壁も掃除。掃除方法やほこりの取り方、便利なアイテムを紹介

壁も掃除。掃除方法やほこりの取り方、便利なアイテムを紹介

ほこりといえば電化製品や床や家具についているというイメージがありますが、壁や天井にもほこりはついています。

しかも良く見ると結構なほこりの固まりが張り付いていることがあります。

大掃除や掃除機を掛けるついでに、壁についたほこりも一緒に掃除してしまいましょう。
今回は壁にくっついたほこりの掃除方法を紹介します。
まずは昔ながらの掃除道具を使った基本のやり方から。

他に拭き掃除に便利なアイテムが壁や天井の掃除にも使えます。
蓄積された頑固な汚れを取る掃除方法もお届けします。

ほこり取りにおすすめ、ほこりを吸い寄せる雑巾の作り方も参考にしてみてください。

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ほこりは壁にもくっついています。壁の掃除方法の基本を紹介

毎日住んでくつろいでる空間の中で、やはり気になる存在と言えばほこりやゴミですよね。
ほこりは、床を舞ってるものもあれば気づかぬうちに壁紙に付着してる場合が多々あります。
そこで、今回は意外と色々な場所に姿をあらわすであろうほこりの取り方について紹介していきたいと思います。

ほこりの正体

そもそもほこりと言うのは何なのでしょうか?そして、どんな物が混ざり合って発生してしまうのでしょうか?
一般的には衣類やソファ、ベッドから出てくる綿ぼこりが一番多いと言われています。
綿状のほこりのため、重量が軽く簡単に色々な場所へ飛び回ってしまうというところが難点でもあり、わりと存在感があるものが多く手で簡単に取り除けるという良い点もあります。
ほこりの中には、他にも屋外にいた時に付着したであろう砂ぼこりやカビやダニの死骸など様々な微粒子が混ざり合って結成されるものもありますので、人体に害を及ぼすものも多数あることも知っておかなくてはなりません。

ほこりの代表的な色といえば、灰色がメインで散らばっている物をよく見かけると思いますが、細かく分析すると様々な繊維が混ざり合っているということが良くわかります。
ですので、実際目に見える灰色のほこりに対しては手で取り除くこともできますが、そもそも目で追うこともできないほどの様々な色の微粒子の集まりが大きな灰色のほこりの塊となって存在しているというわけなのです。

一般的には床のほこりは掃除機や拭き掃除で対応しますが、壁紙や天井部分のほこりはどのように掃除することが可能なのでしょうか?

やっぱり掃除機

天井部分や壁の部分も掃除機で順番に縦に吸い込んでいくという方法はオススメです。
掃除機を持ち上げての作業なので多少大変さはありますが、とても効果が得られると言われています。

壁掃除にははたきを活用

昭和の時代の掃除方法で、はたきを使ってタンスの上のほこりを「ポンポン」とたたき落とすなどの行動が連想されるように、現代社会でもはたきはとても活用できるアイテムなのです。

壁についたほこりの手軽な掃除方法があります

長く住めば住むほど、壁紙の色が茶色っぽく、又は黒っぽく変化してくるのがわかると思います。
そんな壁紙の汚れをいくつか紹介したいと思います。

  • 喫煙によるヤニの汚れ
    良く聞いたことがあるという代表的な壁紙の汚れです。
    喫煙者がいればいるほど、部屋の壁紙の色はどんどん茶色くくすんでしまうという大きな原因の一つと考えられます。
  • 手あか
    意外に思う人もいるかと思いますが、こちらも代表的な汚れの一つです。
    床から物を取る時に何気なく壁を支えにして取る・・・という行動が壁の手あか汚れに繋がります。
    例えばメガネのレンズを手で触ると指紋がつくという現象と同じように、人間の皮膚の表面には体内から発せられる油が付着しているのです。
    そのため、壁紙に手あかが徐々に蓄積されると黒ずんでくるといった現象が確認されます。
  • 食べ物、様々な物の汚れ
    飲み物や食べ物をこぼしてしまった場合、目に見えて確認できていなくても壁に付着し乾燥した汚れは茶色に変化することが良く見られます。
    特に飲み物の場合、壁に付着した直後は液体のため透明なことが多いのでわかりにくいというところが特徴的で、その飲み物が乾燥した時に初めて丸く痕がついてるような状況を確認することができるのです。

ここまで、代表的な汚れを紹介しましたが、どのような方法で除去することが出来るのでしょうか?

