絨毯に掃除機をかけても汚れが取れない時、どうすればいいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
そういう場合は洗剤を使って掃除しましょう。洗剤を使って掃除することによって、絨毯を長持ちさせることもできます。
今回は洗剤を使った絨毯の掃除方法について詳しく説明します。どんな洗剤を使えばよいのかを理解して、絨毯をきれいに掃除しましょう。
また、ペットを飼っている人や絨毯のニオイが気になる人におすすめの掃除方法についても説明します。
毎日敷いている絨毯だからこそ、よりきれいにしましょう。
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汚れが目立つ絨毯の掃除に使える洗剤とは
小さな子供がいて、ペットも飼っているお宅だとどうしても絨毯はすぐに汚れてしまい、臭いなどもついてしまいます。
何度も買い替えたり、掃除しても汚れや臭いがとれきれなかったり苦労も多いことでしょう。
そんなお悩みにとっておきの解決策があります。
今までの絨毯の掃除はどう行われてきましたか。
多くの主婦はまず掃除機をかけ臭いや汚れ部分に洗剤をつけた濡れ雑巾などでシミを擦り落としたりしているのではないでしょうか。
それでは絨毯の掃除は不十分です。
絨毯の掃除にとっておきの洗剤は「重曹」です。
小さい子供やペットがいるお宅ではあまり強い成分が含まれている市販の専用洗剤に抵抗ある人が多いです。
重曹はそんな方のための洗剤と言っても過言ではありません。
なぜなら重曹は炭化水素ナトリウムというものからでき、元々は炭化水素ナトリウムの規定の濃度を用い食品に使用できるように作られました。
しかし、重曹は掃除の洗剤に役立つ性質も含まれているため今や主婦たちの間ではナチュラルなエコ洗剤として知れ渡るようになったのです。
汚れの状態によって濃度を自分で調節でき粒子状、液体、ペースト状、クレンザーとしても用いられますのでとても便利な洗剤です。
消臭や除菌の効果がある重曹の性質を用いて絨毯の掃除に活かしてみましょう。
洗剤を使った絨毯の拭き掃除の方法とコツについて
絨毯の拭き掃除をする時はまず掃除機をかけます。
掃除機と拭き掃除のコツを紹介します。
掃除機
まず絨毯全体のゴミやホコリ、髪の毛、ペットの毛を掃除機で吸い取ります。
掃除機をかける時は前へ前へではなく絨毯が掃除機のヘッドに吸い付いてくるような感覚を意識しゆっくりとかけていきます。
掃除機をかける時は手を縦に押したり引いたりしますが、横方向にも十字方向に掃除機をかけていくとより奥のゴミまで吸い取りやすくなります。
また絨毯の毛並みに逆らってかけると尚効果的です。
拭き掃除を少しでも楽にするためには大きなゴミはなるべく掃除機で吸い取ってしまいたいですね。
拭き掃除
洗濯ができない絨毯ですとどうにかしてでも臭いや汚れをとりたいものですね。
いよいよそれらに効果的な重曹の出番です。
- 重曹水を作りスプレーボトルに入れます。
- 重曹水を汚れやひどい部分や掃除したい場所い吹きかけます。
- 5分程度時間を置いてそのまま掃除機で吸っても良いですし、ゴム手袋を履いてクルクル円を描くように擦るとよりゴミが取れやすくなります。
※重曹はゴミや髪の毛を吸い取る働きをしますのでこれだけでも細かな部分のゴミやペットの毛を取ることができます。
汚れがより酷い時は重曹の粉末をそのまま絨毯にまき掃除機で吸い取りましょう。
あまりとれない時は外ではらっても良いですね。
重曹は消臭効果もあるので絨毯についたペットの臭いが改善されます。
ペットや子供の嘔吐物の後処理にも使えますよ。
