掃除をしても、してもチリ一つない状態にならない『ホコリ』
最近は、フローリング仕様の家が増えていますよね?
ですから、床のホコリはしっかりと主張し、ふわふわと床を漂っているんです。
この、憎き『ホコリ』
実は、掃除方法を間違っているからふわふわと漂うんですって!
まず、床掃除でしてはいけないこと。
それは『雑巾がけ』なんですって。びっくり!
濡れた布でフローリングを拭くと、ホコリを塗りつけているだけで、掃除していることにはならないんだそうです。
なので、一生懸命床の拭き掃除をしても、汚れはキレイになりますが、ホコリはキレイにならず、むしろ塗りつけているんだそうです。
ですから、ホコリ取りを意識したフローリングの掃除方法で掃除をしなければ、いくら掃除機をかけても雑巾がけをしても、ホコリを除去することはできないそうです。
もちろん、床の汚れはキレイになります。
ですから、フローリングの掃除手順としては
①フローリングの床をドライシートで乾拭きする
②掃除機をかける
③水拭きする
となります。
また、最近ではドライシートではなく〇〇を使ってフローリングのホコリ取りするそうですよ。
それでは、床掃除の新常識、フローリングのホコリ取りについて詳しくご説明いたします。
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掃除の順番【ホコリ取り】を徹底的にしたいなら、まずはフローリングの乾拭きから
毎日のように部屋の隅々まで掃除機をかけていても、気付けば床に落ちているホコリ。効果的にフローリングのホコリ取りをするには、正しい順番で掃除をする必要があるのです。
まずは掃除機をかける前に、フローリングワイパーやモップを使ってフローリングの床のホコリを取り除きます。この作業をせずにいきなり掃除機をかけてしまうと、掃除機の排気によってホコリを舞い上がらせてしまう原因にもなるのです。掃除機をかけたことがむしろホコリを舞い上がらせる原因になっていたなんて、なんともショックですよね。
ホコリは人がよく通る場所にはあまり溜まりませんが、ソファーの下や鉢植えの奥などの普段あまり物を動かさない場所に溜まりがちです。そして、日中は空気中に舞い上がっていたホコリは、夜間に人が寝静まっている時間帯にゆっくりと床に溜まっていくのです。
ですから、最も効果的にフローリングのホコリを取り除くには、朝起きてすぐに、誰も起きてこない段階で掃除をする必要があります。フローリングワイパーなどを使って床を乾拭きしてホコリを取ってから、掃除機をかけるようにしましょう。
朝イチから掃除をするのは大変かも知れませんが、せめて乾拭きだけでもササッとするのとしないのとでは、ホコリの舞い方が格段に違ってきますので、ぜひ試してみてください。
フローリング掃除の新常識!フローリングのホコリ取りは、掃除機でもシートでもありません!
みなさんは、スクイージーというお掃除道具をご存知でしょうか?本来は窓掃除や浴室の水滴を取り除く際に使われる、T字型のお掃除グッズなのですが、実はこれがフローリングのホコリを取り除く際にも大活躍するのです。
T字の先端にはゴムが付いていて、その部分がガラスや浴室の壁に密着して、水滴を除去するのですが、このゴムの部分とフローリングの床が擦れることで静電気が発生し、少しなでてみただけでも、面白いようにホコリが吸着するのです。
まずはハサミを使って、スクイージーのゴムの部分に5ミリから10ミリ間隔で切れ目を入れておきましょう。こうすることで、より多くのホコリを吸い付けることが出来ます。さきほどのフローリングワイパーで乾拭きをするのと同じ要領で、なるべく朝一番のホコリが溜まった状態で、床の隅々までゆっくりとなでていきます。
スクイージーは100円ショップなどでも購入することが出来ます。お掃除後も、ホコリがこびりついた部分は水洗いで落とすことが出来ますので、フローリングワイパー用のドライシートよりも経済的ですね。
フローリングのホコリ取りだけでは不十分。〇〇のホコリもとって
部屋のお掃除と言って真っ先に思い浮かぶのは、やはり床に落ちているホコリや髪の毛などを取り除くことではないでしょうか?確かにそれも大切ですが、ホコリは私達が動くたびに舞い上がり、床以外のさまざまな場所にも付着しています。もちろん、普段はあまりホコリの存在を気にしていない場所、例えば部屋の壁やドアにも、舞い上がったホコリは日々積み重なっているのです。
それらの場所がホコリを吸い寄せるのは、ズバリ静電気が原因です。静電気は部屋のいたるところに発生しているので、いくらフローリング部分だけを熱心に掃除していたとしても、人が動けば壁などのホコリも舞い散ります。少しでもホコリを減らしたかったら、それらの場所も掃除しないと意味がないということなのです。
とは言え、毎日壁などの高い場所のお掃除をするのは大変ですよね。要は、ホコリを必要以上に溜めない程度に掃除をしておくことが重要なので、1~2週間に1回程度と定期的に掃除する習慣をつけましょう。
壁のホコリ取りもドライシートでホコリ取り
壁にホコリが溜まると、それだけでも部屋全体がくすんだ印象になってしまいます。さらに、溜まったホコリがやがてカビやダニの温床になる恐れもありますので、こまめに取り除く必要があります。
壁の高い場所を掃除する際にも、フローリングワイパーやモップが活躍します。壁のホコリを落とす程度なら、フローリング用のドライシートで十分ですが、壁の凸凹部分のホコリもしっかりと取り除くには、シートの表面が凸凹した吸着シートを使うと、より効果的です。
ホコリが取れたかどうかが見づらい場合には、部屋を薄暗くした状態で壁に向けてライトを照らすことで、壁に付いているホコリが見えやすくなりますよ。
掃除の仕上げには『柔軟剤スプレー』を
洋服のお洗濯の仕上げに、柔軟剤を使う方は多いと思いますが、実はこれが部屋のお掃除の仕上げにも使えるのです。柔軟剤は衣類のシワやゴワつきを防ぐとともに、静電気を抑制する効果があります。その効果を利用することで、お部屋の壁やフローリングにホコリを付きにくくすることが出来ます。
用意するものは、普段お使いの柔軟剤とスプレーボトル、それとマイクロファイバークロスです。
水200ml(コップ1杯)に対して柔軟剤小さじ1を溶かし、スプレーボトルに入れます。そちらをマイクロファイバークロスに適量吹きかけ、ホコリが気になる壁やフローリング部分を拭いていきます。こうすることによって、柔軟剤の効果で静電気を抑制し、ホコリが付着しづらくなるのです。
ホコリが付着したままで拭いてしまうと、ホコリを取るどころかムダに塗り拡げる結果になりますので、この作業は必ず、ホコリを取り除いてから行ってください。
こちらは作り置きはできないので、一度に使い切れる容量で作ると良いでしょう。床などの他にも、家具や小物などのホコリの付きやすい場所も一緒に拭いておくことで、ホコリが目立ちづらくなりますので、ぜひ一度試してみてくださいね。