絨毯に掃除機をかけたのに髪の毛が残っていると、掃除機の吸引力が下がったのかと思う人も多いようですが、掃除機のかけ方が原因となっている場合もあります。
実は掃除機には正しいかけ方があり、間違ったかけ方をしていることによってゴミが残ってしまっているのです。
今回は絨毯の掃除機の正しいかけ方について説明します。この方法がわかれば、掃除機自体が原因ではないと理解できるでしょう。
また、絨毯に髪の毛や汚れが残っている場合の取り方についても説明します。いつもきれいな絨毯にするように心がけるようにしましょう。
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絨毯の掃除機の正しいかけ方を理解しよう
人間の髪の毛は1日に100本は自然に抜け落ちていると言われています。
この本数を聞いたら驚きですが、この抜け落ちた髪が家のどこにいっているのかと思うとゾッとしませんか。
フローリングでしたらよく見ると、髪の毛があちらこちたに落ちていつのがわかります。
しかし絨毯ですと色合いや柄によってはあまり目立ちません。
それでも掃除機は小まめにかけますよね。
掃除機をかけただけで綺麗になっていると思いこんでしまう人がいます。
しかしよく絨毯を見てみると、髪の毛が絨毯の毛にたくさん絡まっていることが多々あります。
抜け毛を見てみると女性の長い髪の毛が目立ちます。
1日抜ける量の髪の毛と、家庭での女の数を合わせただけでもかならの本数です。
それを思うともうそのままの絨毯の上では寝転べませんよね。
絨毯の髪の毛がなかなか掃除機では吸えないということは、掃除機の寿命が近づきただ単に掃除機の吸引力が弱くなっていることはもちろん考えられます。
しかし、そこまで掃除機が古くないという場合には掃除機のかけ方に問題があります。
絨毯に掃除機かける時の手順やコツ
- ゆっくりと掃除機を動かしてかけていく
- 縦にかけたら横にもかける
- 絨毯の毛をお越しより深いとこのゴミをキャッチする
- 掃除機の機能設定があれば絨毯対応のモードや、専用の付属があれば絨毯用に切り替える。
絨毯の上のゴミは絨毯の毛に絡まっていたり、奥に入り込んでいることがほとんどです。
ササッと掃除機をかけると、絨毯の表面上しか掃除できていないことになります。
これらのコツを意識して、絨毯のより奥のゴミやホコリ髪の毛を吸うように意識して掃除機をかけていきましょう。
掃除機のかけ方は効率よく行おう
掃除する時に掃除機をかけることはマストですね。
どの主婦も他の細かな掃除は怠っても、とりあえず掃除機は必ずかかるのではないでしょうか。
掃除機をかける時家の中はどんな状態ですか?
床に物が散乱した状態ではないですか?
物をずらさずに見える位置だけしか、掃除機をかけていませんか?