  • 中性洗剤で
    食器用の中性洗剤はとってもオススメな一品です。
  • 専用の商品を使って
    壁紙対応のお掃除シートがたくさん販売されています。
    付着した汚れが早ければ早いほど簡単に拭き取ることができるでしょう。

壁についた頑固な汚れの掃除方法を汚れ別で紹介

ただ、汚れの種類によっては頑固な汚れもあるので、どの方法を取り入れれば除去出来るか難しいところですよね。

ここからは、上記の代表的な汚れに対してどのような洗剤や方法を取り入れれば簡単に汚れを落とすことが出来るのか少し詳しく紹介していきたいと思います。

代表的な3つの掃除方法

一般的にはこの方法を取り入れることで壁紙をきれいに変化させることが出来るので、試してみて下さい。

  1. はたきやハンディモップを使って壁や天井のほこりを除去する。
    一見きれいに見える壁や天井部分にも細かいほこりはついています。
    順番に列を決め丁寧に上から下へはたき落としたり、巻き込んで掃除をします。
  2. 中性洗剤を使って拭き掃除をする。
    上記で紹介しました食器用中性洗剤をバケツに少し垂らし、その中に雑巾を入れある程度絞ったら汚れが目立つ部分をメインに拭き取っていく作業です。
  3. 水拭きをする。
    壁についた中性洗剤を取り除くためにも「2」で使用した雑巾の洗剤を良く洗い流したら雑巾を硬く絞り壁紙をきれいに拭き取ります。
    この時、強く擦り過ぎてしまうと、壁紙を傷める可能性がありますので、極力優しく拭き取るよう心がけて下さいね。

ある程度の汚れはこの上記の方法で簡単に除去することができますが、それでもとれない頑固な汚れの対応をここからはお伝えしたいと思います。

重曹とクエン酸を混ぜ合わせて壁掃除

  1. 重曹5cc(小さじ1杯程度)と水100ml程度の水溶液をスプレーボトルに作り、壁紙直接ではなく雑巾に吹きかけながら頑固な汚れ部分を擦り落としていく方法です。
  2. 重曹掃除が終わったら、クエン酸5cc(小さじ1程度)と水200ml程度の水溶液をスプレーボトルに作り、また雑巾に含ませながら壁紙を吹いていく方法です。
  3. 乾いた雑巾で乾拭き作業を行って下さい。
    水分が残ったまま壁紙を放置してしまうと、傷めてしまったりフニャフニャにゆがんでしまい元に戻らなくなることがあります。
    壁紙はあくまでも「紙」なので、水分はきれいに取り除いて下さい。

拭くだけでほこりを吸い寄せる雑巾の作り方

ここまでは壁紙の変色汚れに対して除去紹介してきましたが、そもそものほこりを発生させないような優れ技もあるのでその方法も紹介していきたいと思います。

そもそも静電気でほこりが結成される

ほこりの正体は上記でも紹介しましたが、なぜほこりが蓄積されるとどんどんまとまって大きくなっていくのかというと、静電気が発生しているためほこりどおしを付着させてしまうというわけなのです。
ですので、ある洗剤を使用して静電気を劇的に少なくさせる方法をお伝えしていきたいと思います。

柔軟剤を使用して

よくよく考えてみたら、CMでも「静電気を取り除いてくれます」などのうたい文句でオススメしている柔軟剤が多数存在していますよね。
方法は簡単です。
それぞれの柔軟剤容器に記載してある量を確認し、雑巾をつけておきます。
その後完全に乾かしましょう。
乾拭き!?とビックリされる人もいるかと思いますが、乾拭きすることで床や壁天井までにも付着していたほこりの静電気を予防し、付着させない効果が得られるのです。

なぜ乾拭きなのかといいますと、濡れたまま拭き取り作業をしてしまうと、逆に細かいほこりを付着させてしまう原因になってしまうと考えられるためなのです。

壁の掃除方法は壁の素材に合わせて

色々な掃除方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
基本的には上記の対策で劇的に部屋がきれいになることは間違いなしなのですが、掃除を行なう壁部分の壁の張り物の種類によっても掃除方法を変更させなくてはいけないのでそのことだけは頭に留めておいて下さい。
上記では一般的な壁紙について紹介してきましたので、ここからは他の壁の張り物に対しての掃除方法を紹介していきたいと思います。

しっくいの壁

古い家屋でよくみられるのが、このしっくいの壁です。
この壁は、柔らかく水分を多く吸収してしまう特徴があります。
ですので、水拭きは基本オススメできません。
はたきでポンポンはたきとるようにほこりを除去し、気になる汚れはサンドペーパー(紙やすり)の中間位の目の粗さ(300位)を目安に使用し、周囲とさほど差が出ないようぼかすという除去方法を取り入れて下さい。

ビニールクロス

この場合は、ビニールなので基本的にサンドペーパーなど傷がつきやすい素材の物をさければ水にも対応できますし、洗剤もある程度強度の有るものを使用しても問題ありません。

毎日使用する空間ですので、必ず汚れは何かしら発生します。
ねぎらいの気持ちも込めて半年に1度、又は汚れを見つけた都度に掃除をするだけで、より簡単にきれいな空間を保つことができますので、毎日過ごしやすい空間を作り上げていって下さいね。

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