物を減らすコツ。
あなたにとって『もの』ってなんですか?
生活を豊かにするためのツール?
でも、生活を豊かにするためのツールのために、片付けだの収納だの物が多いだの居る要らないだの、なんだか振り回されている気がしませんか?
もちろん、生活をするのに裸に裸足では何もできません。
でも、便利なものや欲しいもの、キラキラ光るもの、ワクワクするものを手に入れると、人生が豊かになった気がするのも事実です。
ですが、気持の一時的な満足のためにその『モノ』に振り回される生活が待っているということに、そろそろ気づかなければなりません。
もったいないって、何でしょう?
いつか使うかもしれないって、何でしょう?
買った時の満足感とそのモノを維持することの心地よさはどうして比例しないのでしょうか?
単純に捨てるだけではありません。
その『モノ』は自分にとって、本当に必要なツールなのでしょうか?
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物を減らすコツ。まずは『もったいない』を捨てる
物を減らしたいと考えているあなたですが、あなたの心のどこかに捨ててしまうことが「もったいない」という考えはありませんか。
もったいないという考えがあるうちは本当に物を減らすことはできません。
「もったいない=捨てない」といっても過言ではありません。
物を減らすコツとしてもったいないという思いを完全に晴らすこと
- 私達親は子供に物を大事にしなさい
- 綺麗に使えば物持ちが良い
- まだ使えるのに新しい物を買うな
このように、「物を大切にする心」を教育しますよね。
間違っていることではありませんが、現在進行系として使っている物に限ります。
あたなが今片付けたいものは、今使っていないものが多くありませんか。
子育てをしてきた中で思い出の品はたくさんあるでしょうし、子供の成長に合わせ物もどんどん増えてきたでしょう。
子供が大きくなった今、それは過去にとって大切な物であって今はどうでしょうか。
使っていない、壊れているものを押し入れやタンスの奥底に眠っている状態でとっておくことは果たして大切にされているといえるでしょうか。
どんどん物が溜まりいらない物が山積みになっていく一方です。
裏を返せばそれこそが、物を大切にしていないと考えられるでしょう。
いらないものと向き合って処分または、リサイクルなどに出す手段を考えたほうが物のためです。
ここで「もったいない」に対する思いともう一度向き合ってみましょう。
物を減らすコツ【洋服編】洋服の着回しを決める
洋服タンスの整理は家の中の物を捨てるコツの1つ
あなたの洋服タンスを見てみましょう。
- セールで安く買ったけど結局着ない服
- 昔良く着ていたお気に入りの服だけど今は着ていない
- ダイエットに成功したら着ようととっておいてある服
- 何枚も同じような服
- 古びた服だけど高かったし、捨てられないけど着ていない
物を捨てたい整理したいあなたのタンスはきっとこのような服で溢れかえっていませんか。
「デキる女」こそ、服は決まったものしか持っていない、服を最小限にし着回しを上手くするという内容の女性誌をたくさん目にします。
これは「デキる女」として考えられるのはもちろん、「物を減らすコツ」としてもこのような方法はとても効果的です。
今着ていない、いつ着たかわからないタンスに眠っている服は今後も着ません。
思い残すことなく捨てましょう。
物を減らすことができ、なおかつデキる女になれて一石二鳥ですよね。
今後服を買うならコーディネートしやすい色合い、長持ちする質を選びましょう。
そうすると服を大切にし、衝動買いのような無駄使いも減ります。
合わせやすいカーキ、黒、グレー、白、茶のトップス、ボトムス、羽織ものを何着かづつ持っておくとシンプルな年相応の服装になり、毎日コーディネートで時間を潰すこともないですよ。。
物を整理することで心もリフレッシュされ余裕を持つことができます。
子供がある程度成長し一段落したあなたなら今タンスの整理をするべきですよ。
