床掃除は掃除機をかけて終わりという人も多いでしょうが、実はそれだけではきちんと汚れが落とせていない可能性もあります。
しかし、床を雑巾で水拭きするとなると面倒に感じてしまうでしょう。
そこで今回は、床掃除を簡単にするためのモップとその使い方について説明します。モップにはいろいろな種類があって迷うかもしれませんが、モップの選び方についても説明しますので自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
モップを使えば床掃除もラクになります。家族のためにも清潔なフローリングをキープするようにしましょう。
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フローリングの床掃除に向いているモップの選び方について
フローリングの床は、どこの家庭にもある空間です。
しっかり掃除をしようと思うと、雑巾がけという方法になるかと思いますが、雑巾がけは時間も労力もかかり気軽にできませんね。
でも掃除機だけでは、床の汚れまで綺麗になっている感じがしないという方には、モップがけがお薦めです。
雑巾がけより楽に出来て、掃除機では取り切れない汚れを落とすことができます。
自分の使いやすいタイプのモップを選ぶことで、毎日の掃除が捗ります。
モップを選ぶポイント
重量
重さは特に女性にとっては、重要なポイントになるかと思います。
いくら性能が良くても、重たいモップでは重労働です。
実際モップ本体は軽量なものが多いですが、水分や洗剤を吸収することを忘れてはなりません。
と言っても汚れを落とすために、床にある程度押し付ける必要もあります。
モップが軽すぎると、押し付けられる強さに物足りなさを感じてしまいます。
重すぎず軽すぎずという基準が難しいところではありますが、極端に重い軽いと感じるモップはあまりおすすめ出来ません。
ヘッドのサイズ
ヘッドのサイズも、用途や家具の配置などを考えながら選びましょう。
フローリングの床部分が多い家庭では、ヘッドにそれなりのサイズが欲しいですね。
ヘッドが大きめであれば、一度に掃除出来る範囲も広がるので、掃除の時間を短縮することが出来ます。
モップを往復させる回数も軽減出来ます。
反対に家具の隙間のような狭い場所が多い家庭には、小さめサイズのヘッドがおすすめです。
狭い隙間はホコリが溜まりやすく、掃除はしにくい場所です。
そこをモップでサッと掃除出来れば、細かな部分も綺麗に保つことが出来ますね。
収納方法
モップを使っていないときの収納方法もポイントです。
柄の長いモップを収納出来る大きなスペースがあれば問題ないのですが、収納スペースには限りがあります。
出来れば柄の部分の長さを調節出来たり、折りたたむことが出来るものが望ましいです。
使っていないときにはコンパクトに収納することが出来ます。
モップを使った正しい床掃除の方法を理解しよう
自分に合ったモップを選んだら、次は床掃除の方法を見てみましょう。
小さなコツを覚えると、より一層モップの効果を発揮することが出来ます。
モップの持ち方
モップの持ち方を意識したことはあるでしょうか。
ほとんどの方が、無意識にモップを使っているかと思います。
実はモップの持ち方を変えるだけで、疲れにくい掃除が出来るようになります。
- どちらかの親指を柄の先端に乗せます。
- もう片方の手はおへその位置辺りに来るようにして、モップを持ちます。
両手の間隔を30cmくらい開けるようにして掃除をしてみて下さい。
たったこれだけで、モップ掃除が楽になります。
モップの動かし方
モップをかけるとき、進行方向に合わせて縦にモップを動かす方が多いです。
しかし、モップは横向きに動かすことが望ましいのです。
強く押し付けるのではなく、軽い力でスイスイ動かすようにします。
折り返すときは、8の字にモップを動かすようにすると溜まりやすい隅にあるゴミも、綺麗に取り除くことが出来ます。
モップを洗う
掃除の途中でも、こまめにモップを洗いましょう。
汚れたモップでいくら床を磨いても、付着しているゴミが邪魔になって綺麗になりません。
綺麗にするには、綺麗な面で掃除をすることが鉄則です。モップを洗ったらしっかり水分を絞りましょう。
水分が残っていると、床を傷付けてしまう原因になります。
床掃除を簡単にしたい人には使い捨てシートタイプのモップがおすすめです
主婦の中には、使い捨てシートを利用して掃除をしているという方も多いです。
汚れたら捨てるだけなので洗う手間もなく、いつも清潔なモップで掃除が出来るという魅力がありますね。
確かに清潔で楽というメリットはありますが、掃除の都度捨てるものなので、その分のコストはかかってしまいます。
100均でもシートは販売されていますが、他のシートと比べて使い心地が違うと感じることもあるので、一度試してみるといいですね。
シートタイプのモップ
ドライシート
水分を含んでいないシートです。
掃除機では取り切れないような、小さなゴミやホコリを絡めて取り除いてくれるので、使い捨てシートを愛用するなら家庭に一つはあると便利ですね。
ウェットシート
水分を含んでいるシートです。
ゴミだけではなく、皮脂など床に付着した汚れも落としてくれます。
商品によっては除菌してくれるタイプもあります。
ワックスシート
ワックス成分がシートに含まれているので、掃除をする感覚で簡単にワックスがけが出来ます。
立ったままワックスがけが出来ると、人気が高くなってきています。
モップを使った床掃除のコツを教えます
フローリングの床を掃除するとき、掃除の効果を上げてくれるコツを知っていますか。
同じように掃除をするなら、効果の高い方法を実践したいですよね。
掃除をする時間
掃除をする時間となると、仕事をしている方は時間に余裕のある夕方や夜にする、という方が多いと思います。
実は床掃除に効果的な時間は、朝起きてすぐの時間です。
生活している間に、ホコリは空中に舞い上がり全てが床に存在しているわけではありません。
床にないホコリは掃除のしようがありません。
舞い上がっtホコリは、私達が寝ている時間に少しずつ床に落ちます。この床に落ちたホコリを掃除するには、朝一番の時間が良いのです。
寝室にモップを置いておき、リビングへ向かいながら一緒にモップがけをすると、忙しい朝でも軽い掃除が出来そうです。
掃除の順番
床を掃除するとき、最初から拭き掃除をしていませんか。拭き掃除の前に、ゴミやホコリを取り除きましょう。
ゴミやホコリが残った状態で拭き掃除をしても、汚れを広げてしまったり、床の傷の原因になります。
掃除機でホコリを取り除くことも良いですが、どうしても掃除機本体に排気によってホコリが舞い上がってしまうので、ドライシートを使って掃除をするとより綺麗に出来ます。
フローリングの床をモップで週に1回は掃除するようにしよう
では最後にフローリングの床を掃除する、理想的な頻度についてです。
掃除は毎日するべきだと思う方も多いと思いますが、床については毎日水拭き掃除をすることは逆効果です。
清潔を維持するという面ではいいのですが、毎日床をこすると床を保護しているワックスが剥がれてしまい、床を傷ませることになってしまいます。
ドライシートでゴミやホコリを掃除する、ということは毎日出来るといいですが、水拭きは週に一度程度の頻度で行いましょう。
どうしても気になる汚れがあるときには、部分的な拭き掃除で構いません。