正月に掃除や洗濯をするのはダメ?意外と知らない正月のタブー

正月に掃除や洗濯をするのはダメ?意外と知らない正月のタブー

「掃除や洗濯は正月にしてはいけない」という話を聞いたことがありませんか?
特に掃除は毎日行うことが大切だと言われているのに、なぜ正月にはしてはいけないのか疑問に思ってしまいます。

では、なぜ正月に掃除や洗濯をしてはいけないのでしょうか。
他にも正月にしてはいけないことはあるのでしょうか。

昔からの風習や言い伝えには必ず意味があります。
お正月にすべきこともありますが、してはいけないことを知っておくのも大切なことです。
縁起を担いで、良い1年を迎えましょう!

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正月に掃除や洗濯をしてはいけない理由

お正月は毎年実家に帰っていたけれど、子供が大きくなると忙しくて自宅で過ごす事を選ぶといった家族も増えてきています。
今まで実家で親にお世話になる事が多かったけれど、自宅で過ごすとなると、普段の生活の延長のように掃除や洗濯をすることもあるでしょう。
しかし、これは昔の言い伝えや風水的な考えから行くとNG行為なのをご存知でしたか。このような考えには必ず意味があります。

正月に掃除や洗濯をしない意味

1年を無事に過ごせるよう守ってくれるための年神さまを服(福)を、洗うことで洗い流してしまうという意味があります。
服を福とかけています。
また掃除をして年神さまを外へ拭き払ってしまうという意味があり、どちらも1年無事に過ごせるように守ってくれる年神さまを守るための行為だと言えます。

このようなことが昔からの言い伝えや風水観点では考えられるので、正月に掃除や洗濯は避けたほうが良いと言い伝えられています。

正月は掃除や洗濯など、水仕事全般がタブー

正月に掃除や洗濯は避けたほうが良いと言われていますが、これだけではなく水を使う仕事全般あまり良くありません。

正月は年神さまが福を持って家にやってきてくれます。
それを掃除や洗濯、家事に使う水を使うことで洗い流してしまうという意味が込められています。

年末に大掃除をすることは1年の汚れはその年に拭き落とし厄を払い落とし綺麗な状態で新年を迎える、汚れた場所に年神さまを向い入れることはバチが当たりそうです。
そしてお正月は掃除を控えて年神さまを家の中に留めようということですね。

昔からの言い伝えを軽く流してしまう方もいたり、意味もわからずなんとなく毎年の風習だからと実践している方もいますが、このような意味があることを知ると自分や家族の幸せを守りたくなる方が多いでしょう。

正月に掃除も洗濯もだめなら、いつからOKなのか

年末にする大掃除は、正月に掃除や洗濯をするとあまり良くないとされる理由とつながりがあります。

  • 年末の大掃除
    1年の汚れを落とすことで厄を落とし、綺麗な状態で年神さまを迎え入れるため
  • 正月の掃除、洗濯禁止
    せっかく迎え入れた年神さまを掃除や洗濯で水で洗い流すことにより外へ逃してしまう

日本の正月は寝正月と言い、ダラダラゴロゴロしてただ三が日まで過ごす風習がありますが、それで良いのです。
正月に掃除や洗濯をだめという風水的考えや言い伝えがありますが、それは主婦のためにあると言っても過言ではありませんね。
めでたい正月くらいは休みましょう。
といったことが理想ですが、自宅で正月を過ごすとなるとそうもいきませんよね。
洗濯を3日も溜めるとその後溜まった洗濯物が身にふりかかるのは、結局お母さんです。
そのストレスがあるくらいなら、いつもの習慣で掃除や洗濯をしている方も多いでしょう。
一応、元旦から三が日過ぎるまでは掃除や洗濯を避けたほうが良いと言われていますので、毎日忙しいお母さんもこの言い伝えに甘え正月くらいは楽に過ごせると良いですね。

掃除や洗濯以外で正月にしてはいけないこと

正月に掃除、洗濯、炊事など水仕事全般避けた方が良いとされていますが言い出すと他にもキリがないくらいNG行為があります。

正月に避けたいこと

  • お風呂に入る
    水関わることの一種ですね。体を洗い流すことで福を洗い流してしまう。
  • 布団を干す
    布団を干す際に布団を叩くことで年神さまを叩き払ってしまう。
  • 包丁を使う
    正月に包丁を使って手を切ってしまえば縁起を切ってしまう。

炊事をすることや包丁を使う事は避けたほうが良いという意味で、年末におせち料理を多く仕込むことの意味がわかってきます。
このように、何事にも意味があり、そしてその意味は前後の行いに繋がることがわかります。

あまり深く考えたことがない言い伝えの意味をたどるのも楽しいですね。

正月に火や包丁、水仕事がダメなら、雑煮もダメなのか

正月に火、包丁、水仕事がダメな理由は理解しましたが、だったら正月に食べる雑煮はどうなのかと疑問に思ってくるでしょう。

この雑煮に関しては正月に作っても良いとされる地域もあるようです。
なぜならお雑煮は年神様に振る舞うために料理であるからです。

ならば、この言い伝えを守るべく正月にお雑煮を作る場合は包丁で手を切って縁起を逃さないよう、年神さまをお雑煮でおもてなししたいものですね。

おせち料理はお正月に火や包丁、水全般を使わないように年末に仕込む

使われる食材も、腰が曲がるまで長生きできるように海老が使われ、まめに動く(働く)という意味で黒豆が使われるなど、年末や正月の風習には意味があるものばかりです。

あまりとらわれ過ぎるのも疲れてしまいますが、このような風習とその意味があることを日本人ならでは理解しておきたいですね。

そして、このような言い伝えは新年くらいお母さんたちが休めるチャンスでもあります。
いつか子供たちも成長して、寝正月を過ごせる日が来ると良いですね。

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