物を減らすコツ。捨てるのも大事だけど、入れないことも大事
家の中にいらない物が大量…。
子育ての過程の中で物は増えていき、子供の成長と共に必要なくなってくる物はたくさん出てきます。
いらない物が大量ということは、それだけではなくもしかしたらあなたは買い物が大好きで衝動買いが多い人かもしれませんね。
今回を機に物を捨てることができても、今後また新たな物を新調し続けていくのでは意味がありません。
全く買うなと言うわけではなく、物を買う時に本当に必要な物かどうか考える必要があります。
1度「欲しい」と思うと欲しい思いは募るばかりで迷うことなくレジへ向かってしまいます。
欲しいものがあった時には今一度考え振り返ることが重要
- 1度冷静になる
- 衝動的なものでないかを考える
- 何年か後にも同じものを持っている自分を想像してみる
3で想像できないものでしたらそのものは、必ずしも必要なものではないと言えるでしょう。
特にトレンド物や年齢に限りある物や色合いでしたら流行り廃りがありますし、あなたは嫌でも歳を重ねていきますので何年も持ってはいないと想像できますね。
このように意識していくとセールでの衝動買いやトレンド物の購入は避けることが出来そうですね。
本当に何年も使用している物はあなたの周りにもあるでしょう。
お気に入りのコーヒーカップや質の良いジャケット、あなたの肌に合ったお化粧品などなんでも良いですが、本当に使えるもの、必要なもの、あなたに合ったものを選んで購入しお気に入りだけに空間にしましょう。
こうすることでお金の無駄使いも減りますし、物大切にする心が現れるでしょう。
物を捨てるコツは、本当に必要な物意外は購入しないことですよ。
物を減らすコツ。モノに幸福感を委ねない
欲しいと思った物を買うと人は幸せな気分になります。
この感情は誰もが経験することでしょう。
確かに物がたくさんある空間は幸せに感じるような気がしますが、それは幻想に過ぎません。
そしてこの時の幸福感は一時の感情なのです。
いらない物が増え続ける一方または捨てては買っての繰り返しになってしまいます。
物に一時の幸福感を委ねているだけでしょう。
例えばストレスが溜まっているからと買い物でストレス発散しますね。
お金を使うと欲しいものが手に入ると人は満足しますが、衝動買いに過ぎません。
何回か使ってすぐに使わなくなることが目に見えています。
そしてまたストレスが溜まると買い物へと街に繰り出す行為を繰り返します。
これは過度なダイエットをし、リバウンドを繰り返す人と同じ現象です。
真のダイエット成功者はリバンドなどしませんし、強い意思を持っていますよね。
ミニマリストと呼ばれる必要最低限の物だけで生活する人がいますが、彼らは「物を捨てたいと思っているけど、なかなか捨てられない人の所有物8割は必要のないものだ」と口を揃えて言います。
ただ一時の幸福感や満足感のために買うものは必要のないものがほとんどと言えますよ。
モノで人生は豊かにはならない
好きなもの、欲しいものを買うと幸福感を味わうことができる内容は前述でも述べましたが、ある研究では物をたくさん持っている人ほどその人個人の幸福度や満足度が低く精神的な面で弱い人間であることがわかりました。
彼らは満たされない心を物で満たそうとしていますが、実際そのような心は完全に持たされることはありません。
「物で人生が変わる」というような言葉をよく耳にしますがそれは一時の錯覚に過ぎなく、本当にあなたの人生を豊かなものにしたければ物に頼ることは間違っています。
あなた自身を変える必要があります。
物事の見方、受け取り方が偏っていませんか。
自分自身を客観的に見なければなりません。
これから数年後、あなたは子育てを終了します。
あなたの後半の人生をより良いものにするためには、まず物を捨てて自分自身を見直すことから始めてみましょう。
物を捨てるコツをお伝えしてきましたがどれも難しいものでも、お金がかかることでもありません。
お金の負担もなくすぐに実行に移せることばかりですよ。
物を捨てて人生観を変えてみると新たな発見がたくさんあるでしょう。