エコ洗剤ですので拭き取りなどしなくてよいところも重曹のメリットですね。
絨毯の汚れによって使用する洗剤も違います
重曹は消臭や除菌効果、ゴミなどを吸い取ってくれる働きをし子供やペットにとって影響の少ないナチュラル洗剤なので絨毯の掃除にとっておきなものなのですが重曹では取れない汚れがあります。
コーヒーやワインなどの色がついたもの液体やマヨネーズやインクなど油性の汚れは家庭によくある食器用洗剤などの中性洗剤とぬるま湯をあわせたもので叩いてシミを出していきます。
擦りるけると汚れの範囲を広がせてしまい余計に掃除が大変になりまうすので汚れの部分を外側から内側へと叩き落としていく感じです。
この方法でシミや汚れが落ちない場合は重曹を振りかけてみます
重曹のパワーでシミを浮かせ消臭していきます。
掃除した後は必ずしっかり乾燥させてくださいね。
湿ったままだとカビ発生の原因になりカビ臭を放ってしまいますし子供やペットにとっても良い環境ではありませんので注意してください。
絨毯に付いたペットの毛を取るおすすめの掃除方法とは
ペットを飼っていると毛のお手入れを小まめにしてたとしても毛は抜け落ちます。
必死に掃除機をかけても取り切れなきれなかったりコロコロをかけ掃除しきらないまま1ロールあっという間になくなってしまうなどペットの毛に悩む人は多いのではないでしょうか。
絨毯ですと特に犬の柔らかく細い毛が絨毯の毛に巻き付きなかなかとれませんよね。
そんなお悩みを解決すべく調べたところ、絨毯のペットの毛を掃除するには「ゴム手袋」が最も良いそうです。
ゴム手袋を履き絨毯をクルクル擦ると毛がきれいに集まります。
道具ではなく自らの手を使うので絨毯全体を掃除しなければいけないということに関しては効率はあまりよくありませんし根気がいる作業になりますが一番効果のあった方法です。
また大変さはあるでしょうが、自らの手で作業できるということで細かな部分や奥、隅々まで念入りに掃除をすることが可能です。
ゴム手袋で掃除する時は重曹を使うとより綺麗に仕上げることができます。
前述で述べてある重曹を使った拭き掃除の仕方を参考にしてくださいね。
絨毯のニオイが気になる場合は、思い切って洗濯しよう
何をしても絨毯の臭いが取れないという場合もあります。
そんな時は思い切って洗濯することを検討してみましょう。
絨毯のタグを見て洗濯可能か確かめてください。
タグがなければネットでメーカーを調べたり購入先に電話で問い合わせてみても良いでしょう。
洗濯が可能な絨毯の洗濯方法
大きさにより折りたたんで洗濯機に入れば洗濯機で洗います。
- ネットを使用する
- 大物洗い機能を選択する
- 脱水は短めに(30秒程度)
- 最も汚れている部分を外側にして折りたたむ
上記のことを気をつけて選択してください。
洗濯機に入らない大きさのものはお風呂場行きになります。
浴槽にお湯を溜め洗剤を入れ絨毯の毛の状況によりブラシを使用したり手で揉み込みすすぎます。
すすいだら必要に応じて再度ぬるま湯を溜め柔軟剤を入れ浸け、再度すすいだら折りたたみ足で踏み水分をとっていき干しましょう。
なるべく早く乾燥させるためには天気の良い日に日中に見計らい絨毯を洗濯をし外で干すと良いですね。
特に子供やペットがいる家庭では絨毯が汚れやすくなります。
絨毯の掃除に定期的に重曹など一手間加えるよう心がけていくと、このような大きな掃除にならなく済みます。
子供やペットにとって少しでも安心できる環境にしてあげたいですね。
次に絨毯を購入する時は洗濯が可能なもの、洗濯機に入る大きさ、掃除に扱いやすい素材を選ぶとこのような悩みも減ります。
絨毯選びも掃除のことを念入りに考え検討することをオススメします。