排水管掃除でワイヤーブラシを使うタイミングと注意点

排水管掃除でワイヤーブラシを使うタイミングと注意点

排水管が詰まった時は、すぐにでも掃除をして詰まりを解消しなくてはなりませんが、詰まり解消グッズのひとつ、ワイヤーブラシを使う時はタイミングが重要です。

それは、ワイヤーブラシによる作業はかなり難易度が高いからです。
難しいのは確かなようですが、ホームセンターには家庭用ワイヤーブラシもありますので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

排水管掃除でワイヤーブラシを使うタイミングや掃除方法、注意点についてご説明します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

グリル掃除は重曹にお任せ!重曹を使えば汚れも簡単綺麗に

魚焼きグリルの掃除が苦手な人にこそ、重曹が最適です。 魚焼きグリルは、高温で調理できるとても便...

ガスコンロの掃除は重曹を使って油汚れも焦げ付きも落とそう

ガスコンロの掃除は苦手な人も多いと言われている箇所。そのため、油汚れなどもひどくなり、なかなか落とせ...

グリルの掃除は厄介。でも放置しておくと庫内が悲惨な状態に

グリルの掃除ってやりたくありませんよね。 まず、魚の生臭さが掃除の気持ちを遠ざけます。 さら...

グリルの掃除をラクにするための片栗粉の上手な使い方を解説

魚を焼く時にグリルを使うと、その後の掃除が面倒でイライラするという人も多いのではないでしょうか。 ...

グリルの掃除を簡単に!片栗粉を使った裏技と掃除方法を解説

魚焼きグリルを使って魚を焼いた後は、グリルの掃除をしなくてはなりません。この作業を面倒に感じてしまう...

キッチンの掃除はこの洗剤がおすすめ!効果的な掃除方法を解説

毎日料理を作っていると、キッチンの汚れが気になってきますよね。掃除をしたいと思っていても、忙しく生活...

まな板の漂白は重曹でもできる?重曹を使った漂白方法とコツ

まな板の汚れを落とすには、キッチン用の漂白剤が効果的なのはわかりますが、成分が強いため、自然に優しい...

キッチンの引き出しは意外と汚れているんです!掃除方法はコチラ

キッチンの引き出し。 きちんと締めているから汚れないと思っていても、意外と汚れているんですよね...

換気扇の掃除は洗剤選びが大切!そのポイントを教えます

換気扇の掃除をするための洗剤を買いに行っても、たくさん並んでいてどれを買ってよいのか迷ってしまう人も...

重曹を使って掃除すれば、レンジの汚れはすべて落とせます

レンジは主婦には欠かせないものですが、掃除しないといろいろな汚れが付いてなかなか落とせなくなってしま...

【ガスコンロの掃除方法】頑固な焦げを取るための秘策を紹介

ガスコンロの掃除はただでさえ面倒なもの。さらに焦げ付きができてしまうと、なおさら掃除することがイヤに...

五徳の掃除を簡単にする方法!日々のお手入れと重曹でキレイに

毎日料理をしていると、ガスコンロの五徳が焦げ付いたり、汚れてしまうことがあります。簡単に掃除をする方...

【コンロ掃除】五徳の汚れと焦げをスッキリ落とす掃除術

コンロの五徳の掃除は、毎日していますか?忙しいと、どうしても後回しにしがちで、ついつい汚れが溜まりが...

ステンレスのシンクをエコ洗剤で掃除!綺麗なキッチンを保つ方法

ステンレスのシンクに付着してしまったサビや水垢汚れ。キッチンは食品を取り扱う場所ですから、安全な洗剤...

シンクのイヤな匂いを今すぐ消臭する方法と原因について解説

毎日使うキッチンのシンク。そこからイヤな匂いがすると、今すぐ消臭したいと思う人の方が多いのではないで...

