「ゴム手袋は食器洗いの時にするもの」と思っている人が多いかもしれませんが、実は掃除にも便利なグッズです。
また、ゴム手袋だけではなく、マイクロファイバーを使用した手袋もあります。そして、これが普段は掃除しにくい場所の掃除までできる優れ物なのです。
今回はゴム手袋やマイクロファイバーの手袋を使用した、掃除方法やメリットについて詳しく説明します。
また、手袋は手荒れ防止にも効果があります。
ちょっとした掃除の時でも、洗剤を使用する時は手袋をしましょう。
100均でも販売しているので、コスパ的にもおすすめです。
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掃除にはマイクロファイバーを使用した手袋が便利!その使い方を徹底解説
掃除をするとき、何かしらマイクロファイバー製品を使ったことがある方は多いと思います。
高い吸水性が特徴なので、拭き掃除や食器拭きに使用している方が多いようです。
またお風呂上がりのバスタオルにも使われるほど、吸水性に優れていますね。
しかし、優れているのは吸水性だけではありません。
水を使わない状態であれば、静電気を発生させやすい素材なので、ホコリや汚れも吸着させてくれます。
このマイクロファイバーが使われた、掃除用の手袋があることを知っていますか。
タオルでは掃除のしにくい場所も、手袋型だとスイスイ掃除が出来ます。
例えば窓のサッシのような細かい場所は、どうしても隅々までタオルでは汚れを取りきれません。
でも手袋型だと、指の動きのままに掃除することが出来るので、細かい部分にも入ってくれます。
手の届きにくい高い場所にも重宝します。
背伸びをしたり、台を使ったりして足場が不安定になりがちです。
しかし、道具を使わず手袋で掃除が出来るなら、不安定な場所でも危険を感じずに掃除が出来ます。
手袋についたホコリを濡らさずそのまま使用することが向いていますし、汚れを落としたい場合は水で濡らしたり洗剤を使って使用することも出来るので、一つあるだけでどこでも万能に活躍してくれます。
洗剤を使う場合は、中に一枚ビニール手袋を履くと手荒れ防止になります。
カーペットの掃除にはゴム手袋が便利です
カーペットを掃除するときは、掃除機をかけたり、粘着テープで取り切れなかったゴミを吸着する方法がほとんどです。
ゴム手袋を使った掃除方法なんて、なかなか耳にすることありませんよね。
ですが、ゴム手袋は万能な掃除アイテムで、カーペットの掃除にも力を発揮してくれます。
ゴム手袋でカーペットの表面を撫でるようにすると、粘着テープのように絡んだ髪の毛などを吸着してくれるのです。
別に今まで通り、粘着テープを使えば良いと思うかもしれませんが、カーペット全体を綺麗にするには何度も綺麗な面を使う必要がありますよね。
汚れで埋まったテープでは汚れを吸着出来ないので、汚れがあるほど使うテープの量は多くなります。
使う量も蓄積されていくと相当な量になり、経済的にもコストがかかります。
ゴム手袋なら洗って繰り返し使えるので、一つあればカーペット全体を掃除することが出来て、経済的にも助かります。
洗い方も簡単で、使ったら付着しているゴミを取り除き、ゴム手袋を履いたまま洗剤を付けて手を洗う要領で手袋を洗うだけです。
あとは通気性の良い場所で、しっかり乾燥させたら再び使うことが出来、衛生的にも安心です。
ゴム手袋は素材によってメリット・デメリットがあります
掃除のときに活躍してくれるのは、ゴム手袋だけではありません。
用途に応じて向いている手袋や不向きな手袋などあり、素材によってのデメリットもあるのでまとめていきましょう。
- ゴム手袋
ゴム手袋は大きく分けて、合成ゴムと天然ゴムの二つの素材があります。
天然ゴムは柔らかく手に馴染みやすいので、いろいろな作業に重宝します。
環境にも優しく、丈夫な点も天然ゴムの特徴です。
しかし、ゴムアレルギーの方には反応を起こしてしまうので、使うことは危険です。
ゴムアレルギーの方は合成ゴムの手袋を使用した方がいいですね。
合成ゴムは油分や薬品にも強く、強い耐久性を持っています。
しかし、熱には非常に弱いので注意しましょう。
- ビニール手袋
非常に安価で使われる場面も多いです。
価格が安いので、使い捨てで使用されることが多く、手軽に交換することが出来ます。
手に馴染む感じではないので、着脱はスムーズに出来ますが、細かい作業や長時間の作業には向いていません。
表面が滑りやすいので、簡単な作業のときに使うという感じになりがちです。
丈夫さは欠けるので、その都度新しいものを使うようにして下さい。
浴室の掃除や料理の時には「使い捨て手袋」が便利おすすめです
浴室のような水回りの掃除には、ビニールの使い捨て手袋が便利です。
水回りはヌメヌメとした汚れがあったりして、素手で掃除をするのは抵抗があるという方もいるでしょう。
手袋をしての掃除は、手に直接汚れが付着するのを防ぐだけではなく、排水溝に溜まっている髪の毛などの汚れを取り、そのまま捨てることも出来ます。
手袋を捨てるときに一緒にゴミも捨てることが出来て、ゴミ袋を使う必要もなくなります。
キッチンや洗面所といった水回りでも、この方法で掃除やゴミを一緒に捨てることが出来ます。
また、料理をするときにもビニール手袋は便利です。
生の肉や魚を触ると、なかなかヌルヌルした感触が取れなかったり、臭いが残ることが気になります。
手袋をしていれば、直接汚れや臭いが手に付かないので、ゴシゴシ手洗いの手間を省くことが出来ます。
こうして使い捨てが出来るビニール手袋なら、汚れの防止だけでなく衛生的にも安心して使えます。
手荒れ予防のためにも手袋をして掃除しよう
主婦として毎日のように家事をしていると、手荒れが習慣になっているという方も多いでしょう。
肌質によっては、水に触れただけでに痛みを伴うほど荒れてしまうこともあります。
手が荒れたからといって、家事をしないわけにはいかないので、辛いことでもありますよね。
そんな手荒れを防ぐために、ゴム手袋をおすすめします。
家事の後にハンドクリームを欠かさずに塗って、保湿しているという方も多くいますが、手荒れの有効的な予防は洗剤や水を直接手に触れさせないということです。
なのでゴム手袋をして、洗剤や水に直接触れるということから改善してみて下さい。
さらにハンドクリームで保湿をすると、今まで以上の効果を得ることが出来るはずです。
美しい手を保ちながら、家族のために家事を頑張ることは不可能なことではありません。