部屋が何となく臭い。
臭いの発生源がわからず、原因不明ならまずは部屋にある『布製品』をクリーニングしましょう。
カーテン・シーツ・布団カバーにクッションカバー。
ソファーが布製なら、ソファーも拭きましょう。
次に、壁の拭き掃除です。
壁も床同様、定期的に拭き掃除をしなければ、悪臭の元になります。
また、日常的に窓を開けて換気をおこなわなければ、ニオイがこもりがちな部屋になります。
一日5分、しっかりと換気をするように心がけましょう。
思い当たる大きめの布製品を、清潔にしても臭うなら、最後は『キッチン』ですね。
キッチンの排気口や、シンクの下などを拭き掃除したり換気してニオイのもとを絶ちましょう。
それでは、部屋のイヤな臭いが原因不明でできる対策をご紹介いたします。
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部屋の臭い。原因不明なら、まずカーテンを洗う
自宅の部屋に足を踏み入れた時、「なんか臭い…?」と感じることはありませんか?
生活していると、多少の臭いが付くのは仕方のないことですが、あの原因不明な嫌な臭いは、布製品についた臭いの可能性が高いです。
布製品には、臭いが吸着しやすいので、そのままにしていると、臭いの元がたくさん付いて悪臭になってしまうこともあります。
部屋の嫌な臭いの原因は「カーテン」かも
部屋の中で大きな面積を占めるカーテンや布製のソファーには、臭いが付きやすいので、注意が必要です。
カーテンに付く臭いの元は、喫煙や調理時の臭い、それにペットの臭いなど色々考えられます。
その他にも、カーテンは閉め切っている状態で真冬にストーブやエアコンで部屋を温めると、窓に結露が出来てしまいます。
その結露による水滴が原因で、カーテンにカビが発生してしまうことも少なくないのです。
カビが発生すると、不衛生な状態だけではなく、そこから悪臭が発生してしまうのです。
日よけ対策や、目隠し対策としてレースのカーテンを利用しているご家庭も多いかと思いますが、このレースカーテンにも臭いは吸着しやすいので、注意が必要です。
部屋の臭いを消してスッキリしたい時、まずは臭いの元となる犯人を見つけ、それがカーテンだった場合は、洗濯するなどの対策がおすすめです。
クリーニングする際は、消臭効果のある柔軟剤や洗濯洗剤を使ってみるのも良いでしょう。
部屋が臭いのはなぜ?原因不明なはずはない!犯人は『壁』
部屋は、その家に住む人の生活臭が出る場所でもありますよね。
部屋の臭いの違いを感じるのは、人の家にお邪魔した時が一番多いのではないでしょうか。
他人の家の、自分の家とは違う臭いを感じると、「うちの臭いは他人にどう思われているんだろう」など、ふと気になったりもします。
部屋の臭いが気になる時、手軽に出来る対策が「消臭スプレー」ですよね。
でも、部屋の臭いの元が分からないまま、空間に向かって消臭スプレーをしても、消臭の効果は一時的な物なので、効果が消えてしまえばまた臭いが出てきてしまいます。
部屋が臭いと感じるのは、壁の臭いが原因なことも
何度、消臭スプレーしても消えない臭いの原因、それは「部屋の壁」という可能性もあります。
壁紙の素材は、ビニールや、織物、紙など色々ありますが、一般的に広く使われている壁紙はビニールクロスです。
ビニールクロスは、ポリ塩化ビニール樹脂をシート状にした物に、紙を裏打ちして作られています。
表面に様々な加工が施されていて、デザイン性も高く、機能性のある物を選ぶことが出来るというメリットもあります。
ただ、表面は紙なので、臭いが付きやすいという特徴もあります。
臭いの元となるのは、喫煙によってヤニが付いたことが原因というケースが多いですが、他にもカビが出来たことが原因だったり、ペットの臭いが原因ということもあります。
大切なことは、臭いの元を探し出し、その臭いによって効果的な消臭対策を行うことです。
喫煙によるヤニが原因だとしたら、ヤニ汚れを洗剤を使ってきれいに落としましょう。
長期間に渡って壁に染み込んでしまった汚れは、取り除くことが困難ですが、軽い汚れであれば、汚れを落とすことできれいに取れることもあります。
部屋が臭い!原因は布団カバーやシーツ
知らないうちに自分に付いている生活臭の原因は寝具かも
人は、寝る時に大量の汗をかきます。
成人では、一晩寝るだけでコップ1杯分(約100cc)の寝汗をかくと言われています。
それだけの水分が蒸発し、布団やシーツに吸収されるため、特に寝起きの寝具には、湿気がたっぷりと含まれています。
その状態で、慌ただしく朝の準備を済ませ、仕事に行き、夜帰ってくるという生活では、布団の中の水分が乾く間がないため、臭いやカビがこもってしまいます。
ベッドを使っていて、常に布団を敷きっぱなしにしているという人は、特に、布団からの臭いが部屋にこもちがちです。
部屋に布団から出る臭いをこもらせないためには、まめに布団を干すことが必要です。
特に、寝る時に出る汗はシーツが受け止める役割をしてくれますので、直接肌が触れるシーツは定期的に洗濯して、清潔に保つことが大切です。
できれば、週に1回程度の頻度でシーツや枕カバー、布団カバーを洗濯するのが理想です。
部屋が臭い。臭いの場所が原因不明で布の対策をしたのならあとはキッチン
部屋の臭いの元が特定出来ないということもありますよね。
布製品からの臭いが原因ではないとしたら、その臭いの犯人は「キッチン」に潜んでいる場合が多いです。
キッチンから出る生ゴミの処理を正しい方法で行う
特に、キッチンから出る生ゴミは、そのまま放おっておくと強烈な悪臭になってしまいます。
生ゴミは、水気が含まれていると、臭いの元が発生するため、ゴミ箱に捨てる時には、出来るだけ水気をしっかり切ることが大切です。
さらに、新聞紙を活用することで、生ゴミの水分をしっかり吸水してくれます。
重曹には、消臭効果もあるため、生ゴミに振りかけてから密封することで臭いが少なくなります。
淹れ終わったコーヒーの粉や、出し殻の茶葉なども臭い消しの効果がありますので、生ゴミに使ったり、冷蔵庫などの臭いが出やすいところに使うことも効果があります。
キッチンで使う油の臭いが原因ということも
油は、酸化すると独特の臭気が発生します。
そのため、換気扇に付いた油汚れや、ガスコンロの油汚れ、焦げ付きが臭いの原因ということもあります。
換気扇フィルターをこまめに交換したり、ガスコンロの掃除をして、臭いのないきれいなキッチンにしましょう。
部屋が臭いのは一日一回窓を開けないから
調理の時には換気は欠かせませんが、調理が終わったら換気を切ることが習慣になっている人もいます。
部屋の換気をしないということは、当然、部屋の中の空気は循環しませんので、臭いがある場合もそのまま部屋の中を漂うだけということになります。
一日一回は換気をして、空気を入れ替える
部屋の換気は、調理時の臭いを外に出すというだけではありません。
部屋の汚れた空気を外に出し、外の新鮮な空気を部屋に入れるという大切な役割があります。
また、部屋の湿気を追い出す除湿の役割や、室温を快適に保つ役割もあります。
特に、現代の建物は昔とは違い、気密性がとても高いという特徴があるため、自発的に換気をしたり、換気扇を効果的に使うことが大切です。