整理整頓は、人生の課題ですよね。
一人暮らしの部屋だと、ある程度の範囲自分の意志でものをコントロールすることができます。
ですが、家族がいるとそうもいきません。
モノの置き場所を決めて、使ったら戻していても、子供が勝手に使ってどこかにやってしまう。
そんなストレスを抱えているのは私だけではないはずです!
使うものの整理整頓は、家族の共通事項にしなければなりません。
ですが、いくらルールを作っても散らかるのはナゼでしょうか?
その『モノ』に対する価値観や考え方が共通していないと、いつまでたっても同じことの繰り返しなんだと、最近気づきました。
『収納』と『整理整頓』の違いは何だと思いますか?
キレイに『収納』するだけでは『整理整頓』はできません。
部屋の整理整頓につてい、とことん見つめ直してみました。
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整理整頓をしないと物が見つからない
そして物を取り出せないからと探しものが多くなり、時間を無駄に使ってしまいます。
貴重な時間や労力が奪われてしまうわけです。
整理整頓をしていないということ
限られたスペースに不必要な物も散乱しているとういこと。不要品があることにも気付かず、同じ物を新たに買い直して更に物が増えてしまうようになってしまうのです。
整理整頓がされてない散らかった部屋にいると、生活環境に影響を及ぼすだけでなく、精神的な状態にも影響を及ぼします。デメリットは多いのです。
整理整頓をすることでデメリットを払拭することができる
必要な時に必要な物を取り出すことができますし、不要な物がなくなり家にある物を把握できるため、余計な物を買わずに済みます。
使い勝手がよくなり掃除の手間もかからなくなります。
精神衛生上にも良いですし、生活の満足度が高くなれば精神も安定するというわけです。部屋の状態は心の鏡でもあるのです。
整理整頓の3ステップ。部屋を片付けたいならまずはキッチンから
- キッチンにある引き出しの中身を全部出す
全部出すことで何を持っているのか把握することができます。
同じスプーンがいくつもあったり、使わなくなった箸などが出てくるのではないでしょうか。
知らないうちに同じものをダブって買ってしまっていた事に気付くかもしれません。探していた物が見つかることもありますし、まずは物を全部だすことから始めましょう。
- 分ける作業
コツは「今現在使っているレギュラーだけを残す」ことです。
分けていると、まだ使えるから、いつか使うかも?とついついとっておきたくなります。しかし1年以上使っていないものはこの先も使うことがないと認識してください。
最初は分ける作業に時間がかかるかもしれませんが、ここが踏ん張りどこ。
思い切って使っていないものは捨ててしまいましょう。
もし今は使っていないけど大事なものでとっておきたいものがあれば、それは使いたい時に使えるように管理できる場所に保管してほきましょう。
- 選別して収納する
収納するコツは、出しやすく戻しやすいようにある程度ゆとりをもって収納することです。毎日使う物、使用頻度の低いものに分けてそれぞれ定位位置を決めて収納します。
季節物、例えば運動会で使う大きめのお弁当箱や冬にだけ使うような土鍋などは収納の下や吊戸棚に入れるといいでしょう。
整理整頓された部屋に住みたいのなら、まずはモノの優先順位をはっきりさせて
自分の部屋が一番くつろげる場所にする
でも仕事で疲れて一番落ち着きたい場所が散らかっていたら、さらに疲れてしまうことになります。
そんなモチベーションが下がってしまうような部屋にしてはいけません。
部屋が散らかっていると、必要な物が必要な時に必ず見つからなくなります。
「〇〇が見つからない」と新たに物を購入し、後になって「ここにあったじゃないか」となってしまうのです。
不用な物を買うのは浪費しているのと同じこと
さらに言えば、不要な物を整理するためにそれ専用の収納棚を買ってしまう可能性も出てくるわけです。
不要な物を処分しない限り、どんどん部屋は物で埋め尽くされていくのです。
不思議なことに、不要な物にはさらに不要な物が集まりやすくなります。
波動によって引き寄せられるのか、ある一角だけ物が溜まってしまうこともあります。これでは悪循環が生まれるだけです。
部屋が散らかった状態のまま放置してしまうと
結果的に何が重要なのかわからなくなり、優先順位が付けられなくなってしまう事にもなりかねません。
あなたが日頃よく使う物は実際限られているはず。優先順位をはっきりさせ、整理整頓していきましょう。
整理整頓された部屋に住むための守るべき3つのルール
- 使った物を元に戻す
この習慣がもっとも大切です。
すぐに散らかってしまう人はこの習慣がないのです。出した物を出しっぱなしした結果、部屋が片付かなくなってしまうわけです。
使った物は必ず元に戻す習慣を身につけることで整理整頓された部屋に近づけることができます。
- 不要な物を買わない
いくら収納を増やしても、物を購入すればどんどん物が増え、収納スペースもなくなるわけです。
物を増やさない、これも大切なことです。
本当に必要なのか、この先もずっと使う物なのか、買う前によく考えましょう。
- 掃除をする習慣をつける
特に水回りは掃除を怠ると汚れがこびりついて面倒になってしまいます。
キッチンやお風呂、トイレなどは汚れたらすぐに掃除するようにしましょう。
気付いたらサッと掃除できるよう、ゴミ袋やちょっとした雑巾などを用意しておくと大変便利です。
整理整頓する『モノ』は本当にあなたにとって必要なものですか?
捨てる前に悩むこと、それが物を捨てる時の判断基準です。
捨てたい気持ちがあっても、心のどこかにまだ使えるのでは?と躊躇してしまい、捨てられなくなってしまうわけです。
しかしこの見極めが整理整頓の大事なポイントになるのです。
判断に迷うもの、それらのほとんどは不必要なものだと気付いてください。
不必要な物を見極める目を養うことも大切です。
また、不要な物を選べても、それをそのまま放置せずに捨てる作業が必要です。
ただ、一度手に入れた物を捨てるのはとても勇気がいるものです。
せっかく買ったのに、壊れているわけじゃないのに捨てるなんて…と考えてしまい、やっぱり置いておこうとなってしまうのです。
気持ちはとてもよくわかりますが、ここはとにかく勇気を持って捨てましょう。
捨てる勇気が手に入れば、後は整理整頓ができた綺麗な部屋が待っているのです。
処理能力に関しては個人差があるので、すぐに捨てられない人も当然います。
ただシンプルな生活が出来ている人は、その思考能力やコントロール能力も長けている人が多いのも事実です。
人生が軽くなることで生活も豊かになります。
整理整頓された部屋をあなたも目指しましょう。