照明の掃除。簡単に掃除する方法から念入りに掃除する方法まで

照明の掃除。簡単に掃除する方法から念入りに掃除する方法まで

照明器具や電球、蛍光灯などを掃除する方法をご紹介します。

照明器具は、高いところにありますから、作業をする時に注意が必要です。
また、通電していますので、ブレーカーを落としてから、作業するようにしてください。
ふわふわワイパーなどでホコリ取りをするだけだとしても、電球に熱がこもっていないことを確かめてから掃除するようにしましょう。

照明器具を掃除すると、明るさが20%から30%もUPするそうです。

照明カバーのホコリを取るササッと掃除から、照明器具本体を外してしっかりと掃除する方法までを丁寧にご紹介いたしますので、是非参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

壁のヤニの落とし方は?効果的な洗剤と掃除方法・ポイントを解説

壁についてしまった厄介なヤニを、綺麗に掃除したいと考えている人もいるのではないでしょうか。 ヤニ汚...

タンス掃除の仕方!掃除の手順と材質に合わせた掃除方法

タンスは定期的に掃除をしないと、ホコリが溜まりカビが生えてしまいます。タンスはいつも綺麗な状態にした...

押入れの掃除。最低年に1度は行いましょう。カビ対策と片付け

押入れの掃除、してますか? 押し入れにモノを収納しっぱなしにしておくと、いつの間にやらカビが発生し...

おもちゃの収納ボックス。蓋付き?蓋なし?片付けやすいのは

おもちゃって、どんどん増えていきますよね。 キチンと、キレイに、しっかり分別して片付けられれば良い...

便器に黒ずみが発生する理由、便器を綺麗に保つための予防方法

毎日トイレを使っているのに、気がつくといつの間にか発生しているのが便器の黒ずみですね。 新しい...

書類の整理術!100均アイテムを賢く使ってスッキリ収納

書類の整理術を知れば、毎日のちょっとしたストレスから開放されます! あれ、どこだっけ? あれ...

下水臭いアパートをなんとかしたい!臭いの原因と対処法

結婚を機に二人で住むアパートを選びに選んだのに、いつもどこからともなく下水の臭いが漂うのはとても不快...

流し台の掃除方法!サビを綺麗に掃除してピカピカのキッチンに

流し台にできてしまったサビ汚れ。綺麗に掃除をして、ピカピカのシンクを取り戻したいと思っている人もいる...

部屋の掃除を代行サービスに依頼する。単身でも家庭でも気軽に

部屋の掃除を代行してもらいたい! 現在、富裕層に限らず一般的な家庭でも家事代行サービスを利用す...

壁紙掃除は重曹を上手く使うことで簡単に汚れを落とせる!

年末の大掃除やアパートやマンションの退去時など、壁紙の掃除をして綺麗にしたいなら、重曹を使ってみては...

庭の草むしりを簡単に行うためのコツと便利な道具を紹介します

庭付きの一軒家に憧れて購入したものの、手入れをしないうちに雑草だらけになってしまった人も多いのではな...

片付けが苦手でも大丈夫!収納のコツについて解説します

一人暮らしで物が少ないはずなのに、部屋を片付けることが苦手だと言う人は意外に多いのではないでしょうか...

雨戸の掃除を簡単にする方法と注意点について徹底解説

ホコリなどによって意外と汚れている雨戸ですが、掃除するとなると面倒に感じる人も多いのではないでしょう...

ワックスを床に簡単に塗る方法は?手軽に塗れるタイプをチェック

床の汚れが目立ち、そろそろワックスを…とは思っていても、簡単な作業ではないし、かといって業者に頼むの...

風呂のシロッコファン換気扇の掃除方法や注意点・掃除頻度を解説

風呂のシロッコファン換気扇を掃除したいと思っても、手順がわからないと掃除をすることができません。 ...

スポンサーリンク

照明器具の掃除。どんなふうに汚れるのか

照明器具の掃除を始める前に、照明器具についている汚れはどんなものなのかをご紹介します。汚れの原因によって適した掃除方法が分かりやすくなりますので、掃除は汚れの原因を知ることが大切です。

照明器具についている主な汚れはこれら4種類です。

  • 油分
  • ヤニ

照明器具は天井付近にありますので、床などに比べると埃は少ないですが、天井付近にある割に意外と埃が溜まりやすくなります。下から見上げても埃がついているかどうかはわかりにくいですが、外してみると埃の量に驚くかもしれません。

油分は空気中を舞って照明器具にもついています。キッチンやダイニングの照明器具は特に油汚れがひどい場所です。ほとんど掃除していない照明器具の場合は、触ると油分でベタベタギトギトしている場合もあります。

家の中であまり虫を見かけない家庭でも、虫が照明の明かりに寄せられて、照明器具のカバーの中に入り込んでいる場合があります。照明器具は高い場所にあるので、虫が苦手な人はカバーを外したり掃除を旦那さんに頼んでも良いでしょう。

家族に喫煙者がいる場合や来客が喫煙者の場合は、ヤニ汚れもついています。ヤニ汚れは油汚れと同じで放置すると落とすのが大変になるので、定期的に掃除したい汚れです。

照明器具のシェード類を掃除する方法

カバーやシェードを掃除する場合、取り外した方が掃除が楽な場合は取り外しましょう。取り外すのが難しい場合や取り外した方が掃除がしにくいデザインの場合は、そのまま掃除します。

