掃除のコツを覚えてキレイな生活

掃除のコツを覚えてキレイな生活│掃除のコツ先生

クロスの掃除で厄介なのがヤニ汚れ。プロが嫌がるヤニ掃除

2019.3.10

クロスの掃除で一番やっかいなのがヤニ汚れです。

プロでも、キレイにすることが難しいようですよ。

ですが、汚れが付着して、日が浅いと拭き取ることは可能なようですから、壁紙クロスに染み付いてしまった、ヤニ汚れを自分でキレイにする方法や必要な道具・洗剤をご紹介します。

もちろん、汚した張本人に掃除してもらうようにしましょうね!

クロスが黄ばんでいる!壁に染み付いたヤニの正体とは

落としにくいヤニ汚れ

ふと壁を見ていると、黄ばみ汚れに気づくことがあります。

この黄ばみ汚れの原因、一番は喫煙によるものです。

家族に喫煙者がいる場合、煙に含まれるタールという成分が壁に付着して黄色い汚れにしてしまいます。

タールは、一般的に「ヤニ」と呼ばれるものです。

ヤニは植物性の樹脂ですが、ねっとりとした粘着状の油性です。

松の木から出る樹液「松ヤニ」に例えるとわかりやすいですね。

あの一度触ったらベトベトして取れない松ヤニのような汚れが壁にべっとりと付いていると考えると、落とすのは簡単でないということは明らかです。

このヤニが煙に乗って壁に付着し、年数をかけて層のように蓄積すると、そう簡単には落とせない「ヤニ汚れ」になってしまいます。

黄ばみだけではなく、独特の匂いもあるヤニ汚れは、非喫煙者からすると目にしたくない物です。

賃貸物件の場合は、部屋を出る時に入居した状態まで戻す「原状復帰」が原則です。

日焼けによるシミなどは、生活をしていく上で付く仕方のない汚れですが、故意に付けた汚れや傷は借り主が修繕するために負担することが一般的です。

壁のヤニ汚れも、借り主の故意により付いたものとなるため、落とせないヤニ汚れが原因でクリーニングやクロスの貼り替えで貸主から請求されることもあります。

そのため、出来る範囲で自分でヤニ汚れを落とすようにしましょう。

クロスの掃除。ヤニ汚れを綺麗にするために必要な道具

汚れの程度で「重曹」と「セスキ」を使い分ける

クロスの黄ばみ汚れは、喫煙によるヤニが原因です。

煙に含まれるヤニは、非常に細かい粒子となり霧状で空気中を浮遊するため、クロスの細かい凹凸にこびりついてヤニ汚れになってしまいます。

クロスのヤニ汚れを掃除するためには、油性の汚れを取るために必要な洗剤や掃除道具を準備することが、第一段階です。

油性の汚れには、アルカリ性の洗剤を使うことで汚れの成分が中和され落としやすくなります。

アルカリ性の洗剤でおすすめは、「重曹」や「セスキ炭酸ソーダ」です。

汚れの程度がそれほどでなければ、重曹をお湯に溶かして濃度が濃い目の重曹水を使って掃除しましょう。

スプレーボトルに重曹水を入れ、汚れに吹きかけて使うと便利です。

重曹には、消臭効果もあるので、ヤニの嫌な匂いも一緒に除去できます。

セスキ炭酸ソーダは、重曹よりもアルカリ性が強く、汚れ落としの効果は重曹よりも高いと言われています。

重曹では落としきれない頑固な油汚れは、セスキ炭酸ソーダを使って落としましょう。

使い方は、重曹と同様に水に溶かしてスプレーボトルに入れるだけです。

汚れの状態によって、重曹とセスキ炭酸ソーダを使い分けて使うのがおすすめです。

クロスに染み付いたヤニを拭き掃除するコツ

目立たない場所から少しずつ汚れを取る

壁中の黄ばみを一気に消し去りたいといきなり壁全体に洗剤を吹きかけてもヤニ汚れはキレイになりません。

長い時間かけて黄ばんだヤニ汚れは、落とす時も時間をかけて少しずつ行うことがポイントです。

始めから洗剤を全体にかけてしまうと、洗剤液がクロスに染み込んでしまったり、ムラが出ることがあります。

まずは、クロスの目立たない部分のヤニ落としから始めましょう。

クロスの素材によっては、水拭きが出来ない物もあります。

無理に拭き掃除をしてしまうと、クロスが剥がれたり、傷めてしまうことも。

全体を均一にキレイに仕上げるためには、少しずつ掃除の範囲を広げることがポイントですよ。

落ちにくいヤニ汚れは、一度の拭き掃除でキレイになることは少ないため、洗剤を吹きかけてブラシでこすり落とし、雑巾で拭き取るといった一連の掃除を何度も繰り返さなくてはいけません。

根気と時間がかかるヤニ汚れ落としは、事前に準備をして、少しずつ進めるようにしましょう。

クロスに染み付いたヤニが頑固で洗剤では対処できないなら

高圧のスチームで時短掃除

時間をかけてクロスにこびりついたヤニ汚れは、アルカリ性の洗剤でこすっても落ちないこともあります。

洗剤を使っても落ちない汚れを前にすると、もうお手上げ…となりそうですが、まだ諦めるのは早いですよ!

裏技として使える道具が「スチームクリーナー」です。

スチームクリーナーは、約100度という高温の蒸気を高圧で出すことによって、汚れを浮かせてキレイにしてくれる掃除道具です。

蒸気が出るため、水周りなどで利用することが多く、特にキッチンの焦げ付き汚れにはスチームクリーナーを使って掃除をしている人もいます。

スチームクリーナーと洗剤を使えば、手では落ちなかった汚れも簡単に落ちることもあります。

ただ、スチームクリーナーは蒸気を出して掃除をするため、クロスのような水に対する耐久性が高くないものに長時間使ってしまうと、クロスを傷めてしまうこともあります。

クロスの素材によっては、水気厳禁の物もありますので、使用する時には、使えるかどうかを確認してから使うようにしましょう。

クロスに染み付いたヤニを自分で掃除しきれない時には

業者でも難しいヤニ汚れ落とし

ヤニは、色が付いているので、そのねっとりとした性質と交じることで余計に落としにくい汚れになります。

クロスに描いたクレヨンの汚れも油性ではありますが、ヤニのような粘着性はないため、適切な洗剤や掃除方法でキレイにすることはできますが、ヤニ汚れの場合、簡単ではありません。

自分で頑張ってもヤニ汚れが落ちない場合は、プロの掃除業者に依頼する方法もありますが、例えプロに頼んだとしても黄ばんだ壁が表面的に少し黄ばみが取れても、新品のような真っ白な状態になるということはありません。

それほどにヤニ汚れは付いてしまったらなかなか落としにくい物です。

またクロスに付着したヤニ汚れの状態によっては、均一に落とすことが難しいので、汚れを落とした部分がムラになってしまうこともあるため、注意が必要です。

業者に頼んでも難しい場合は、クロスを全体に貼り替えすることも一つの方法です。

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