照明の掃除。簡単に掃除する方法から念入りに掃除する方法まで

照明の掃除。簡単に掃除する方法から念入りに掃除する方法まで

照明器具や電球、蛍光灯などを掃除する方法をご紹介します。

照明器具は、高いところにありますから、作業をする時に注意が必要です。
また、通電していますので、ブレーカーを落としてから、作業するようにしてください。
ふわふわワイパーなどでホコリ取りをするだけだとしても、電球に熱がこもっていないことを確かめてから掃除するようにしましょう。

照明器具を掃除すると、明るさが20%から30%もUPするそうです。

照明カバーのホコリを取るササッと掃除から、照明器具本体を外してしっかりと掃除する方法までを丁寧にご紹介いたしますので、是非参考にしてくださいね。

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照明器具の掃除。どんなふうに汚れるのか

照明器具の掃除を始める前に、照明器具についている汚れはどんなものなのかをご紹介します。汚れの原因によって適した掃除方法が分かりやすくなりますので、掃除は汚れの原因を知ることが大切です。

照明器具についている主な汚れはこれら4種類です。

  • 油分
  • ヤニ

照明器具は天井付近にありますので、床などに比べると埃は少ないですが、天井付近にある割に意外と埃が溜まりやすくなります。下から見上げても埃がついているかどうかはわかりにくいですが、外してみると埃の量に驚くかもしれません。

油分は空気中を舞って照明器具にもついています。キッチンやダイニングの照明器具は特に油汚れがひどい場所です。ほとんど掃除していない照明器具の場合は、触ると油分でベタベタギトギトしている場合もあります。

家の中であまり虫を見かけない家庭でも、虫が照明の明かりに寄せられて、照明器具のカバーの中に入り込んでいる場合があります。照明器具は高い場所にあるので、虫が苦手な人はカバーを外したり掃除を旦那さんに頼んでも良いでしょう。

家族に喫煙者がいる場合や来客が喫煙者の場合は、ヤニ汚れもついています。ヤニ汚れは油汚れと同じで放置すると落とすのが大変になるので、定期的に掃除したい汚れです。

照明器具のシェード類を掃除する方法

カバーやシェードを掃除する場合、取り外した方が掃除が楽な場合は取り外しましょう。取り外すのが難しい場合や取り外した方が掃除がしにくいデザインの場合は、そのまま掃除します。

  1. 最初にシェードについた埃を取ります。ハンディモップなど静電気で埃を吸着するタイプなら高い場所にあるシェードの埃をとっても埃が舞うことがないのでお勧めです。
  2. 埃が取れたら、雑巾に住宅用クリーナーを吹きかけて、シェードを拭きます。ガラス製の場合は住宅用クリーナーではなく、ガラス用クリーナーを使います。布製や紙製の水拭きが出来ないタイプの場合は、取り切れなかった埃を乾拭きをするか、柔らかいブラシで取ります。布製で汚れが気になる場合は、固く絞った布巾で優しく拭いてみましょう。
  3. 油汚れがひどくて、水洗いできる材質の場合は、お湯で濡らして堅く絞った雑巾と住宅用クリーナーで掃除します。シェード部分だけ取り外せる場合は、丸洗いしても良いでしょう。

濡らしても大丈夫な素材の場合は、仕上げに柔軟剤を数滴たらした水に濡らした雑巾を固く絞って拭くと、柔軟剤の静電気防止効果で埃が付きにくくなります。

照明の電球や蛍光灯を掃除する方法

照明器具を掃除するときは、カバーやシェード部分だけを掃除する人が多いですが、せっかく掃除をするなら電球や蛍光灯まで掃除をしましょう。カバーの掃除をするだけでも大分綺麗になりますが、電球や蛍光灯にも埃は付いています。掃除をするときは必ず照明のスイッチは切って行ってください。また、電気を消してすぐは熱をおぼている場合があるのでやけどに注意してましょう。

電球や蛍光灯の掃除をするときは、照明器具から取り外しましょう。照明器具につけたまま掃除をしたくなりますが、付けたままだと埃や汚れを取り逃がしてしまうかもしれません。せっかく掃除をするなら隅々までちゃんと掃除したいですよね。

電球や蛍光灯についた埃は柔らかい乾いた布でふき取ります。雑巾や古布でも構いませんが、埃を吸着して繊維が出にくいマイクロファイバータオルなどがお勧めです。

電球や蛍光灯にも油汚れやヤニ汚れが付いている場合があります。乾いた布で拭いても取れない汚れがある場合は、固く絞った雑巾で拭きましょう。その後乾拭きをして、照明器具に戻すのは水分を良く乾かしてからにしてください。

ちなみに、蛍光灯や電球に拭いても取れない汚れのような黒ずみがある場合がありますが、これは汚れではなく劣化によるものです。この状態になると電球の寿命も近いので、ついでに新しい物と交換しても良いでしょう。

天井についている照明の本体部分も外して掃除をする方法

リビングなどの照明に多い天井にくっついているような形の照明器具の事をシーリングライトと言いますが、このタイプを掃除するときは、カバーだけ外してカバーを掃除する方法と、シーリングライト本体まで外して掃除する方法があります。

シーリングライトの多くは天井にくっついているような状態なので、踏み台や脚立が必要になります。本体を外す場合も、外さずに掃除をする場合も、台の上に乗ってすることになり、足場が狭くて危ないので注意しながら行ってください。家族と協力して作業するのがお勧めです。

また、真上を向いて作業をするため、上から埃がふってくる場合があります。マスクや眼鏡で顔をガードするのがお勧めです。

天井にくっついたような形のシーリングライトを掃除するときは、まずはカバーを外します。外し方はカバーのどこかに小さく書いているか、説明書に書かれていますので確認してください。左右どちらかに回して外すタイプが多いですが、思ったよりも固くて力が必要な場合もあります。

カバーの掃除方法ですが、シーリングライトのデザインによっては、カバーに凹凸が多くて拭き掃除では綺麗にしにくい場合もあります。カバーが丸洗いできる素材の場合は、丸洗いすると楽でしょう。

シーリングライト本体を外す方法はメーカーによって違うので、説明書を確認してください。電源供給のコネクタをつまんで固定を解除したり、カバーのように回して取るタイプなど様々ですが、固定を解除した途端、ガタンと落ちてくる物もあるので、注意しながら行ってください。

照明本来の掃除は、埃程度なら乾拭きで、油汚れやヤニが気になる場合は水拭きをしましょう。水拭きをした場合はしっかり乾燥させてください。ただの水拭きでも汚れが取れない場合は、住居用クリーナーを使います。

元に戻す時は、取り外した手順と逆の方法で取り付けます。

照明を掃除すると、部屋が明るくなります

照明を掃除する前と後では、部屋の明るさが明るくなったように感じる場合があります。数年間照明の掃除をしていない場合は、特にその違いが分かりやすいかもしれません。

あまり汚れなさそうな照明器具ですが、1年間掃除していないだけで少なくとも20%程は明るさが低下するとされています。生活習慣によってはもっと暗くなってしまう場合もあります。せっかく同じ電気代を払っているのに掃除をしないだけで部屋が暗くなっているなんてもったいないですよね。

最後に、照明器具を掃除するときの注意点をご紹介します。
掃除をするときに電気を消すのは基本ですが、水分にも注意してください。手や照明器具が濡れていると感電の恐れがあります。掃除後の照明器具もしっかり乾燥させましょう。照明器具は電気がついていると熱くなっています。例えLED電球を使っていても周りに熱を帯びることがあるので、掃除をするときは電気を消して30分程経ってから行うか、日中に行いましょう。

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