大掃除はめんどくさいものだとついつい、後回しにしてしまうあなた。
ただでさえ掃除は好きじゃないのに、大掃除ともなると時間もかかるので逃げたくなりますね。
そんなめんどうな大掃除とは、もうおさらばしたくありませんか?
実は、大掃除を簡単にするコツがあるのです。考え方を少し変えるだけで大掃除のやる気が出てきますよ。
そこで、めんどくさい大掃除を簡単にするコツや最低限大掃除するポイント、大掃除を楽しくできる方法、ズボラさんにオススメな簡単掃除方法について説明していきましょう。
これで、今年は綺麗な家で年を越せるはずです。やりはじめたら意外と早く済んじゃうかもしれませんよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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めんどくさい大掃除を簡単にするコツとは
一年の締めくくりに、年末になると家中の「大掃除」をする家庭は多いのではないでしょうか。
年末といえば、まず「大掃除」のワードが浮かび、憂鬱になってしまう方もいらっしゃるでしょう。
年末の大掃除は、各家庭の習慣もあるでしょうが、日本では神聖な儀式としての大切な意味があります。
平安時代から行われていたと言われる大掃除は、「一年間のすすを払い、お正月に気持ちよく神様を迎える準備をする」という意味があります。
そのため、いつもの掃除よりも念入りに行うのが大掃除です。
普段から掃除があまり得意ではない人にとって、この大掃除は意味を知っても、やはり面倒くさいと思ってしまうかもしれませんね。
それならば、大掃除を簡単にしてしまいましょう。
日頃からちょっとずつ、こまめに掃除をしておくことが大切
日頃から家を綺麗にしておけば、大掃除の時の負担が格段に減ります。
大掃除が面倒と思うのは、いっぺんに溜まったゴミやホコリを取らなくてはいけないからです。
ゴミが少なければ、それだけ掃除の負担が減り、大掃除も簡単に終わらせることが出来ます。
家の中でも、特に毎日使う玄関やトイレ、台所、洗面所、風呂場は、毎日の「ちょこっと掃除」を日課にしましょう。
トイレは一日の終わりに、便座や床をサッと拭いたり、台所のシンクや洗面所、風呂場も水気を残さないように拭くことを掃除ではなく、「習慣」として出来るようになると、いつでもピカピカの家になり、大掃除の手間もかかりません。
きれいに見えるようにだけ最低限大掃除するポイント
年末の恒例行事でもあった大掃除も、時代の流れと共に形態が変化しています。
年末にまとめて大掃除をするという家庭は、約半数というデータがあります。
現在は共働き世帯も多くなってきているため、掃除に時間を割けないという家庭も多いのでしょう。
それでも、新年の始まりは家族揃って気持ちよく迎えたいものですよね。
大掃除とまではいかなくても、家の中を綺麗に見せたいという人も多いのではないでしょうか。
時間をかけずに「簡単に」家を綺麗に見せるポイント
- 家の中の特定の部分を磨くこと
人は目に飛び込んでくる情報で物事を認識しますので、視界に入りやすい部分を中心に、ピカピカにすることで、部屋全体も輝いて見えるもの。
まず、水しぶきや手垢で汚れている曇った窓や鏡をピカピカに磨いてみましょう。
窓が綺麗だと、入ってくる日の光も掃除前と違うように感じます。
- 台所のシンクや、蛇口
ここも、視界に入りやすい部分です。
スレンレス製のシンクや蛇口は、毎日使うので、水垢や油で汚れがちな部分です。
しっかり磨くことで、新品のような輝きを取り戻せますよ。
- 意外と汚れているのがドアノブ
ドアノブは家族が毎日触るところなので、汚れていることが多い部分です。
こちらもしっかり拭いて磨きましょう。
このようなポイントを抑えて掃除をすることによって、家中を掃除したかのように綺麗になります。
めんどくさい大掃除を楽しくできる方法とは
いざ、掃除をしようと思っても、なかなかやる気スイッチは入らないものですよね。
みなさんは、何故掃除をするのが面倒くさいと思いますか?
