
いずれにしても、親世代のもったいないという気持ちがゴミ屋敷を生み出す一番の原因かもしれません。
実家に親が住んでいる場合。ゴミ屋敷の実家をリフォームするにはまずは会話から
もともとだらしない親だったためゴミ屋敷になってしまったケースもありますが、ほとんどの場合は、物をためこんでしまった事によるものです。
買い物ができるうちに多めに買っておこう、いつか使えるかもしれない、ちょっと壊れているけどまだ使えるからとっておこうと物がどんどん増えてしまうのです。
これらに共通するのは、不安の裏返しだということ。
家族が身近にいて何かあっても不便を感じずにいれば、買いだめはしないということです。
粗大ゴミにしても壊れた家具にしても、すぐに駆けつけてくれる家族がいれば、放置はしないことでしょう。
大切なのは、親とコミュニケーションをしっかりとるということ。
年老いて体力気力がなくなってしまった親を非難するのではなく、思いやりの心を持って考えることが大切なのです。
実家に帰って物を勝手に捨てれば喧嘩になるのは当然のこと。
親の目線に立ち、安全面を考慮した上で十分に話し合いましょう。