それでは掃除している意味がありません。
ホコリやゴミは見えない場所、例えばテレビ台や棚の裏や下など細かな部分にまで落ちています。
掃除機をせっかくかけているのにその部分を見逃してしまうには勿体無いです。
アレルギー体質の方が家庭にいる場合は、表面上のホコリやゴミだけ掃除機で吸いとっても意味がないんですよ。
掃除機をかける時はまず、家の中を片付け床に物がない状態にします。
そして家電や物がある場合は、その周辺を整理しずらしやすいようにしておきます。
掃除機をかける時に物や家具を移動させながら、その下や裏も掃除機をかけていきましょう。
そしてホコリやゴミ、髪の毛を吸うための掃除機ですが人が動きだけでもホコリは出ますし舞います。
掃除機をかけるとなると掃除機からでる風力などで更にホコリが舞ってしまいますね。
それを吸い込むことはアレルギーの原因となりますので必ず換気をしながら掃除機をかけるよう心がけていきましょう。
絨毯についた髪の毛や汚れを取る掃除機のかけ方とは
掃除機で絨毯の髪の毛を綺麗に取るかけ方は前述の紹介しましたのでおさらいになりますが、ただ単に掃除機をかけるだけでは表面上のゴミや髪の毛しかとれていません。
だからといって力いっぱい掃除機をかければ良いというわけではありあません。
絨毯の毛がどの方向に向いているか確認し、それに逆らうように毛をおこすようにかけます。
そして縦に掃除機をかけたら横方向にも方向からかけていきます。
掃除機をかける時はゆっくりとヘッドを動かしていきます。
ここで1つ追記しますが、力任せに掃除機を前へ前へかけても意味がありません。
掃除機のヘッドが絨毯とぴったりくっつくような、絨毯が掃除機にくっついてくるような感覚で掃除機をかけていくこと奥のホコリやゴミ、髪の毛まで掃除機がキャッチしやすくなります。
掃除機以外の方法は以下を参考にしてください。
- コロコロ
粘着式のテープクリーナーです。
コロコロはキャッチしたゴミや髪の毛がテープにくっつき目に見えてわかるのでやりがいがあります。
掃除機と同じ感覚でゆっくりと絨毯の毛に逆らうように2方向からコロコロしていきます。
重曹
絨毯の掃除は重曹を使って行えます。
重曹水を作るか、または汚れが酷い時には重曹の粉末を直接絨毯にまきます。
重曹は髪の毛やゴミ、ホコリを吸う力があります。
掃除機で満遍なく、汚れや重曹を吸い取ると綺麗に絨毯を掃除することができます。
掃除機をかけるベストな時間帯と注意点について
主婦の方に質問ですが、掃除機はいつかけていますか。
朝、お昼、夕方、夜と生活している中で掃除機をかけたい時間帯の理想があってもなかなかうまいこといきませんし、タイミングはそれぞれでしょうが掃除機をかけるタイミングで最も理想とされるのは朝1番です。
なぜなら、人が行き交っている以上激しい動きをしていなくてもホコリやゴミは出ますし舞いますし髪の毛は落ちます。
本来、掃除機はかけてもかけてもキリがないことは確かで1日何回も掃除機に時間を取られていては世の掃除する主婦たちが大変ですよね。
ホコリは人が行き交う時間帯は舞い、人が寝静まった夜にパラパラと床に落ち朝起きるまでホコリも眠り状態になります。
なので人が起き出す朝一番最もホコリや髪の毛をキャッチしやすい時間帯です。
主婦は朝一番に起きなければいけないですが、掃除機をかける部屋を綺麗にすることから始めると気分も良いかもしれませんね。
掃除機をかける時に注意しなければいけないことは、掃除機のヘッドを壁にガシガシぶつけあい、勢いよくついつい壁にあたるまで掃除機をかけてしまうことです。
知らず知らずのうちに壁や掃除機のヘッドが傷ついていますので注意してくださいね。
絨毯に掃除機をかける時にやってはいけないこと
掃除機のヘッドをゆっくり動かしながらかけることを紹介してきましたが、ゆっくりの程度が曖昧でいまいちわからない方もいると思います。
絨毯に掃除機をかけるには、1度の往復に6秒程度が目安です。
前を押すのに3秒かけて、引くのに3秒かけてと言う感じです。
掃除機をかけるときの一回の振りは身長160cmの方ですと80cmの範囲に留めておくことが理想です。
それ以上になると、掃除機の機能が上手く果たしてくれないことがありますので気をつけてくださいね。
そしてフローリングの場合はゴミが溜まりやすいのは、溝ですので目にそって掃除機をかけていきます。
絨毯やフローリングの掃除機のかけ方は、あまり意識してかけている人は少ないかもしれません。
とりあえず一通り無意識のうちに掃除機を動かしているかもしれませんね。
このように絨毯の場合は掃除機のかけ方がとても大切です。
髪の毛があまりとれていなく掃除機がそろそろ寿命?と思ったら、その前に掃除機のかけ方を意識してみてくださいね。