部屋が綺麗だとなぜ落ち着かないのか、その裏に隠された心理

部屋が綺麗だとなぜ落ち着かないのか、その裏に隠された心理

部屋が綺麗じゃないと落ち着かない!という人がいる一方で、部屋が綺麗だと落ち着かない!という人もいます。

汚部屋とまではいかなくても、部屋が綺麗だと落ち着かないという人は、多趣味で思い出の品は大事に取っておくなど、物を捨てられない人に多いような気がします。

確かにモデルハウスのような綺麗すぎる部屋は落ち着かないかも知れませんが、せめていつでも人を呼べるような部屋にしてみませんか?

部屋が綺麗だと落ち着かない人にはある共通点があります。
部屋が綺麗だと落ち着かない人の心理、対策などご紹介します。

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部屋が綺麗だと落ち着かないのは「寂しい」気持ちがあるからかも

「綺麗に片付いた部屋では落ち着かない。いろいろな物が雑多にたくさんある状態の方が落ち着く」

こんな心理の根底には「寂しさ」があることが原因かもしれません。

部屋中に散らばった衣類や本、必要な物も不要なゴミも、そこにあるだけで「自分と一緒にいてくれるもの」と感じて寂しさを紛らわしているようなケースです。

理解できない人に取っては、ただのゴミであっても、その人にとっては「友達」のような存在といっても過言ではありません。

友達と一緒にいると安心するように、たくさんの私物やゴミがあることが安心感に繋がるのです。

この状態が更に進むと自分の持ち物や日常のゴミだけでなく、ゴミの集積場に置かれたゴミをも集めてしまうまでに至ったケースは何例もあるのです。

今を満足していない人も部屋が綺麗だと落ち着かない

今の自分に満足できないという苛立ちや焦りが部屋の散らかった状態に繋がっていることもあります。

もっと上へ、もっと良く、もっと高みへ!そんな向上心がある人も、一歩間違うと部屋が綺麗にキープできないという状態になることもあります。

満たされない心から、次々といろいろなことに手を出しては集中できずに諦めてしまう。好奇心はあり興味を持って、いろいろな本や道具を揃えてみたものの、すでに散らかり放題の部屋では集中もできず諦める。

それでも次にチャレンジしたいことを見つけては、その教材や道具を買いあさりまた放置する。

こんなことを繰り返して行けば、部屋はどんどん不要な物が積み上がっていきます。

自分に、自分の状態に満足できず、それを満たそうとするからこそ物が増えてしまう。言い換えれば自分が頑張ろうとした分だけ物が溢れていると思えるのでしょう。

部屋が綺麗だと落ち着かない!と不要品を溜め込んでしまう人は前へ進むことができない

部屋が散らかっていたり、ある程度片付いていても物が多い部屋では知らず知らずストレスがかかり、心身が疲弊してしまうものです。

そして、部屋に物が多いことがストレスになっていると自覚しておらず、いつも片付いていない部屋が当たり前。そう思っている人の中には、自覚がないまま心が疲れきっていることに気がつくことすらできないのです。

そして、片付かない物があちこちに散らばっているということは、本来処理すべきことができずに先送りにしたものが蓄積した結果とも言えるでしょう。

いつも面倒なことを先送りにするうちに、それが当たり前になってしまい、結果出来上がったのは「常に片付かない部屋」。

人間は、いつもやっていることが習慣化すると、別の行動にも影響を及ぼします。つまり、ゴミ捨てや部屋の片付け以外にも、仕事や人間関係などで処理すべき出来事を先延ばしにしてしまいがちな傾向があるということです。

過去の宿題を片付けることに精一杯で、未来のこと・これからのことを考え、行動することができなくなってしまいます。

綺麗すぎる部屋を目指すのではなく、散らかった部屋を卒業しよう

「綺麗過ぎる部屋は落ち着かない」。

たとえそう思っていたとしても、衛生的な問題や重要なものを紛失する可能性。もしあなたの身に何か置きた時、誰かがその部屋から必要なものを探そうとしたら…。

部屋が物で溢れ返り、散らかった状態にはデメリットばかり。

もちろん、綺麗過ぎる部屋が落ち着かない。物が少なすぎるのは殺風景。そういう感覚は人によって持っていてもおかしいものではありません。

モデルルームのようにピカピカにしろというわけではありません。

不安になるほど綺麗にした方がいいとも言えません。

ただ、もしかするといつも感じる不安や焦り、集中できないイライラやストレスの原因の1つは目に飛び込んでくる大量の物の山にあるかもしれない。そういう考え方もあります。

手に届くところにある本を棚に戻してみる。
ゴミをゴミ箱に捨ててみる。
窓を拭いてみる。

今、できるところから、目につくところから少しずつ進めてみませんか?

いつでも人を呼べる綺麗な部屋にするためには

たとえ部屋を綺麗に片付けても、これまでと同じ行動そしていては戻ってしまうのは時間の問題。

部屋が散らかってしまう人にありがちないくつかの行動パターンをご紹介します。心当たりはありませんか?

綺麗な部屋をキープするための、ちょっとしたコツです。

  • 床の上にものを置きっぱなし
    使った物を元の位置に戻さずに床に置いたまま放置する。これを数回繰り返すと床が徐々に埋まっているはず。
    床の上に不用意に置きっぱなしにしていないか、定期的に意識して部屋を見回しましょう。
  • 買ったものは定位置へ
    たとえ必要な日用品を買った場合でも床に置いて、そのまま何日も放置したことはないでしょうか。買ったものは、それぞれの収納場所に入れて袋ごと置きっぱなしはしないようにします。
  • 郵便物の処理
    意外と溜まって行くのが郵便物。公共料金の通知やダイレクトメールなど謎の紙が高い山に…。封筒はすぐに開いて、不要な物はすぐに捨てます。基本的に封筒も要らないことがほとんどですので、郵便物や町内会で回ってくるお知らせの紙や学校からの連絡など、紙は溜め込まずに不要な部分はどんどん捨てていきましょう。

いつでも友人に「遊びに来てね」と言える家を目指して、少しずつ片付けを始めてみませんか?

ものを捨てるたび、窓を拭いて光が明るく感じるたびに、綺麗な部屋は落ち着けるのだと思い出せるのではないでしょうか。

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