重曹をかけて掃除機で吸うと故障の原因にもなるため注意が必要!

重曹をかけて掃除機で吸うと故障の原因にもなるため注意が必要!

子供が絨毯に嘔吐してしまうと、嘔吐処理はもちろん、処理した後の臭いも気になります。
臭いの除去方法として、重曹を直接かけて掃除機で吸うといった方法がありますが、掃除機が故障してしまったり、重曹が吸いきれずに絨毯に残ってしまうこともあるため、できれば避けたほうが無難かもしれません。

重曹は正しく使えば、汚れや臭い除去に効果的です。

重曹を使った掃除方法をご紹介しますので、掃除機で吸って故障させてしまう前に試してみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

大掃除のコツ【自分の部屋編】部屋をスッキリ綺麗にする掃除方法

散らかっている自分の部屋、大掃除のときこそ綺麗に片付けたいと思っている人もいますよね。 でも、何か...

【掃除のコツ】フローリング掃除におすすめの掃除方法と洗剤

フローリングの掃除にはワイパーが便利ですが、ドライシートだけではなかなか汚れをとることもできないでし...

下水の臭い。考えられる原因と自分でできる対策

下水の臭いが部屋中に充満! 不快な臭いとともに生活はできません。 そして、臭うということ...

階段の掃除。一段一段モップで掃除する方法が一番

階段の段数だけ角がある階段。 たくさんの四隅にはホコリがしっかりとたまります。 階段をキレイ...

浴槽のカビは掃除のコツと使い方の工夫や予防で快適キレイを保つ

浴槽のカビは簡単に掃除をするだけでは落としきれないことがあります。カビをきれいに落とすためには掃除に...

車内掃除の時はシートの頑固な汚れも落とすことがポイントです

週末くらいしか車に乗ることがない人も多いかもしれませんが、思ったよりもシートは汚れています。そのため...

布団に掃除機を掛けたい!いろいろなノズルでダニ退治

布団に掃除機を掛け、ダニを吸い取りたい! でも、掃除機のヘッドをそのまま布団に押し付けても、ダ...

電子レンジ掃除で厄介な焦げ付きをしっかり綺麗に落とす方法

電子レンジ掃除で厄介なのが、なんといっても「焦げ付き」です。 布巾でこすってもなかなか落ちませんし...

風呂の洗剤を手作りする。ナチュラル洗剤から代用品まで

風呂用の洗剤ってたくさんありますよね? 防カビ・抗菌・皮脂汚れや、水垢スッキリ!皆さんは、どのよう...

シューズクロークの掃除方法と上手な使い方をご紹介

シューズクロークがお家についていると、靴をおくスペースが広いゆえに、沢山の靴を置いたままになってはい...

掃除の決定版!ホコリ取りの裏技を知れば室内がスッキリします

掃除をしているのに、たまりますよねホコリって。 床に落ちているホコリを掃除しているだけでは、ホ...

【タイル掃除のコツ】キッチンタイルについた汚れの落とし方

タイルは掃除しやすい素材だと言われていますが、キッチンのタイルは油や水垢などいろいろな汚れがつく場所...

お風呂の洗剤がなくても代用できるものとその掃除方法

お風呂の掃除をしようと思った時に専用の洗剤を切らしていることに気づくと、掃除することをあきらめてしま...

浴槽のカビをキレイにするには重曹と酸素系漂白剤がおすすめ

浴槽のエプロン、外したことはありますか? 掃除しているのに、次々に発生する浴室の『カビ』 ど...

部屋がカビ臭いと感じた時にできる簡単な掃除方法や対策

外から帰ってきたときなど、家のリビングや自分の部屋に入ると、なんだかカビ臭い?と感じることはありませ...

スポンサーリンク

重曹を絨毯に振りかけて掃除機で吸うと、掃除機が故障してしまう可能性もある

万能洗剤である重曹は、洗浄力や消臭力も高くお掃除に大活躍します。

また、ナチュラル洗剤として環境や身体にも優しく、小さなお子様のいるご家庭でも扱いやすい重曹は、お掃除の際に欠かせないアイテムのひとつだと思います。

ただ、使う場所によっては使い方に注意しなければいけません。

特に、「絨毯」や「カーペット」へ使用する際には、「粉」のままで使用した後に「掃除機をかける」のは厳禁です!