スポンサーリンク

排水管掃除でワイヤーブラシを使うは最終手段

ワイヤーブラシのデメリット

キッチンの排水口には、ネットなどをしてゴミが排水管に流れていかないように工夫している方も多いでしょう。

普通に使っていても、水の流れが悪くなったり、排水管が詰まってしまうこともあります。

排水管が詰まってしまう原因

排水パイプの内側に汚れがたくさんこびりついている、もしくは排水管に大きな物が詰まったことが考えられます。

排水管が詰まってしまうと、水が流れていかなくて困ってしまいますよね。

早く詰まりを解消するために、「ワイヤーブラシ」で掃除することを思いつく人もいるかもしれませんが、このワイヤーブラシは排水管の詰まりにはあまりおすすめできません。
家庭の排水パイプは、そもそもワイヤーブラシで掃除できるように作られていません。

長いワイヤーブラシを使って詰まりを取り除こうとしても、それ以上に長い排水管は、ワイヤーブラシが届く範囲に詰まりの原因がなければ意味が無いものになってしまいます。
そして、掃除をし終わった後に汚れたワイヤーブラシの保管するのも手間がかかります。
詰まりの原因が大きな食べかすで塞がれているのであれば、ワイヤーブラシは使える道具ですが、ワイヤーブラシはあくまで最終手段の道具として考えると良いでしょう。

ワイヤーブラシで排水管を掃除するのは難易度が高い

力加減や使い方が難しいワイヤーブラシ

ホームセンターなどにも売られているワイヤーブラシ。

一見、長さがあるので、長い排水管の詰まりにも掃除がしやすそうですが、ワイヤーブラシで排水パイプをゴシゴシすることで違う問題も出てきてしまいます。

それはブラシの力で、汚れ以外まで削ってしまうことです。

排水管が詰まる原因は、汚れが溜まっているか大きな物が詰まったかが大きな理由ですが、長年使っている排水管は変形したいたり、傷んで劣化している可能性も考えられます。
そのため、ワイヤーブラシで排水管を掃除しても排水管を傷めるだけで、劣化を補修することは出来ません。

ワイヤーブラシを使った掃除は、経験がないと難しい場合もあります。無理にワイヤーブラシを使って排水管の掃除はおすすめできません。

排水管掃除で使用するワイヤーブラシは、家庭用と業務用の2種類

ワイヤーブラシには、家庭用と業務用の2種類が市販されています。

業務用ワイヤーブラシは、文字通りプロの業者が使用する仕様になっていて、耐久性はもちろん使い勝手もよく、値段も家庭用の物とはまったくの別物です。

自宅の排水管に使うために選ぶのが家庭用のワイヤーブラシ

ホームセンターや通販などで手軽に買うことができ、値段も1000円程度から買うことができます。

長さも、3メートル~長いもので10メートルくらいまであるため、ワイヤーブラシを使いたい場所によって選ぶことが可能です。

ワイヤーブラシは、詰まりが起こっている部分に先端から入れ、汚れを取り除くことによって詰まりが解消できる道具です。

詰まった時のお助け道具として使われることが多いワイヤーブラシですが、業務用のワイヤーブラシと比べると強度が弱いため、詰まりの原因によっては、家庭用ワイヤーブラシでは太刀打ちできないケースもあるため、使用する時には注意が必要です。

ワイヤーブラシを使って排水管を掃除するには

ワイヤーブラシの先端のブラシを上手く使う

ワイヤーブラシを排水管に入れる時は、ワイヤーブラシの先端に付いている螺旋状にグルグルしているブラシを使って汚れを掻き出します。

逆側はブラシになっているため、まず先端の螺旋状ブラシで汚れを掻き出してから、逆側のブラシを使って排水パイプをキレイにしていきます。

一般的に、排水管はまっすぐではなく、途中曲がっていますので、ワイヤーブラシを排水パイプに入れる時も少しずつワイヤーを伸ばしながらワイヤーが止まるまで奥に押し込み、しっかりと固定したら、ハンドルを回すことで排水パイプの内側の汚れがキレイに剥がれていくという仕組みです。

排水管を掃除する時の注意点

塩化ビニル管の弱点「熱に弱い」

一般的に、家庭の排水パイプは塩化ビニル製です。塩化ビニル製の素材は、耐久性に優れ腐食にも強いという特徴があります。

その上、コストもかからないため、排水パイプには塩化ビニルが使われていることが多いのです。

この塩化ビニル製の排水パイプ、メリットはたくさんありますが、弱点もあります。

それは「熱に弱い」ということです。

硬質の塩化ビニルでも、80度で変形し、強度が弱まってしまいます。そのため、排水パイプの掃除をする時にお湯を使うことはNGです。

掃除以外でも調理している時に、何気なく麺の茹で汁をそのまま排水口に流すという行為。
これも、実は排水パイプにとっては良くないことです。

場合によっては、パイプが破裂する危険性もあります。排水口にお湯を流す時には、お湯が冷めてから流すか、水を流しながらお湯を流すようにしましょう。

キッチン・台所の掃除のコツカテゴリの最新記事