部屋にカビが発生する原因を理解して、正しい予防をしましょう

部屋にカビが発生する原因を理解して、正しい予防をしましょう

いつの間にか部屋の中に発生したカビ。しかし、詳しい原因まではよくわからない人の方が多いのではないでしょうか。

カビには発生しやすい条件があります。部屋がその条件に当てはまっていると、カビは繁殖していきます。

今回は部屋にカビが発生する原因や条件について説明します。
また、すでに部屋にカビが生えてしまっている人のために、カビを取る方法についてもご紹介します。

カビ発生は温度と湿度に大きく関係しています。
カビを繁殖させないためにも、部屋の温度と湿度に注意しましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

実家の片付けで出てきた不用品の処分方法と注意点について解説

なかなか家の中にあるものを捨てられない親に代わって、不用品などの片付けを手伝うこともありますよね...

ダニ駆除シートの効果とメリット・デメリットについて徹底解説

ダニ対策方法の一つとしてダニ駆除シートの使用を考える人も多いのではないでしょうか。 しかし、気...

実家はゴミ屋敷!リフォームする前に処分すべきゴミたちについて

実家がゴミ屋敷。 この現実って、長い年月をかけて積み重ねてきたものなのでもう、どうすることもできな...

部屋のカビ臭い臭いは重曹の消臭剤で除去!臭いの原因と予防方法

部屋の中にカビ臭い臭いが充満していたら、毎日嫌な気分で生活をしなくてはなりません。お部屋に消臭剤を置...

和室掃除の基本。毎日簡単に掃き掃除とホコリ取りをしましょう

和室の掃除、考えるだけで億劫になってもう、締め切ったままもう何ヶ月も掃除してないかも。 和室は、畳...

【洋服の収納術】クローゼットを上手に活用するコツを教えます

クローゼットはあるのに、ただ洋服をかけているだけだともっと上手に収納したいと思うこともあるでしょう。...

カーペットのクリーニング方法。セルフでキレイを保つには

カーペットのクリーニング方法について。 カーペットを自分でクリーニングするにはどうしたらよいの...

掃除や片付けに困り業者に依頼したい場合のポイントと注意点

部屋の掃除や片付けが苦手で、一人で手に負えない状態にまでなった場合は、業者に依頼してお任せしてしまう...

掃除が苦手な人必見!基本的な部屋の掃除方法とコツをご紹介

部屋の掃除をしようと思っていても掃除が苦手で、いつの間にか部屋が汚くなってしまったという人も多いと言...

【子供部屋の掃除方法】子供に掃除させるコツを教えます

いつもおもちゃでいっぱいの子供部屋。「片付けなさい。」と言ってもなかなか子供が自分から掃除してくれな...

部屋を綺麗に保つコツ。最低限以下までモノを減らす意識を持つ

部屋を綺麗に保つコツ。 部屋を綺麗な状態で使い続けたい。 やろうと思わなくても、片付いた状態がキ...

部屋の生活感を消すために!生活感のないリビングの作り方

ネットで見かけるステキやお部屋やインテリア雑誌で紹介されている部屋は、同じ主婦でも生活感がなく、おし...

掃除を楽しくする方法!面倒な掃除を楽しくして部屋を掃除しよう

掃除をするのが面倒でどうしても重い腰が上がらないという人もいますよね。掃除を楽しくする方法が分か...

テレビの処分方法を徹底解説!持ち込みすれば安くなります

新しいテレビを買うことになった場合、古いテレビは家電リサイクル法の対象となっているため正しく処分しな...

汚家を掃除するときの方法とは?ポイントやコツを紹介します

汚家の掃除をするときにはどんな準備が必要なのでしょうか?そして、掃除を始めるならどこから? ...

スポンサーリンク

部屋にカビが発生する原因は「温度」と「湿度」に関係があります

「カビ」というと、皆さんはどのような物を想像しますか?

