便器についてしまった頑固な黒ずみの効果的な落とし方を解説

便器についてしまった頑固な黒ずみの効果的な落とし方を解説

便器についてしまった黒ずみ。そのまま放置しておいて落とせなくなってしまったことに悩んでいる人も多いことでしょう。

しかし、黒ずみの落とし方は簡単です。原因を理解してそれに合った洗剤を使用することで落とすことができます。

今回は便器についた頑固な黒ずみの効果的な落とし方について説明します。この方法をぜひ試してみて下さい。

また、黒ずみがとれないからといって、こすりすぎないようにしましょう。掃除する時の注意点についても説明します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

五徳掃除に適した洗剤とは?洗剤を使い分けていつも綺麗に!

キッチン掃除で手を付けたくない箇所のひとつに「五徳」があります。 五徳を掃除する時は、汚れ具合によ...

鏡掃除は洗剤選びが大切!お風呂の鏡を綺麗にする方法とコツ

お風呂掃除の中でも苦戦するのが鏡。家にある洗剤を使ってもなかなか曇りが取れず、スッキリしない!という...

庭の草むしりを業者に依頼する場合の費用や注意点について解説

せっかく庭があっても、雑草はいつの間にか伸びてくるもの。 ちょっと草むしりをしていないと庭が雑草で...

オーブン掃除!頑固な焦げつきを綺麗に落とす方法をご紹介

オーブン掃除で困ってしまうのが、レンジ内の焦げつきです。 特に長年放置してしまった焦げはちょっとや...

重曹掃除で風呂釜を綺麗に!汚れが溜まりやすいパイプの掃除方法

お掃除アイテムとして有名な重曹は、風呂釜掃除にも最適! 追い焚きの時に、変な臭いや黒汚れがあり...

鏡の掃除には重曹!その効果と掃除方法について説明します

毎日の掃除に重曹を使っている人もたくさんいますが、実は鏡の掃除にも重曹が役に立ちます。中でも手垢など...

庭の草むしりを簡単にしたい!草むしりのコツややり方を解説

庭に生えた雑草の草むしりを簡単に済ませる方法はないか、頭を悩ませている人もいますよね。 特に忙しく...

レンジの掃除はセスキにおまかせ!セスキでの掃除方法とメリット

電子レンジの中の汚れを綺麗に掃除したい時は、セスキ炭酸ソーダを使った掃除がおすすめです。 電子...

一人暮らしの掃除機の頻度は?頻度が少なくてもOKな普段の掃除

一人暮らしで仕事が忙しいと、お家には帰って寝るだけ!掃除機をかける暇がない!そんな方もいらっしゃいま...

クローゼットの収納術!すぐ試したいアレコレ100均アイテム!

クローゼットの収納術! あの、100均アイテムを使えば、クローゼットの中がスッキリしますよ! ...

風呂のシロッコファン換気扇の掃除方法や注意点・掃除頻度を解説

風呂のシロッコファン換気扇を掃除したいと思っても、手順がわからないと掃除をすることができません。 ...

バルコニー掃除に最適な洗剤とは?洗剤の選び方と掃除の手順

見て見ぬふりをしてきたバルコニーの掃除。 鳥のフンなどの汚れは洗剤を使って綺麗にするしかないとわか...

男の収納術。ワードローブに合ったアイテムでスッキリ収納

男性のワードローブと女性のワードローブは違います。 ですから、ハンガー一つとっても、男性が使用する...

トイレ詰まりを今すぐ溶かす方法を解説!まずは水とお湯を使おう

トイレの詰まりはトイレトラブルの中でも一番多いものですが、実際に起こってしまうとどうやって対処すれば...

階段の基本的な掃除の仕方とコツを覚えてピカピカにしましょう

毎日上り下りする階段ですが、毎日掃除するという人は少ないのではないでしょうか。 しかし、階段は...

スポンサーリンク

便器についた黒ずみの原因とその落とし方について

ふと目に入る便器の黒ずみ、見つけたときには本当に気分が沈みます。
しかも掃除のしにくいふち裏に付きやすいので、掃除するのも大変なんですよね。

便器内は常に湿度の高い状況なので、カビが発生しやすい場所でもあります。
そのためカビや雑菌が繁殖しやすく、このように黒ずみが出来てしまいます。

つまり、黒ずみはカビや雑菌が繁殖している証拠です。

そのままにしておくと頑固な汚れになって落ちにくいので、少しでも早い段階で掃除するようにしましょう。

便器の黒ずみは酸性の洗剤を使って掃除をしましょう

黒ずみには酸性の洗剤が効果的です。
酸性洗剤を黒ずみ部分に塗布して成分を浸透させます。

しかし、ふち裏のような場所ではすぐに洗剤が流れ落ちてしまい、成分が浸透するまで留まってくれません。

そんなときは、洗剤の上からトイレットペーパーを被せて、さらにもう一度洗剤を塗布します。
洗剤だけでは液垂れしてしまう場所でも、トイレットペーパーを被せることで液垂れを少なくしてくれます。

