ゴミ置き場を家の中に作ろう!これってどういうこと?当たり前でしょ?と思うのではないでしょうか。
ゴミ置き場といっても、ただ単純にゴミの置き場所を作るという訳ではなく、ゴミステーションのようにゴミの種類別に定位置を決めて一箇所にまとめる、ということです。
こうしてゴミの定位置を決めることで、ゴミ捨ての時も楽になりますし、何より綺麗に片付きます。
家の中にゴミ置き場を作るスペースがない時の対処法もありますので、ぜひ参考にしてみては?
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ゴミ置き場は家の中に定位置を決めることで、ゴミの分別もしやすくなる
同じゴミでも、生ゴミのように放置すると臭いが出やすいゴミに関しては、キッチンやベランダに専用のゴミ箱を常備されているご家庭も多いかと思いますが、それ以外のゴミに関しては、普段どのように集めていますか?
自治体指定の有料ゴミ袋の登場により、ただゴミを捨てるだけでもお金がかかるようになったこともあり、各ご家庭でもリユースやリサイクルの重要性を認識されているかと思います。
一昔前までは、多くの自治体でもゴミの分別は今ほど細分化されておらず、大雑把に燃える・燃えないの2つくらいにしか分ける必要がありませんでしたが、今ではゴミの大半が再生可能な物として扱われており、ゴミの分別作業にも気を使うようになりました。
ゴミ集めの手間を減らす一工夫を
生ゴミやプラスチックゴミの回収日であれば、毎回のようにゴミを捨てるので自然と曜日も覚えてしまいますが、紙類や空き缶・ペットボトルといった資源ごみ、燃えないゴミなどは隔週や第○水曜日といったように決められており、捨てる頻度が少ないため、溜まったゴミを一箇所にまとめておかないと、ついつい捨てそびれてしまいがち。
家の中の一角にゴミの置き場を決めるのが有効
ゴミの種類ごとにいくつかのゴミ箱を用意しておき、ゴミが出たらその都度そこに捨てることで、ゴミ収集日の朝にいちいちゴミを集める必要がなくなります。
ゴミのそれぞれの定位置を決めることで、子供でも自然とゴミの分別が身につくようになりますよ。
家の中にゴミ置き場を作る方法とポイント
普段からゴミの分別作業を行っている人ならともかく、いきなり家族にすべてのゴミを細かく分けてと言ったところで、さすがにそれは難しいですよね。ゴミの分類を家族みんなに身につけてもらうようにするためには、まずは大まかにでも分けられるようなゴミ置き場を、家の中に設ける必要があります。
置き場はわかりやすさを優先する
家の中のいろんな場所にゴミ箱を設置していると、とくに子供はとりあえずなんでもそこに捨ててしまいますよね。本来は燃えるゴミだけを捨てる用のゴミ箱の中に、お菓子の空のプラスチックごみや、リサイクル可能な紙ゴミが捨てられていることもしばしばあるでしょう。
その場所にひとつのゴミ箱しかなければ、そこに他の種類のゴミも捨ててしまうのは、仕方のないことかもしれません。ですが、家の中にあらかじめゴミ置き場を決めてしまえば、あとはその場所まで行って決まったゴミ箱に捨てるだけなので、混ざったゴミをあとから分別し直す手間も省けるのです。
ゴミ箱には名前をつける
ゴミの置き場を決めたとしても、ゴミ箱が何個もあると迷ってしまいますよね。どれに捨てるべきかひと目でわかるように、ゴミ箱それぞれに「燃える」「燃えない」「プラスチック」といったように名前を書くと良いかと思います。もしくは、100均などでも販売されているゴミ箱用のステッカーを貼るとより見た目もスッキリしますね。
家の中にゴミ置き場を作る時はインテリアのことも考えることが大切
新たに家の中にゴミ置き場を作る場合、どの場所にするかは各家庭の間取りや生活スタイルにもよりますので、どこが最適とは言えないのですが、玄関やリビングから丸見えだと、お客さんにもゴミ置き場を見せることになってしまいますので、さすがにそれは避けたいですよね。
玄関に近い場所で言えば、シューズクローゼットがあるお宅はその一角に作ることで、ゴミの出し忘れも防ぐことができます。キッチンの死角になる場所だと、燃えるゴミを出すたびに他のゴミの溜まっている量を確認できるので、より捨て忘れが減ると思います。
ゴミの捨て忘れを防ぐ方法
すべてのゴミの回収日を覚えるのは大変ですよね。ゴミ置き場を作ってゴミを家の中の一箇所に集めたら、ゴミ収集日を逃さないように、近くに自治体発行のゴミ収集カレンダーを貼っておくか、自分がわかるようにメモを貼っておくと良いでしょう。
ゴミ置き場はインテリアに馴染むのか?
家の中の目立たない場所ではなく、あえてリビングの一角にゴミ置き場を作ることで、子供のうちからゴミの分別習慣をつけるご家庭もあります。こうすることで、わざわざゴミを捨てに行くというワンアクションが減るので、ゴミをその場ですぐに捨てる習慣が出来るわけですが、家族以外も出入りするリビングにゴミ置き場を作るとなると、やはり見た目も気になりますよね。
間仕切りを置いたり、フタ付きのゴミ箱にしたりと何らかの目隠しをする必要が出てくるため、結果的にラクにゴミを捨てられないという矛盾が生じてしまうことも。
家の中にゴミ置き場を作るスペースがない時の対処法
ゴミ置き場を作るスペースが限られている時は、狭いスペースをなるべく有効に使う工夫が必要になります。ゴミの溜まるペースや捨てる頻度に合わせて、ゴミ箱を選びましょう。
たとえば乾電池のように、ごくたまにしか出ないゴミのために、ゴミ箱を1つ用意することは出来ませんよね。その場合は、ゴミ箱のフチの内側に小さいゴミ袋を何枚かフックで吊るしておくことで、あまり溜まらないゴミは1つのゴミ箱に分別した状態でまとめておくことが出来ます。
すぐに溜まってしまうプラスチックごみは、ベランダなどにフタ付きのゴミ箱を設置して、ある程度溜まるまでそこで保管しておき、あとで大きめのゴミ袋でまとめて捨てるという方法もあります。
ゴミ置き場にゴミ箱を何個も置くことが難しければ、縦にいくつかのゴミ箱が重なったタイプもおすすめです。これならゴミ箱上部のデッドスペースを活かせるので、ゴミ箱にムダな場所を取られずに済みます。
ゴミ袋もすっきり収納!100均アイテムを使った収納アイデア
自治体指定のゴミ袋に限らず、大きさや用途の違うゴミ袋がたくさんあると、収納場所をどこにしようかも悩みますよね。一番わかりやすいのは、家の中のゴミ置き場付近にすべてまとめて置いておくことですが、ひとまとめに引き出しなどにしまっておくと、ゴミ袋が残り少ないことに気付きにくかったり、いちいち探しながら取り出すのが面倒だったりもします。
ひと目で見分けられるようにゴミ袋を収納するためには、見やすくなる一工夫をしましょう。
100均の事務用品は収納の強い味方!
それぞれ1種類ごとに立てて収納可能な透明ファイルケースに入れることで、ゴミ袋を使いたい時にピンポイントで取り出すことが出来ます。ゴミ袋の種類と大きさをラベリングしておくと、さらに見た目も良くなりますよ。
ゴミの分別は、子供たちが大人になってからも今後さらに細分化されるかもしれません。小さなうちから意識を高めるためにも、家の中にゴミをまとめておくゴミ置き場を作ることは、とても有効な手段だと思います。