カーペットのクリーニング方法。セルフでキレイを保つには

カーペットのクリーニング方法。セルフでキレイを保つには

カーペットのクリーニング方法について。

カーペットを自分でクリーニングするにはどうしたらよいのでしょうか?

日常生活では掃除機を使って、カーペットの掃除をするのが一般的かと思われます。
でも、ただやみくもに掃除機をかけるだけでは、カーペットの汚れはとることができません。
カーペットの繊維に入り込んだホコリや汚れ、髪の毛などをしっかりと吸い取る掃除機の掛け方のコツをご紹介します。

また、食べ物などをこぼしてしまった時の対処法や、気になるダニについてもご紹介いたします。

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カーペットをクリーニングする前に、カーペットの素材を確認

カーペットをクリーニングに出す前に

毎日、家族が使うカーペットは、食べこぼしや繊維くずなど様々なゴミが付き物です。

日常的にカーペットの掃除はしている人がほとんどだと思いますが、掃除機などでカーペットのゴミを吸い取っても、カーペットの奥の方のゴミまではすべて取ることが出来ていない気がしてスッキリしないこともありますよね。

そこで、カーペットを丸ごと洗ってスッキリしたいと考える人も多いのではないでしょうか。
カーペットをクリーニングする前にすべきこと、それは”素材の確認”です。
カーペットと言っても、素材は様々で、素材の違いによってクリーニングの仕方も変わってくるからです。

カーペットの素材について

カーペットには大きく分けて、天然素材で出来たものと化学繊維で出来たものの2種類があります。

一般的には天然素材の方が化学繊維の物に比べると高価ですが、耐久性や使いやすさ(肌触り)などに優れているという特徴があります。

天然素材

代表的な天然素材には「羊毛(ウール)」があります。
羊毛で出来たカーペットは、夏は涼しく冬は温かで、手触りもやわらかいという特徴があります。

その他に、綿(コットン)素材や、麻素材、い草素材なども天然素材です。

化学繊維
木材パルプや綿から繊維に作り変えてできる「レーヨン」や、石炭・石油を原料にして作られた「ナイロン」、「アクリル」、「ポリエステル」などの素材があります。

日常的にカーペットをクリーニングする方法とは

常に人が座ったり、踏んだりして汚れが付きやすいカーペットは、丸ごと洗うというよりも、普段は掃除機でお手入れしているという人がほとんどではないでしょうか。

カーペットを丸ごと洗うのは、手間もお金もかかかるため、そんなに頻繁には出来ませんよね。

でも、掃除機の使い方次第で、カーペットの中に入り込んでいるゴミまでしっかり取ることが出来ます。

掃除機でカーペットのゴミをしっかり取る方法

掃除機をかける時には、「ゆっくりと掃除機のヘッドを動かす」ことが重要なポイントです。
なんとなく、掃除機を早く動かした方がゴミもたくさん取れるような気になりますが、実は反対で、ゆっくり動かすことによって、カーペットの奥にあるゴミまで掃除機に吸い寄せられるので、取れやすくなるのです。

そして、カーペットには繊維の向きがありますので、一定の方向だけではなく、色々な方向から掃除機をかけるとゴミが取れやすくなります。

カーペット全体をまんべんなく掃除するように、縦横の方向で丁寧にかけるということも大切です。

天然素材のカーペットから出る遊び毛

特に、天然素材で作られているカーペットからは、使っていくうちに綿のような「遊び毛」が出てきます。

これは、短い繊維をつなぎ合わせて1本の糸にしてカーペットを作っているため、使っている内に中から出てきてしまうためです。

このような遊び毛が出てきたら、掃除機で吸い取るようにしましょう。

遊び毛を取り除くことで、カーペットの奥まで掃除機で吸引しやすくなり、根元のゴミまで取れます。

大きなカーペットやラグは丸洗いできない!部分的にクリーニングする方法とは

カーペットを部分的に洗いたい!その前に…

大きなカーペットは、自宅の洗濯機に入らないため、セルフクリーニングが出来ません。
クリーニング業者に依頼するにしても、そこまでの汚れではないという場合は、部分的な汚れやシミを取り除く方法がおすすめです。

カーペットの汚れを取る場合、まずはカーペットに掃除機をかけて落ちているゴミを取り除きましょう。

特に、ペットを飼っている場合はペットの細い抜け毛が、目には見えなくてもたくさん落ちていることがありますので、カーペットの表面をゴム手袋でなでるようにしたり、ブラシで毛を起こすことで、毛やゴミがカーペット表面に浮き上がってきます。