そのまま時間をおいてから、トイレブラシでこすり汚れを落としていきます。

黒ずみがカビならアルカリ性の洗剤を使って掃除をしましょう

黒ずみの正体がカビの場合、アルカリ性の洗剤を使って掃除をしましょう。
カビを落とすとともに、今後のカビの発生も防いでくれる効果があります。

掃除の方法は酸性の洗剤と変わらないので、場所によってはトイレットペーパーを被せるようにして下さい。

便器の黒ずみの落とし方でやってはいけないこと

トイレブラシでゴシゴシこすると汚れが落ちそうな気がしますが、これは便器を掃除するときにやってはいけない掃除方法です。

知らないうちに、ついゴシゴシ洗いをしていたという人もいるのではないでしょうか。

便器を傷付けてしまい、その傷からどんどん雑菌が発生してしまいます。
しかも傷に菌やカビが入り込むようになるので、今までよりもさらに深く頑固な黒ずみ汚れになってしまいます。

つまりゴシゴシ力を入れた掃除だと、反対に雑菌を繁殖しやすくしてしまいます。

この理由を知ると、すぐにゴシゴシ洗いをやめようという気持ちになりますね。

固いブラシを使うことも便器を傷付ける可能性があるので、同じくおすすめ出来ません。

頑固な黒ずみの掃除方法は、次に紹介していくので参考にして下さい。

頑固な黒ずみの効果的な落とし方をご紹介します

便器の黒ずみ汚れは、基本的に洗剤を使った化学の力で落とす方法が効果的です。
汚れの性質に合わせた洗剤を使うことで、よりダイレクトに汚れに効いていきます。

先ほども紹介したように、液垂れしてしまう湾曲した部分には、トイレットペーパーを被せるなどの工夫をして洗剤を浸透させます。

それでも汚れが落ちない場合は、洗剤の他に掃除グッズを使っていきましょう。

便器の黒ずみ掃除に便利なグッズ

サンドペーパー

サンドペーパーは頻繁に使用すると、便器に傷が付く可能性が高くなるので注意が必要ですが、どうしても落ちない頑固な汚れに対して不定期に使用するのであれば、おすすめ出来るグッズです。

普通の紙やすりでは水に濡れて破れてしまうので、耐水性のあるサンドペーパーを使います。
目のより細かいタイプを選ぶと、傷を防ぐことが出来ます。

黒ずみの気になる部分に洗剤を塗布して、サンドペーパーで優しくこすります。
汚れが落ちてきたら洗剤の成分を落とし、最後に水分を拭き取りながら傷が付いていないかも確認しておきましょう。

便器の素材がプラスチック製だと、目の細かいサンドペーパーでも傷が付く可能性が高いのでおすすめ出来ません。

便器の素材を確認してから使用して下さい。

メラミンスポンジ

サンドペーパーが使用出来ない素材であれば、メラミンスポンジを使った掃除がおすすめです。

傷を付けずに汚れを落としてくれることが期待出来るので、まずはメラミンスポンジで掃除を試してみるといいかもしれません。

水に濡らして汚れをこすり、掃除が終わったらそのまま捨てるだけなので衛生的にも安心です。

どうしても黒ずみが落とせない場合は業者へ依頼しましょう

何をどうやっても落ちない黒ずみや、時間をかけて掃除をする時間がなかなか確保出来ないという場合は、業者へ依頼するという方法もあります。
掃除の方法は必ずしも自力で、というわけでもありません。

掃除の業者へ依頼すると、家庭では馴染みのない洗剤やグッズなど専門的な道具と知識で汚れを落としてくれます。

また、黒ずみだけではなく自分では手の届かない部分や、普段のトイレの使用では目に見えないような部分の掃除もしてもらえます。

一見黒ずみや汚れがないように見える場所も、実は汚れが蓄積しているものです。

普段から掃除をしている家庭でも、業者に掃除をしてもらうと輝きが変わったなんてこともよくあります。

やはり家庭での掃除には限度があるので、気になるときには業者への依頼を検討してもいいでしょう。

便器に二度と黒ずみがつかないようにするために

最後に、黒ずみの予防や再発を防ぐ方法を紹介していきます。
せっかく掃除をした便器に、再び黒ずみが付くなんて嫌ですよね。

黒ずみが付く原因は、便器内の汚れだけだと思っていませんか。
実は、トイレのタンクの汚れも大きく関係しています。

タンク内は通気性が悪く、いつもジメジメ湿度の高い状態になっています。
湿度が高いということは、カビや雑菌が繁殖しやすい環境ということです。
トイレを使用して水を流すたびに、このカビや菌の繁殖した水が便器内に流れ込み、便器そのものに根を張っていきます。

なので便器だけではなく、タンクの中も定期的に掃除をすることが大切です。
頻度としては一ヶ月に一度くらい、方法もとても簡単なのでぜひ実践して下さい。

その掃除の方法は、タンクの中に150~200gの重曹の粉末を入れて半日放置するだけです。
あとはいつも通りに水を流せば終了です。

たったこれだけでタンク内の菌を除去出来て、便器の黒ずみの予防にもなり効果的です。

また、水を流すときに一緒に洗浄成分も便器に流れるような洗浄剤や、便器に直接スタンプをして除菌する洗浄剤なども市販されています。

このような商品は、トイレを使用するたびに便器の表面をコーティングして汚れの付きにくい状態を作ってくれるので、掃除と併用して使用してみることもおすすめです。

定期的に掃除をすること、掃除の効果を持続させるためのものを上手に活用して、ピカピカな便器を保ちましょう。

日常の掃除のコツカテゴリの最新記事