掃除機の種類にもよりますが、粉の状態の重曹を掃除機で吸い込んでしまうと、掃除機のフィルターに重曹が詰まってしまい、故障に繋がる場合があるためです。

お子様がいるご家庭では、絨毯の上でお子様が嘔吐してしまった際の処理方法として、重曹を粉のまま振りかけて嘔吐物の水気を重曹で吸い取った後に、後処理を行う方もいらっしゃると思います。

確かに重曹は消臭効果も高く、悪臭が気になる嘔吐後の処理には効果があります。

しかし、先述したような「絨毯」や「カーペット」など使用する場所によっては、思わぬトラブルを招くことになりますので注意しなければいけません。

掃除機が故障することも!嘔吐物の臭いを除去しようと重曹をかけるのは避けたほうが無難

上記でもご紹介したように、嘔吐物の処理として、重曹を粉のまま振りかけて掃除機で吸い取る掃除方法は掃除機の故障を招く可能性があります。

また、嫌な臭いが特徴の嘔吐物は、重曹を振りかけて掃除機で吸い込むと排気口から悪臭がしてしまう場合もありますので、嘔吐物処理の際には、重曹を使用するのは避けるのが無難です。

嘔吐物の嫌なニオイを完全に取り除きたい場合には、お金はかかりますが、専門業者やクリーニングなどお掃除のプロに頼るのも検討してみてはいかがでしょうか。

毛足の長い絨毯だと、掃除機でいくら吸っても重曹が取り切れないことも

様々なお掃除に重宝する「重曹」ですが、重曹を粉のまま絨毯に使うことは掃除機の故障を招く可能性があることはご理解頂けたと思います。

重曹は研磨剤としても活用できるほど「粒子が細かい」特徴があります。

そのため、掃除機を故障させるだけでなく、毛足の長い絨毯の場合には粒子の細かい重曹は絨毯の毛足に入り込んでしまい、掃除機では吸い取れなくなってしまう場合もあるため、注意しなければいけません。

ただ、重曹は正しく使えば、絨毯に残るニオイや汚れにとても効果があります。

以下にて重曹を使った絨毯の掃除方法をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

掃除機の故障を防ぐ、重曹を使った絨毯の掃除方法

それでは重曹を使った絨毯の掃除方法をご紹介します。

用意するもの

  • コロコロ(100均等で売られています)
  • 重曹
  • ぬるま湯(重曹を溶けやすくする為)
  • 雑巾

重曹で絨毯を掃除する前の下準備

まずは、絨毯についているホコリや髪の毛などのゴミを取り除いておきます。

こうしたホコリや髪の毛などのゴミは、拭き掃除ではキレイに取り除くことが難しいため、事前にしっかりと取り除いておくようにしましょう。

重曹を使った絨毯の掃除手順

  1. 重曹水を作ります。
  2. バケツ等の容器に重曹60gとぬるま湯2リットルを入れます。
    また、ぬるま湯の温度は熱くなりすぎないように注意し、人肌程度の温度のものを使用するようにしましょう。
  3. 次に重曹水の中に雑巾を浸し、固く絞ります。
  4. 絨毯を拭きます。
    雑巾が汚れたら、その都度洗うようにしましょう。
  5. 最後に乾いた雑巾で乾拭きして、しっかりと乾燥させます。

生乾きは、嫌な臭いの原因である雑菌の繁殖に繋がります。
必ずしっかりと乾燥させるようにしましょう。

普段の絨毯掃除は重曹スプレーがおすすめ

一度掃除をして、キレイなった絨毯をキープするためには、定期的なお掃除のほか「日頃のお掃除」も欠かせません。

日頃のお掃除の方法は、「重曹スプレー」を吹きかけるだけの簡単なお掃除です。

一度キレイにした絨毯はたったこれだけのことをするだけでも、絨毯の嫌な臭いの原因となるものを除去することができ、汚れや臭いを予防することができます。

重曹スプレーの作り方は、スプレーボトルに水100mlと重曹小さじ1杯を入れて、よく混ぜたら完成です。

後は、これを寝る前などに絨毯に吹きかけるように心がけましょう。

また、重曹は熱湯で溶かすと強いアルカリ性になる性質を持っており、肌荒れ等のトラブルを招く場合があります。

そのため、スプレーを作る際には必ず「水」または「人肌程度のぬるま湯」で作るようにしなければいけません。

中々掃除する機会が無い絨毯は、日頃のお掃除が清潔な絨毯を保つ鍵となります。

家族が心地よく過ごせるような絨毯にするためにも、これを機に「重曹スプレー」で毎日のお掃除を習慣化してみてはいかがでしょうか。

日常の掃除のコツカテゴリの最新記事