カーペットの部分的な汚れを取り除く方法

カーペットに目立つシミや汚れがついてしまうと、焦りますよね。

早く汚れを落としたい気持ちが先走り、いきなり汚れに洗剤をつけてゴシゴシしてしまいそうですが、この行為はNGです。

汚れは、乾いた布やキッチンペーパーなどで、付いてしまった汚れを少しでも落とすようにしましょう。

この時、ゴシゴシこするのではなく、汚れをつまみ、上に持ち上げるようにしてやさしく拭き取るのがコツです。

次に、台所用洗剤等の中性洗剤を入れて薄めた水を染み込ませた雑巾で、汚れの部分に当てるように拭いていきます。

洗剤の成分が汚れに作用し、カーペットからはがれやすくなります。

乾いた雑巾を使って、この浮き上がった汚れを上からポンポンと叩くようにして拭き取れば完了です。

セルフでカーペットをクリーニングしてみよう!道具と手順について

カーペット掃除は場所によって掃除の仕方を変える

特に、毛足の長いカーペットは柔らかくて、ゴロンと寝転ぶのも気持ちが良いですよね。ただ、このようなカーペットのデメリットとして、長い毛の中にゴミが入りやすく、取れにくいということがあります。

カーペットの表面のゴミには「ゴム手袋」

カーペットの上に落ちているゴミは、ほとんどがカーペットの表面にあります。
表面のゴミは、掃除機でも吸い取ることができますが、もっと簡単で効率的な方法が「ゴム手袋」を使うことです。
ゴムの摩擦によって静電気が生じるため、手袋にカーペットのゴミがたくさんつきます
やり方は、力を入れずにカーペットの表面をゴム手袋をはめた手でなぞるだけです。
特に、ペットの毛などの細かいゴミはゴム手袋で簡単に取ることができます。

カーペットの奥のゴミには「ブラシ」

熊手のような形の物から、ローラータイプの物まで様々な物が出ているカーペットロール。
これをカーペットの上からなぞるだけで、カーペットの奥に入り込んだゴミも表面に浮き上がらせて取りやすくしてくれます。

また、ヘッドスパ用のブラシをカーペット掃除に使っても同様な働きをしてくれます。

カーペットに潜むダニが気になるなら?ダニを除去するクリーニング方法

家ダニの特徴

家に潜む家ダニの多くは、人から出る垢や、食べかすなどを栄養として生息しています。
ダニというと、人を噛んで血を吸うというイメージがあるので、家で噛まれたことがないからといって安心するのはまだ早いです。

ダニの中には人を噛まないダニもたくさんいて、私たちの目には見えないほど小さいため、いるかどうかがわからないというところも怖いところです。

ダニは、湿気と埃を好むため、広いカーペットは、ダニの住処としては最適な場所です。
ダニの死骸やフンを吸い込んでしまうと、そこからアレルギーになってしまう可能性もあります。

ダニを除去するには

ダニは、人が生活していく上で必ずいるものなので、ダニが嫌だと言ってゼロにするのは不可能です。

ただ、家ダニを減らすことは工夫次第で可能です。
そのためには、ダニの弱点を知ることが大切です。

ダニは、「60度以上の高温に弱い」という性質があります。

そこで、カーペットに潜むダニを減らすためには、スチームアイロンをカーペット全体にかけることがおすすめです。
スチームアイロンの熱は100度近くあるため、カーペットから少し離したところからアイロンをあてると良いでしょう。

一面あたり、じっくり熱が浸透するように、ゆっくりまんべんなくスチームを当てるようにすると効果的です。

カーペットによっては、コインランドリーで洗えるものもあります

コインランドリーでカーペットを洗う時の注意点

使っているカーペットが「丸洗い可能」となっていても、自宅の洗濯機にはカーペットが入らなくて洗えないというケースも少なくありません。

そんな時に便利なのが”コインランドリー”です。

コインランドリーは、大容量の洗濯機が設置されているため、布団の丸洗いができるなど、自宅で洗えない物も洗えてとても便利です。

ただし、大容量だからといって、中にぐちゃぐちゃに詰め込んでしまうと、きちんと洗うことが出来ませんし、重さが偏って機械が途中で止まってしまう可能性もあります。

カーペットをコインランドリーで洗う時には、まず重さや大きさが合っていることを確認しましょう。

丸洗いは出来ても、乾燥は出来ない素材のカーペットもありますので、カーペットに付いている表示や、コインランドリーにある注意書きをしっかりと確認してから洗うようにしましょう。

カーペットを洗濯機の中に入れる時には、キレイに折りたたんでから入れると、全体に洗剤が回り、汚れも取れやすくなります。

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