寝室は寝るだけだし、汚れも目立たないからとあまり掃除をしないという人の方が多いかもしれません。
しかし、寝室にはホコリが溜まりやすく、カビも発生しやすい環境となっています。そのため、定期的な掃除をする必要があります。
そこで、寝室の理想の掃除頻度とおすすめの掃除方法について説明します。掃除しやすくするためのコツについてもご紹介しますので、さっそく掃除を始めましょう。
寝室はリビングほどは汚れないとはいえ、家族みんなが快適に眠ることができるように清潔な状態を維持しましょう。そうすることで運気アップにもつながります。
関連のおすすめ記事
寝室の汚れの原因と理想的な掃除頻度について
寝室に行く頻度はリビングなどのように多くはなく、時間帯も夜になるので、汚れが目に付きにくい状況でもあります。
疲れて寝室に駆け込むような日は、汚れを気にする余裕もありませんよね。
しかし、質の良い睡眠で一日の疲れを取るためにも、清潔で快適な寝室であることに越したことはありません。
掃除の行き届いていない寝室では、ホコリはカビによって体調に変化を引き起こすこともありますよ。
では快適な寝室を維持するために、理想とされる掃除の頻度を見ていきましょう。
寝室の掃除の頻度は、週に2~3回くらいが理想です。
リビングのように人が行き来するような場所ではないので、毎日掃除が出来なくても大丈夫です。
汚れやホコリが溜まらないような頻度での掃除を意識しましょう。
寝室の汚れの主な原因は、ホコリや髪の毛によるものです。
そこに皮脂やダニが混ざり合い、場合によっては呼吸器に異常を感じることもあります。
一気に掃除機で綺麗にしようとせずに、最初はホコリや汚れをモップやフローリングワイパーを使って取り除きましょう。
最初に掃除機をかけると、溜まっているホコリを排気で舞い上げてしまい、結果として除去出来ていません。
仕上げとして掃除機を使うような気持ちで掃除をしていきます。
また寝室は湿気がこもり、カビが発生しやすい場所でもあります。
換気でカビの発生を抑えるようにしましょう。
それでもカビが発生してしまった場合は、薄めた中性洗剤で拭き取るようにして下さい。
カビをそのままにしておくと、寝ている間に一緒に吸い込んでしまうので、放置しておくことは危険です。
寝室は掃除頻度よりも掃除内容が大切です
いくら定期的に掃除をしていても、正しい方法で掃除が出来なければあまり意味がありません。
掃除の内容についても紹介していきましょう。
掃除機をかける前に、モップやワイパーで静かに汚れを取り除くことは先ほど紹介しましたね。
また手軽に使える粘着シートも効果的です。
髪の毛や衣類の糸くずなども一気に取ることが出来て、見た目にもスッキリします。
そして床やカーテンなどの目に見えやすい場所だけではなく、布団も忘れずに掃除しましょう。
布団には目では見ることの出来ない、ダニの糞や死骸が蓄積されやすい場所です。
布団を掃除せずに使用するということは、このようなダニの糞などと一緒に寝ているという状況です。
想像しただけで気持ちが悪いですよね。
なので布団を天日干しした後は、忘れずに掃除機でダニの死骸などをしっかり除去しましょう。
ベッドを使用している家庭では、マットとベッドの隙間に汚れが溜まりやすくなっているので、隙間も忘れずに掃除しましょう。
寝室掃除に便利ば掃除グッズを紹介します
重要性はわかっても、掃除は少しでも楽に済ませたいですよね。
ここでは寝室の掃除に便利なグッズを紹介していきます。
モップ
床を掃除するフロアモップと、照明器具やブラインドを掃除するためのハンディモップとがあります。
どちらも寝室の掃除には適していて、フロアモップならベッドの下でもサッと掃除することが出来ます。
ホコリを舞い上げずに集めることが出来るので、布団が汚れる心配も少ないですね。
ハンディモップもホコリを吸着してくれるので、部屋がホコリまみれということも防いでくれます。
粘着シート
床の気になる部分に使うことも出来ますし、もちろん布団に使うことも出来ます。
髪の毛なども一気に取り除くことが出来、汚れた面は使い捨てでいつも新しい面を使うことが出来るので、肌に触れる部分でも安心して使えますね。
消臭や除菌効果のあるスプレー
天日干しが出来ない日や、ベッドを使用している家庭では特に、消臭や除菌スプレーが活躍します。
スプレーしておくことで、今後も臭いや菌が付きにくい効果も期待出来るので、清潔をキープさせることも出来ます。
寝室用の掃除グッズを用意しておけば、気になったときにいつでも綺麗に出来ます。
一度寝室に行くと、気になる場所があっても掃除グッズをわざわざ取りに戻るのは面倒なんです。
ついつい後回しにしてしまうなんてならないように、気が付いたときに掃除が出来ることも寝室掃除には大切ですね。
寝室の布団を干す頻度は、素材の種類によって違います
布団の干し方やその頻度ですが、実は布団の素材によって違うことを知っていますか。
布団の扱いは全て一緒にされがちですが、種類に合った方法でダニやカビの発生を抑えましょう。
羽毛布団
一ヶ月に1~2回の頻度で、シーツのまま天日干しをします。
真綿布団
一ヶ月に1~2回の頻度で、シーツのまま陰干しをします。
ウールやアクリル素材の毛布
洗濯機で洗ってから陰干しをします。
しかし、住宅などの環境によっては布団を干したり、毛布の洗濯が難しい場合もあります。
コインランドリーを利用したり、クリーニングを利用する方法もあるので、難しい場合は無理せず活用してみましょう。
寝室を掃除することで運気も上がります
寝室を掃除すると、快適で清潔に過ごすことが出来るだけではなく、運気も上がると言われています。
寝室は運気を上げるために非常に大切な場所なので、掃除が行き届いていないと運気を下げることにもつながります。
掃除をするだけで運気にまで関係するのか、と思ってしまいますが、やはり家が汚い状態を心地よく感じる人はいませんよね。
掃除の行き届いた家だと、気持ち良く心も穏やかに過ごすことが出来ます。
家が綺麗か汚いかという違いで、心の中には確実に変化があります。
この変化こそ運気にもつながっていくのです。
特に寝室は一日の最初に過ごす場所、一日の最後に過ごす場所です。
ホコリなどの汚れは定期的に掃除をして、シーツも定期的に洗濯をして清潔に保ちましょう。
また、寝室は出来るだけシンプルにして、あまり物を置かない方が質の良い眠りにつくことが出来るとされているので、ごちゃごちゃしないスッキリとした寝室を目指しましょう。