排水の匂い対策!立ち上がってくる嫌な匂いを解消する方法

排水の匂い対策!立ち上がってくる嫌な匂いを解消する方法

排水口からなのか、ふと鼻につく嫌な匂い。
部屋中に漂う匂いがとにかく不快で、今すぐ匂いをなんとかしたい!と悩んでいませんか?

匂いを解消するには、どこから匂いがするのかを特定することが大切です。
匂いの原因を突き止めることができれば、その匂いに対する対策もわかるということです。

排水の匂い対策!立ち上がってくる嫌な匂いを解消する方法についてご紹介します。

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排水の匂いが気になる!対策の前に匂いの場所を特定しよう

家の中には浴室やトイレ、キッチンなど様々な場所に排水が存在しています。
排水の匂いが気になると感じたら、まずはどの場所の排水から匂いがしているのかを特定しましょう。

そのままにしておくと匂いに慣れてしまい、場所を特定することが非常に難しくなりますので、匂いに慣れる前に早く特定するということも、確実に場所を知るにはとても大切になってきます。

排水の匂い対策、知っておきたい基本の掃除方法

匂いの場所がわかったら、掃除をして匂い対策をしていきます。
基本的に水回りの掃除は同じような手順になってくるので、それを踏まえて見ていきましょう。

そもそも排水の匂いが気になる状態ということは、見えない場所ではありますが汚れが溜まっているというサインです。
汚れにはたくさんの菌が発生しているので、衛生面も良くありませんし匂いの原因にもなってしまいます。

なので掃除で汚れを取り除けば、匂いも気にならなくなることがあります。
汚れや匂いを溜めないために、定期的な掃除は必要です。

重曹やクエン酸を使った掃除方法を紹介します。

酸性の汚れには重曹が、アルカリ性の汚れにはクエン酸がそれぞれ効果を発揮してくれるので、どちらも用意しましょう。

  1. 最初に見える範囲で、手の届く範囲の汚れを使い古した歯ブラシなどで落とします。
    たくさんの菌が考えられるので、素手では掃除をしないで下さい。
  2. ある程度の汚れを取り除いたら、重曹を粉末のまま排水口に100~200g程度振りかけます。
  3. そこに、お湯200mlと小さじ2のクエン酸を溶かしたものをかけていきます。
  4. ポコポコ泡立ってくるので、30分ほど放置して洗浄成分を行き渡らせます。
  5. 十分に時間を置いたら、お湯をかけて重曹とクエン酸の成分を洗い流します。

重曹とクエン酸を使うことでいろいろな原因の汚れを落とし、手の届かない場所も洗浄してくれます。

キッチンから漂う排水の匂い対策

匂いの原因がキッチンだった場合、排水の匂いの中に生ゴミの匂いも合わさり、何とも言えない独特な匂いを感じるでしょう。
想像しただけで気分が悪くなりますね。

そんなキッチンの匂いには、なんとアルミホイルが効果的です。
アルミホイルが金属イオンを発生させ、キッチン特有の匂いやヌメリを解決してくれます。
ちょうどキッチンにあるものなので、わざわざ探さなくてもすぐに使えますね。

  1. まずはアルミホイルを割り箸など、長さのあるものにクルクルと巻き付けて使います。
  2. 排水口をアルミホイルの部分で、擦るようにしていきます。
  3. 汚れが落ちたら、流水で洗い流して完了です。

アルミホイルに少しシワがあるようにして巻きつけると、凹凸が汚れを絡め取ってくれるのでおすすめです。

掃除の効果を持続させ、今後の匂い予防のために、掃除の後はアルミホイルを丸めて排水口の受け皿に置いておきましょう。
置いておくだけで、水を流すたびに金属イオンを発生させてくれるので、先ほどの掃除のような効果を発揮してくれます。

置くだけで予防が出来るので、ぜひ試してみて下さい。

排水トラップを掃除しても匂いが消えない場合の対策

排水トラップとは何か知っていますか。
わからない方のために、まず簡単に説明をしておきます。

排水トラップとは、排水設備の配管の途中に設けられ下水道の悪臭や硫化水素などのガスを遮断し、屋内へ侵入するのを防ぐ器具や装置、または構造。
衛生害虫やネズミなどを屋内に進入させない字義通りのトラップの働きもする。
(Wikipediaより引用)

この排水トラップ内にある水は、いつも交換された状態になっているので、汚水になっているという心配はあまりありません。
それでも時間と共に汚れていくことは避けられないので、菌の繁殖などの原因も重なり匂いを引き起こすことがあります。

掃除をして匂いが消えれば良いですが、掃除をしても匂いが残っている場合、下水の匂いが直接室内に入り込んでいる可能性があります。

キッチンのシンク下の匂いがきつい場合は、直接室内に入り込んでいると考えて間違いありません。

排水のホースが破損している場合は、ホースの交換または補修テープで対処することが出来ます。

ホースの接続部分に隙間があり、そこから匂いが漏れている場合は、隙間をパテやアタッチメントで埋める必要があります。

どれもホームセンターで販売されているものなので、匂いが悪化しないうちに対策する必要があります。

排水が少しでも匂うなら、すぐに対策を練ることが必要

排水の匂いは非常に不快なものですが、そのまま放置しておくと不快では済まない状況になることも、可能性はゼロではありません。

劣化による場合だと配管の破損によって、水が漏れ出してしまっては大変です。
集合住宅の場合は、他の家庭にも迷惑をかけてしまうことが考えられます。

また汚れや匂いが害虫を引き寄せる原因になってしまい、家屋そのものに被害を与えるということも過去の事例としてあったようです。

たかが不快な匂いかもしれませんが、対策を後回しにするともっと多大な被害を引き起こすこともあるということを理解して、すぐに対策を練るように動きましょう。

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