カビが出来る条件を知る

食べ物のカビや、浴室の床に出来たカビなど、私たちの身の回りには、条件が揃うことでカビが発生しやすいもの。

カビは、生きている菌なので、カビが好む条件であればカビはどんどん増殖してしまいます。

特に、じめじめと湿度が高い梅雨の時期には、カビが発生しやすいということがありますよね。

カビは、湿度が60%を超える環境を好みます。

成長の仕方は、ちょうど植物が成長する時に根を伸ばすのと同様に、菌糸という根をぐんぐん張り、栄養を摂りながら成長していきます。

気温は、20~30度がカビが好む温度です。

じめじめと蒸し暑い環境が、カビが好む最適な状態なのです。

逆に考えると、湿度が低くカラッとしている場所にはカビは発生しにくいということが言えます。

普段の行動がカビを発生しやすくさせている原因かもしれません

私達が住む日本は、世界的に見ても湿度が高めの国です。

そのため、住環境をしっかり湿気対策しないとカビが発生しやすいということも。

「湿気対策」というと、大がかりな対策を想像してしまいますが、そんなことはありません。

高気密な現代の住宅ならではの工夫も大切

日頃から出来る簡単な対策としては、「部屋の換気」が大きいです。

換気扇は、調理する時や喫煙時にだけ使うという人もいるかもしれませんが、それだけでは部屋に溜まった蒸気は逃げ場を失ってしまいます。

換気をすることで、部屋に停滞している澱んだ空気を外に逃し、外からの新鮮な空気を部屋の中に入れることができます。

特に、高気密な作りの現代の住宅では、意識的に換気をしないと、いつまでも室内に空気が停滞してしまうことになります。

洗濯した物を室内に干す時も同様です。

湿度が低い時には、部屋の加湿にもなり、便利な室内干しですが、湿度が高い時に室内干しをすることで、さらに湿度が高くなり、カビが発生しやすくなるのです。

室内干しする時には、除湿機を上手く活用しながら行うと良いでしょう。

「時期」や「場所」もカビが発生しやすい原因になります

雨が続き、ジメジメと蒸し暑い梅雨時期は気が滅入ってしまいますが、カビにとっては一年の中でも、この梅雨時期が一番活動しやすい季節と言えます。

梅雨時期にはカビが活発化しやすい

現代の家は気密性が高く、冬でも室内が温かいということが多いため、梅雨時期ばかりがカビの発生しやすい時期とも言えなくなってきています。

特に結露している窓や、風呂場などのカビは、梅雨とは関係なく、年中できやすいので、注意が必要です。

大きな家具や家電を置いていたところにはカビができやすい

我が家の場合、引越しの際に冷蔵庫を動かした時、裏側にカビが発生していたことがありました。

冷蔵庫や、大きな食器棚のように、一旦置くと移動するのが難しい物は風通しが悪くなるため、裏側にカビが発生しやすいのです。

特に、冷蔵庫からは熱も出るため、人の手が行き届かず掃除が難しい裏側は、カビからすると、これ以上ない豪邸のような理想的な住処と言えるのかもしれません。

生えてしまった部屋のカビをとるためには

家の中に出来るカビと言えば、お風呂場が一番多い気がしますよね。

実際、お風呂場は常に水気があり室温も高めなので、カビの住処としては多い場所ですが、カビ菌は、空気の中に含まれているため、カビが発生する条件が揃えば、風呂場以外の部屋でもカビが出来ることもあります。

部屋に出来たカビには、「アルコールスプレー」が効果的

部屋の壁に付いてしまったカビは、見た目も気持ちが悪いので、早く取り除いてしまいたいものですよね。

カビの弱点である「アルコール」を使って拭き取ることで、カビ汚れを取り除くことが出来ます。

市販のアルコール除菌スプレーをカビ汚れに吹きかけましょう。

カビは、見えている部分だけではなく、実は見えないところにも菌糸を伸ばしているため、少しでもカビ菌が残っていると、またそこからカビが繁殖してしまうことがあります。
アルコールを吹きかける時は、汚れの部分だけではなく、広めに吹きかけることがおすすめです。

部屋にもう二度とカビを発生させないための正しい予防法

カビは、湿度の低い環境では生息できないため、湿度の低い部屋にすればカビが入り込む余地がありません。

一日に一回は窓を開けて換気するなど、室内の空気を新鮮な空気と入れ替えることが大切です。

カビを発生させないためには、カラッと湿度の低い部屋にすること

部屋の換気を行う時は、空気の流れを作ることも意識し、入り口と出口の2ヶ所の窓を開けるようにしましょう。

窓が1ヶ所しかないという場合には、扇風機を使い、空気の流れを使うこともおすすめです。

梅雨時期の除湿対策には、除湿機や、除湿剤、重曹や炭が部屋の湿度を下げるのに効果的です。

便利な室内干しも、濡れた洗濯物から出る水蒸気が室内にこもることになるので、湿度の高い時期に室内干しをする時には、充分に換気を行うことや、除湿機を併用するなどの対策をしっかり行うようにしましょう。

部屋の掃除のコツカテゴリの最新記事