  1. 最初にシェードについた埃を取ります。ハンディモップなど静電気で埃を吸着するタイプなら高い場所にあるシェードの埃をとっても埃が舞うことがないのでお勧めです。
  2. 埃が取れたら、雑巾に住宅用クリーナーを吹きかけて、シェードを拭きます。ガラス製の場合は住宅用クリーナーではなく、ガラス用クリーナーを使います。布製や紙製の水拭きが出来ないタイプの場合は、取り切れなかった埃を乾拭きをするか、柔らかいブラシで取ります。布製で汚れが気になる場合は、固く絞った布巾で優しく拭いてみましょう。
  3. 油汚れがひどくて、水洗いできる材質の場合は、お湯で濡らして堅く絞った雑巾と住宅用クリーナーで掃除します。シェード部分だけ取り外せる場合は、丸洗いしても良いでしょう。

濡らしても大丈夫な素材の場合は、仕上げに柔軟剤を数滴たらした水に濡らした雑巾を固く絞って拭くと、柔軟剤の静電気防止効果で埃が付きにくくなります。

照明の電球や蛍光灯を掃除する方法

照明器具を掃除するときは、カバーやシェード部分だけを掃除する人が多いですが、せっかく掃除をするなら電球や蛍光灯まで掃除をしましょう。カバーの掃除をするだけでも大分綺麗になりますが、電球や蛍光灯にも埃は付いています。掃除をするときは必ず照明のスイッチは切って行ってください。また、電気を消してすぐは熱をおぼている場合があるのでやけどに注意してましょう。

電球や蛍光灯の掃除をするときは、照明器具から取り外しましょう。照明器具につけたまま掃除をしたくなりますが、付けたままだと埃や汚れを取り逃がしてしまうかもしれません。せっかく掃除をするなら隅々までちゃんと掃除したいですよね。

電球や蛍光灯についた埃は柔らかい乾いた布でふき取ります。雑巾や古布でも構いませんが、埃を吸着して繊維が出にくいマイクロファイバータオルなどがお勧めです。

電球や蛍光灯にも油汚れやヤニ汚れが付いている場合があります。乾いた布で拭いても取れない汚れがある場合は、固く絞った雑巾で拭きましょう。その後乾拭きをして、照明器具に戻すのは水分を良く乾かしてからにしてください。

ちなみに、蛍光灯や電球に拭いても取れない汚れのような黒ずみがある場合がありますが、これは汚れではなく劣化によるものです。この状態になると電球の寿命も近いので、ついでに新しい物と交換しても良いでしょう。

天井についている照明の本体部分も外して掃除をする方法

リビングなどの照明に多い天井にくっついているような形の照明器具の事をシーリングライトと言いますが、このタイプを掃除するときは、カバーだけ外してカバーを掃除する方法と、シーリングライト本体まで外して掃除する方法があります。

シーリングライトの多くは天井にくっついているような状態なので、踏み台や脚立が必要になります。本体を外す場合も、外さずに掃除をする場合も、台の上に乗ってすることになり、足場が狭くて危ないので注意しながら行ってください。家族と協力して作業するのがお勧めです。

また、真上を向いて作業をするため、上から埃がふってくる場合があります。マスクや眼鏡で顔をガードするのがお勧めです。

天井にくっついたような形のシーリングライトを掃除するときは、まずはカバーを外します。外し方はカバーのどこかに小さく書いているか、説明書に書かれていますので確認してください。左右どちらかに回して外すタイプが多いですが、思ったよりも固くて力が必要な場合もあります。

カバーの掃除方法ですが、シーリングライトのデザインによっては、カバーに凹凸が多くて拭き掃除では綺麗にしにくい場合もあります。カバーが丸洗いできる素材の場合は、丸洗いすると楽でしょう。

シーリングライト本体を外す方法はメーカーによって違うので、説明書を確認してください。電源供給のコネクタをつまんで固定を解除したり、カバーのように回して取るタイプなど様々ですが、固定を解除した途端、ガタンと落ちてくる物もあるので、注意しながら行ってください。

照明本来の掃除は、埃程度なら乾拭きで、油汚れやヤニが気になる場合は水拭きをしましょう。水拭きをした場合はしっかり乾燥させてください。ただの水拭きでも汚れが取れない場合は、住居用クリーナーを使います。

元に戻す時は、取り外した手順と逆の方法で取り付けます。

照明を掃除すると、部屋が明るくなります

照明を掃除する前と後では、部屋の明るさが明るくなったように感じる場合があります。数年間照明の掃除をしていない場合は、特にその違いが分かりやすいかもしれません。

あまり汚れなさそうな照明器具ですが、1年間掃除していないだけで少なくとも20%程は明るさが低下するとされています。生活習慣によってはもっと暗くなってしまう場合もあります。せっかく同じ電気代を払っているのに掃除をしないだけで部屋が暗くなっているなんてもったいないですよね。

最後に、照明器具を掃除するときの注意点をご紹介します。
掃除をするときに電気を消すのは基本ですが、水分にも注意してください。手や照明器具が濡れていると感電の恐れがあります。掃除後の照明器具もしっかり乾燥させましょう。照明器具は電気がついていると熱くなっています。例えLED電球を使っていても周りに熱を帯びることがあるので、掃除をするときは電気を消して30分程経ってから行うか、日中に行いましょう。

日常の掃除のコツカテゴリの最新記事