掃除の頻度とか、掃除の時間とか、掃除の工程とか…
主婦(結婚している女性)なら、掃除をしないと『ダメ』というような風潮、どうにかならないのでしょうか?
掃除をするために、結婚したわけじゃない!と、声を大にして言いたいこともありましたが、今は『しなきゃならないんだから、ぱぱっとしちゃおう、掃除くらい』という境地にまで落ち着きました。
掃除って、汚いところをキレイにするということだと思っていましたが、違いますね。
汚れる前に、整える。
汚れないように、工夫する。
汚したら、片付ける。
原状回復が、掃除の基本だと思えるようになりました。
さて、『掃除』って、どこまでのことを指すのでしょうか?
私は、朝起きてリビングのカーテンを開けると同時に、窓も開けて空気の入れ替え。
その間に、ドライシートでフローリングのモップがけを行います。
それから、トイレへ行きついでにトイレの床と、便座をササッと拭きます。
でも、私は、これらの行為を『掃除』だとは思っていません。
ですから、人によっては朝起きてこんなすぐに掃除できないという人もいるでしょうし、このくらいのこと、掃除のうちに入らないという人もいるでしょう。
きっと、フルタイムで働いていても掃除をする人はしますし、専業主婦で一日中家にいてもゴミひとつ拾わない人は拾わないでしょう。
ですが、していないことほどしていると思わせたいのも人間の心理。
みんなと同じくらいしていると、安心したいのも人間の心理。
掃除の頻度について、考えてみましょう。
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毎日行う掃除をふくめた家事は負担がない程度に
家の掃除は、主婦である自分に任せられているという人も多いのではないでしょうか。
掃除の方法は、人それぞれ違います。
普段から掃除をしている人でも、ふと「このやり方で合ってるのか」とか「他の人はどのくらい掃除をしているのか」と気になることもありますよね。
でも、自分のやり方が合っているのかということを確認するために、テレビや雑誌で掃除は週に○回がベストということを調べてみても、それが自分にとっての正解とは限りませんし、意味がありません。
家の家事は掃除だけではなく、食事の支度から洗濯などやることはたくさんあります。
もっと大きく言えば、家事は家だけに限らず、ご近所との付き合いや学校のPTAなども生活を送るために必要な家事と言えます。
そう考えると、家事をしっかりこなすためには、かなりの労力や時間が必要です。
そして家事はやってもやっても終わりがないもの。
掃除をしてキレイにしても、生活をしていればまたゴミが溜まり、また掃除をしなくてはいけない状況になります。
毎日しなくてはいけない家事は、完璧に行うよりも多少力を抜いて、自分が負担に感じない程度に行うことも、家事を継続するためのポイントです。
生活習慣も人によって違いますので、自分のライフワークに合わせた無理のないスケジュールで効率よく家事を進めるようにしましょう。
専業主婦なら毎日やって当然?専業主婦でも家事をしない?
専業主婦だから家事が当たり前という考えは違う
昔と比べると、夫婦それぞれが仕事を持つ共働き世帯も増えています。
専業主婦の方の中には、共働き世帯が増加するのに比例して、専業主婦に対する他者からのプレッシャーを感じた経験がある方もいるのではないでしょうか。
私も、出産して仕事を辞めていた間は専業主婦をしていましたが、「専業主婦って毎日のんびりできていいな」と知り合いから悪気なく言われたことも。
それでなくても、専業主婦は社会からポツンと取り残されたように思ってしまうもの。
そんな後ろめたさを秘めているところに、専業主婦に対する偏見はグサっと刺さります。
でも、専業主婦と言っても、毎日育児や家事などやるべきことに追われて仕事をしている並に毎日クタクタになっている人もたくさんいます。
「専業主婦」だからと言って、家のことは自分が完璧にしなくてはいけないと頑張ってしまうと、心が疲れてしまうこともあります。
他の人は家事をこんなにしているなどと、他人の状況と比べるのは何か違いますよね。
専業主婦であっても、全部の家事を自分がしなくてはいけない決まりはありません。
家族が笑顔で毎日過ごせるように、家の中の家事を分担するなどして、毎日少しずつでも家事を継続して快適にしていくことが大切です。
掃除の頻度について。日中家にいる主婦ならこれくらいという目安が欲しい人には
主婦の掃除の頻度。半数以上が「毎日」掃除をしている
それぞれの家庭により、掃除の頻度ややり方は違います。
自分なりのやり方で掃除をしていると、この掃除のやり方や頻度で合ってる?と気になることもありますよね。
専業主婦の方で、家で過ごす時間が長い場合、5割くらいの方が掃除を毎日行っているようです。
特に、家庭に小さいお子さんがいる場合は、食べこぼしなどで部屋が汚れる頻度も高いため、こまめに掃除をしていることが多いです。
また、ペットを飼われている人も、ペットの抜け毛を頻繁に掃除しているようです。
掃除は週に2~3回程度という人もいます。
専業主婦だから毎日とか、働いているから週1回という決めつけではなく、あくまで自分の生活スタイルに合わせた掃除頻度を決めると良いでしょう。
ダラダラしてしまうなら、アプリでスケジュール管理
掃除のスケジュールはアプリで管理する
あなたは、スケジュール組むのが得意ですか?
自分で決めたスケジュール通りに動けると、気持ちが良いですよね。
スケジュールを管理するために便利なスケジュール帳。
日々の予定は、スケジュールに組み込むことで忘れないようにすることができますが、やることが多い掃除もスケジュールで管理することがおすすめですよ。
私は、せっかくスケジュール帳を買っても、最初の一月だけは頑張って書いても残りの月は空白にしてしまうことが多いというくらい、ズボラな性格です。
このような方の場合は、紙のスケジュール帳ではなく、スマホのスケジュール管理アプリがおすすめです。
毎日掃除するところ以外の掃除場所を何日おきとかに設定しておくと、家中の掃除を効率よく行うことができますよ。
私が使っていて便利と感じるのは、洗濯物です。
週に1~2回洗うようなシーツや布団カバーは、「前にいつ洗ったかな?」と忘れてしまいがちです。
スケジュール監理アプリに入力しておくことで、忘れず定期的に掃除することができます。
掃除の頻度は毎日です!したくないと思うから億劫になる
掃除は面倒!それなら毎日ちょっとの時間を掃除にあてて
「掃除」って言葉を見るだけでも「面倒」とか「やりたくない」といったネガティブな感情になってしまいますよね。
掃除してもどうせまた汚れるからと放置してしまうと、どんどん汚部屋化して掃除するのが大変な状態になってしまいます。
掃除をしたくないのは、終わりが見えないからということも理由としては大きいですよね。
仕事のように目の前の書類を入力したら終わりという明確なゴールがない掃除は、自分の判断で掃除を念入りにすることもサボることもできます。
掃除の頻度はこまめに「毎日」することが理想です。
毎日、掃除をすることによってゴミが溜まらないので部屋をキレイな状態に保つことができます。
ゴミが多ければ多いほど掃除はやることも多くなり、大変です。
使う頻度が高い場所こそ、毎日少しの時間を掃除に当てることで快適な家になります。
掃除のゴールがないなら、自分で目安を設定する方法もおすすめです。
毎日「10分だけ」は必ず掃除する時間にするというように、毎日の日課に掃除を組み込むと、無理なく掃除が出来そうですね。