ダニの退治方法を知りたい!
布団乾燥機やふとんクリーナーを使うのはとても有効ですが、その前に、布団に潜むダニにこの布団は居心地の良い布団だと、思わせてはいけません。
まずは『清潔』です。
どんなに、布団乾燥機を使って、ダニを駆除しても、布団やシーツ、カバー類が不潔なら意味がありません。
カバー類は週に1度は洗うようにしましょう。
また、布団を敷きっぱなしにしないのも、ダニ退治の第一歩なんですよ。
まずは布団周りを清潔にするように、心がけてみてください。
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ダニの退治方法を知りたい!
布団乾燥機やふとんクリーナーを使うのはとても有効ですが、その前に、布団に潜むダニにこの布団は居心地の良い布団だと、思わせてはいけません。
まずは『清潔』です。
どんなに、布団乾燥機を使って、ダニを駆除しても、布団やシーツ、カバー類が不潔なら意味がありません。
カバー類は週に1度は洗うようにしましょう。
また、布団を敷きっぱなしにしないのも、ダニ退治の第一歩なんですよ。
まずは布団周りを清潔にするように、心がけてみてください。
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目には見えなくても、家庭内にはさまざまな種類のダニが生息していますが、布団に潜んでいるダニは主に2種類、ヒョウヒダニ(チリダニ)とツメダニです。
布団にいるダニの約9割は、ヒョウヒダニです。人を刺したりはしませんが、死骸やフンを吸い込むことによって、さまざまなアレルギー症状を引き起こす、とても厄介な存在です。ヒョウヒダニは生きているときよりも、死んだあとのほうが人体への悪影響を及ぼすため、これらのアレルゲンをこまめに除去する必要があります。
一方で、よく「ダニに刺された」というのはツメダニの方です。ヒョウヒダニに比べると、数はほんのわずかですが、ツメダニに刺された箇所は赤く腫れ、強いかゆみを伴います。ツメダニはヒョウヒダニをエサにするため、布団のダニを退治するには、まずはヒョウヒダニに照準を当てて対策を取りましょう。
ダニは高温多湿な場所を好んで繁殖します。気温が20℃~30℃、湿度60%以上という条件下が最も繁殖しやすいため、とくに梅雨明けから夏場にかけてが最も数が増える時期です。そして、ヒョウヒダニの寿命が尽きる秋口になると、生きたダニの数は減りますが、その分アレルギー症状を引き起こす要因となる、ダニの死骸やフンなどのアレルゲンが大量に増えるため、深刻な健康被害を受ける可能性が高くなるのです。
ダニは人間のフケやアカなどを好んで食べます。さらにそこに高い湿度という条件が加わると、ダニは爆発的に増殖します。
ご家庭の中で、一番ダニが好む場所は、この条件が揃っている布団の中です。人間の寝汗を吸ったままの布団は、ダニが快適に過ごせる湿度を保ち、さらにエサとなるフケなども溜まっているのですから、まさにダニにとっては天国と言えるでしょう。
室内の湿度が高い状態が続くと、ダニだけでなくカビの発生にも注意が必要になります。カビはダニと同じように高温多湿の場所で発生しやすいため、布団を収納する押入れの中や家具の裏側、畳などにもカビが生えることがあります。
カビはダニのエサにもなるため、定期的に換気をしたり、除湿剤などを効果的に使って、室内の湿度を下げることで、それらが繁殖しづらい環境にすることが重要となります。
人間は寝ている間に、コップ1杯分もの寝汗をかくと言われてます。それらすべてが布団に吸収されているわけではありませんが、少しずつ水分が溜まっていくことで、ダニやカビがより繁殖しやすくなります。
私も出産直後は体調を崩しがちで、子供とともに一日中寝たり起きたりしていたので、その間は布団を敷きっぱなしにしていました。真夏の暑くて湿度が高い部屋にこもりっきりだったので、それも体調不良の一因だったのかもしれませんが、新生児のために室内を清潔に保つ必要があるのに、真逆のことをやっていたと考えると、とても恐ろしいことをしていたなと感じます。
布団に潜むダニに対しての効果的な退治方法としては、布団を敷きっぱなしにせず、毎日きちんとたたんでしまうことです。え?これだけ?と思うかもしれませんが、床と布団を密着させた状態をなるべく減らし、布団の中の湿気を逃しやすくすることで、ダニが繁殖しづらい環境にすることが最も重要なのです。
ただし、起床後すぐに布団をたたんで収納してしまうと、湿度が高い状態のところに人間の体温も加わり、よりダニが好む環境になってしまいますので、起床後はかけ布団を足元までめくっておき、最低でも30分から1時間ほど経ってからたたむようにしましょう。
布団を畳やフローリングの床などに直に敷いてしまうと、湿気の逃げ場がないため、ダニがより繁殖しやすくなります。湿気によるダニ被害を防ぐには、出来るだけ布団に湿気を溜めないようにしなければなりません。
布団の外干しは重労働なので、なかなか頻繁に行うのは難しいという方には、除湿シートやすのこマットを使った除湿方法がオススメです。どちらも敷布団の下に敷いておくだけなので、いちいち重たい布団を干すことを考えたら、とてもラクに布団の湿気を逃すことが出来ます。
除湿シートは布団の代わりに湿気を吸い取ってくれます。敷布団サイズのものが主流ですが、とくに寝汗をかきやすい場所にだけ部分的に使用出来る小さめのサイズのものもあります。一定量の湿気を含むとシートの色が変わるので、そのタイミングで外干しをして、また繰り返し使うことが可能です。
一方、すのこマットを敷布団の下に敷くことで、畳や床との間に隙間が出来て風通しが良くなるので、結果的にダニやカビが繁殖しづらくなります。すのこマットにもいくつかの種類がありますが、オススメなのが2つ折りにした状態で布団を干すことが出来るタイプです。お部屋にあまりスペースがなくても、これなら場所を取らずに布団を干すことが出来るので、より手軽にダニ対策を行えます。
ダニは人間の皮脂やフケなどもエサにして増殖します。布団に湿気を溜めないようにするのと同じく重要なことは、布団をより清潔に保つように心がけることです。
そのためにはまず、週に一回は布団カバーやシーツ類を交換しましょう。とくに夏場は寝ている間に頭からも大量の汗をかくので、枕カバーもこまめに換える必要があります。
お天気の良い日に布団を天日干しするだけでも、布団の湿気を除去するのには効果的です。中には、ダニを退治する目的で布団を干している方もいらっしゃるかとは思いますが、いくら布団の表面が温まっても、ダニは日に当たっていない布団の裏側へ逃げ込んでしまうだけなので、布団を干しただけではダニを退治することは出来ません。ですが、布団の水分を蒸発させることによって、ダニが繁殖しづらい環境にすることは出来るので、可能であればこまめに行うのが理想です。
干している布団を布団叩きでバンバンと叩くと、ほこりが舞って布団がキレイになったような気がするかもしれませんが、残念ながら布団に潜んでいるダニを追い出すことは出来ません。それどころか、やるすぎると無駄に布団の生地を痛めるだけなので叩くのはやめましょう。
布団のほこりを除去するには、布団を干したあとに直接掃除機をかけるのが効果的です。なるべくゆっくりと掃除機のヘッドを動かし、ほこりとともにダニの死骸やフンもしっかりと吸い込むことで、ダニが繁殖するのを防ぐことが出来ます。
たしかにダニの退治方法としては布団乾燥機やふとんクリーナーを使うことを検討するのも良いですが、まずは布団を清潔に保つことから始めてみましょう。