キッチンに置くゴミ箱の素材で多いプラスチックですが、難点は臭いを吸着しやすいことです。
生ゴミを入れることも多いキッチンのゴミ箱は、汚れを放置しているとゴミ箱全体が臭ってしまうようになります。
では、ゴミ箱に吸着してしまった臭いを取るにはどうすればいいのでしょうか。
プラスチックのゴミ箱の臭いを取る方法、臭いを吸着させないコツなどご紹介します。
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プラスチックのゴミ箱は臭いを吸着しやすいので注意が必要
ゴミ箱の素材は、プラスチック製とステンレス製のものをよく店頭で見かけます。安価で種類も豊富なので、プラスチックのゴミ箱を使用している方は多いのではないでしょうか。プラスチックは軽くて持ち運びにも便利で、容量が大きくても軽いので扱いやすいですね。しかし、使用しているうちに臭いが気になるようになった方も多いと思います。特に台所で使用しているゴミ箱や、子供のオムツを入れるゴミ箱の場合は。
プラスチックのゴミ箱は軽くて便利なのですが、臭いを吸着しやすい。
臭いを吸着しづらいという点で選ぶと、ステンレスが優れています。しかし、ステンレスはプラスチックのゴミ箱よりも高価になりますし、重たいのが難点です。ある程度容量の大きいゴミ箱となると、重さも価格も大きくなってしまいます。
また、ステンレスのゴミ箱は蓋の部分にゴムのパッキンが付いたタイプのものが多く、密閉性がよくなっています。臭い漏れにはよいのですが、中の機密性が高くなるので、水分のあるゴミを入れた場合は、カビが発生しやすくなります。
プラスチックの臭い対策さえなんとかできれば、プラスチックのゴミ箱を快適に使うことができますね。
プラスチックのゴミ箱の臭いが取れない時はキッチン用漂白剤が効果的
まず、プラスチックのゴミ箱の臭い対策のひとつをご紹介します。
キッチン用漂白剤を使ってプラスチックゴミ箱の臭いを拭き取方法
【手順】
- キッチン用漂白剤を、使用方法の欄を確認して規定量に水で薄めます。
- 1の液に雑巾を浸して絞り、ゴミ箱の中を拭きます。臭いは、ゴミ箱の底はもちろん蓋の裏側にもしみこんでいるので、底や側面、蓋の裏側までしっかりと拭き取りましょう。
作業中はキッチン用漂白剤の成分が充満して吸い込むと身体に良くないので、窓を開けたり換気扇を回すなど、換気を行いながら作業しましょう。
重曹もプラスチックのゴミ箱の臭い取りにおすすめ
重曹を使ってプラスチックのゴミ箱の臭いを取る方法
重曹は人やペットに無害なので、小さいお子様やペットがいる場合などにも安心です。
【手順】
- ゴミ箱の蓋が外せる場合は、蓋を外しておきます。
- ゴミ箱の中に重曹を少し多めに入れて、プラスチックが変質しない程度のお湯を入れます。重曹を溶かします。重曹を溶かすために混ぜる適当な物が無い場合は、お湯をゴミ箱の容量の5分の1程度入れた時点で、ゴミ箱の上部を持って底部を回すような感じで振ると、溶かすことができます。
- 外しておいた蓋を、重曹のお湯が入った本体の中に沈めます。この状態で、一時間程度おきます。
- ゴミ箱の中のお湯を捨てて、ゴミ箱を水洗いします。
- 洗った後、日光に当ててかわかすと、日光消毒もできてより効果的です。
日ごろのお手入れには、重曹を水に溶かした液を作って、スプレーできるボトルに入れておくと便利ですよ。ゴミを捨てる時に、ゴミ袋を出したゴミ箱の中に重曹を水に溶かした液をスプレーして、古布やキッチンペーパーなどで拭いて捨てます。古布を小さめに切ってストックしておくのも良いですね。
プラスチックのゴミ箱の嫌な臭い、できるだけ臭いを吸着させないためには
ゴミ箱を掃除しても、またすぐに臭いがついてしまっては、掃除を頻繁にしなければなりません。
できるだけプラスチックのゴミ箱に臭いを吸着させない使用方法
生ゴミを密閉して捨てる。
三角コーナーを使用しないで、小さめのサミット袋やポリ袋に生ゴミを入れ、口を縛ってゴミ箱へ捨てる。コンビになどで使用する小さめのサミット袋やスーパーで魚や豆腐を入れるポリ袋を使用するとわざわざポリ袋を購入しなくても済みます。この方法で、かなり臭いの吸着を防ぐことができます。
ゴミ箱の底に新聞紙を敷く。
ゴミ箱の底に新聞を敷くと、新聞が湿気を吸い取って臭いが発生しづらくなります。更に、新聞紙自体が臭いを吸着してくれます。
ゴミをためないでこまめに捨てる。
ゴミの日が決まっているので、あまりたまっていない場合でも、ゴミの日には捨てるようにしましょう。
ゴミ袋に穴が開かないように気をつける。
ゴミ袋に穴が開くと汁がもれたりするので、割り箸などのとがったものはふたつに折ってから新聞紙などでつつんだり、ゴミの真ん中の方に入れるようにしましょう。
臭いがつきやすいキッチンのゴミ箱は、フタ付きで洗いやすい物を選ぶと失敗しない
キッチンで使うのに適したゴミ箱の条件をあげてみましょう。
蓋のあるゴミ箱を選ぶ
蓋のないゴミ箱はゴミを捨てやすいですが、キッチンで使用するゴミ箱は臭いの発生を防ぐために、蓋つきのものを選びましょう。
丸い形のゴミ箱を選ぶ
角のあるゴミ箱は、角の部分にカビや汚れが付きやすく、なかなか拭き取りづらいものです。角がなく丸い形だと洗いやすく、お手入れが簡単にできます。
大きめのゴミ箱を選ぶ
ゴミをめいっぱい詰め込むと蓋にまで汚れが付いて、臭い発生やカビもつきやすくなります。少し大きめのゴミ箱だと蓋に汚れがつきません。