私の場合は、「掃除は時間がかかる」、「集中力がないので途中で飽きる」、「結局、物を出すので散らかることが多い」ということが原因です。
過去の経験から、掃除を始めても、このようなことになる可能性が高いので、「掃除=やりたくない」という心理に繋がるのだと思います。
面倒くさがりやでも大掃除を楽しく出来るコツ
掃除に時間がかかるということが原因なら、逆に時間を決めたら出来るかもと思い、1日30分時間を決めて掃除を行うようにしたところ、時間が決まっているので意外に楽しく掃除することが出来たのです。
ポイントは、好きな音楽をかけながら掃除をすることです。
好きなアーティストのライブDVDの中でも、1番盛り上がる部分(約30分)、○曲目~○曲目と決めて、それを流しながら掃除をすると、予想以上に掃除がはかどりました。
ライブしているアーティストと一緒に頑張っているような気持ちで掃除が出来ました。
掃除の場所を最初に決めておくということも大切です。
まず、視界に入りやすいところから始めましょう。
本棚や小物棚からスッキリさせることで、部屋も綺麗に見えます。
毎日、目標を決めながら掃除を進めると、次第に掃除が楽しみになっていることも。
大掃除やるのが面倒くさいと思っている方に、ぜひ試して欲しい方法です。
掃除のやる気を出すならやっぱりご褒美を
毎日やらなければいけない家事は、誰かがやるのが普通であり、当たり前のこと。
頭では分かってはいても、誰かに「いつも家事をやってくれてありがとう」「あなたのおかげで助かっているよ」などという感謝の言葉をかけてもらう人は少ないのではないでしょうか。
それならば、自分で「ご褒美」を作ってしまうという方法はいかがでしょう。
仕事に対して報酬があるのが当然ならば、家事にも何らかの報酬が私はあっても良いと思います。
掃除をすることによって、ご褒美があれば少しはやる気が出る人もいるのではないでしょうか。
自分が好きなケーキ屋さんのスイーツでも、欲しかった洋服でも良いので、自分のテンションがあがるご褒美を考えてみましょう。
ご褒美は物だけではありません。
ネイルサロンに行ってネイルアートをする、好きな映画を見てのんびりするなどということでも良いでしょう。
「この掃除を終わらせたら○○をしよう」という具体的な目標を設定することによって、明確なゴールが見えるため、モチベーションも上がり、掃除を効率よく行えそうですね。
ズボラさんでもめんどくさくない!簡単掃除方法
掃除が面倒くさい原因として、汚れを落とすのが大変ということがありませんか?
特に、キッチン周りの焦げ付きや油汚れは、ただスポンジで軽くこすっただけでは落ちないこともあり、どんな洗剤や道具を使って落とすのが正解かわからなくなってしまうこともあります。
汚れに対する正しい落とし方を覚えて、汚れたところを効率よく綺麗に出来れば今までよりもずっと掃除が楽しくなるかもしれません。
キッチン周りのギトギトした頑固な汚れの大半は、料理をした時の油汚れです。
油汚れには、「重曹」が活躍します。
重曹は、料理をする時にふくらし粉として使用するものなので、万が一小さい子の口に入ってしまっても大丈夫な安心素材でもあります。
重曹が掃除に効き目あるのかと疑問に感じる人もいるかもしれませんが、重曹の正体は「炭酸水素ナトリウム」で弱アルカリ性の成分です。
油汚れは酸性の成分なので、炭酸水素ナトリウムが油と混じり合うことで、中和反応が起こり、汚れを浮かせて落とすことが出来ます。
重曹は、一般的には粉で市販されています。
使う時には、重曹小さじ1に対し、水またはぬるま湯100mlをスプレーボトルに入れ、よく溶かすと、重曹スプレーの出来上がりです。
重曹がたくさんあるからといって、一度に多めに作るのはあまりおすすめしません。
水は、時間が経つと劣化し、腐ってしまうからです。
掃除をする時に、使い切れる量を目安に重曹スプレーを作り、キッチン周りをピカピカにしてみましょう。
重曹と水の割合を変えることで、汚れの落ち方も変わります。
シンクのカビをなんとかしたい、茶渋で汚れた湯呑をキレイにしたい時は、重曹を多めに水に溶かして使ったり、直接重曹を振りかけて研磨剤として使う方法もあります。